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頂門の一針 1141号  08・03・31(月)

発行日時: 2008/3/31

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 わたなべりやうじらうのメイル・マガジン「頂門の一針」 1141号
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         平成20(2008)年3月31日(月)

 

                                 首相が投じた石の波紋:古澤 襄

                               村上氏の実刑確定に異論;花岡信昭

                             脱北者が狙う日本人学校:渡部亮次郎

                             いつのまにか迷惑メール:内田一ノ輔

                              警察庁長官銃撃から13年: 産経新聞

                         話 の 福 袋
                         反     響
                         身 辺 雑 記


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第1141号            
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首相が投じた石の波紋
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           古澤 襄

2008.03.30 Sunday - 18:10 comments(0) trackbacks(0) by 古沢襄 

日曜日の政界の話題は、福田首相が27日午後、首相官邸で緊急記者会見
を開いて、焦点の道路特定財源について、21年度からの一般財源化や暫
定税率の検討などの新提案を行ったことで持ちきりとなった。

自民党の伊吹幹事長は「党の正式機関ではかったものではないが・・・」
と当初は戸惑いを隠さなかった。一般財源化の方向性は小泉・安倍首相
も打ちだしているが、自民党内の道路族から反発が強く具体的な日程は
見送ってきている。

それだけに21年度からの一般財源化すると首相が明言したのは驚天動地
のことであった。そもそも福田首相は小泉改革で生じた歪みを是正する
役割を担って誕生している。福田支持に回った古賀選挙対策委員長ら道
路族などが支持勢力を固めてきている。道路族は一様に驚いていた。

さらに戸惑いをみせたのは民主党。何か仕掛けがあると警戒して、一般
財源化には賛成ながら「詐欺だ」と眉にツバをつけて乗る気配がない。

そこで当然、話題となるのは窮地に立たされている福田首相が、思い詰
めて一般財源化を口走ったという”殿、狂乱説”。自らの支持勢力を敵
に回すような一般財源化発言だから普通の精神状態ではないというわけ
である。

もうひとつは、どうせ民主党は何でも反対するから、一般財源化の球を
投げても見送るだろうという”知能犯説”。これで反対すれば、4月末
に衆院の3分の2再議決という荒技を使う口実ができる。

だが、そのふたつとも的外れだという。

少し前のことになるが、2月22日に小泉元首相は、東京・八王子市内で
の講演で、道路特定財源の一般財源化に触れて「福田首相が言えば、自
民党も妥協に動く」と発言している。その後、与謝野前官房長官が首相
官邸で福田首相とサシで会っている。27日の緊急記者会見に先立って、
信頼している谷垣政調会長とも打ち合わせていた。

具体的には今秋の21年度税制改正の論議に委ねられるが、福田首相が本
気で一般財源化に取り組む気になっているのは確かだといえる。しかし、
自民党内に根強い道路族を相手にして、小泉氏がみせた様な蛮勇が振る
えるだろうか。

道路族を”抵抗勢力”に見立てて一戦を交えるのは、小泉氏だから出来
る芸当ではないだろうか。ただ、小泉氏はこの一戦を政界再編成の前哨
戦と見立てている気配が濃厚である。福田首相にその覚悟があるのだろ
うか?

それにしても民主党が詐欺だと逡巡せすに、21年度からの一般財源化
にすんなり乗っていたら面白かった。これによって自民党内は混乱した
であろう。

地方公共団体が不安視している暫定税率は20年度に限って認める妥協
案ぐらいは考えられなかったのだろうか。低迷している民主党の支持率
はあがり、自民党は党内対立で混乱する・・・そういう知恵がでないと
ころに抵抗政党の弱さがある。惜しいチャンスを逸したと言わねばなら
ぬ。

杜父魚ブログの全記事・索引リスト(3月30日現在1723本)



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村上氏の実刑確定に異論
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          花岡 信昭

 KSD事件で受託収賄罪に問われた村上正邦氏の実刑が確定した。この
裁判には以前から疑問を持ち続けていた。

村上氏が問われたのは、参院本会議での代表質問である。KSDの古関
忠男理事長(死去)から「ものつくり大学」の設置を依頼され、代表質
問で取り上げたというものだ。

当方は司法記者ではないので、裁判の詳細について論評するだけの能力
は持ち合わせてはいない。だが、この一点だけを見ると、代表質問がこ
ういう形で問われるとなれば、国会審議に深刻な影響をもたらす。その
ことだけは声を大にしていわなくてはならない。

代表質問というのは、党を代表して行うのである。だから、冒頭に必ず
「私は○○党を代表して質問いたします」と触れなくてはいけないこと
になっている。

以前、この「○○党を代表して」という部分を言わなかった議員がいて、
大問題になったこともある。本会議の代表質問というのは、それほど厳
粛なものである。

これをこの裁判では議員個人の職務権限に当たると認定してしまった。
代表質問は、党を代表して行うのだから、その内容は党が責任を負うべ
きスジの話である。

政党政治のあり方からして、こういう認識がまかり通ってしまっていい
のか。代表質問が刑事責任を問われるというのは、政党に対する司法の
挑戦といっていい。政党の側から、この点に関する真摯な議論が出なかっ
たことをいぶかる。

「ものつくり大学」は現在、存在しているが、職人の技術が日本経済を
底上げする大きな要因であったことを考えれば、重要な責務を負ってい
る大学といっていい。

 新幹線の駅をつくったなどというたぐいの話とは違う。村上氏はむちゃ
なことを代表質問で求めたのではないのである。

村上氏が政治力を維持していた時代に現場で取材していた当方としては、
村上氏の「人間性」に触れる機会が少なからずあった。「宗教心」の必
要性を説き、国家の精神的荒廃に警鐘を鳴らしていた。

最近は、日本政治がいかに矮小化されてしまったか、大きな仕掛けので
きる政治家がいなくなったか、と「政治力」の衰退を慨嘆していた。

2000年4月、小渕恵三首相が倒れたとき、後継を決めた「5人組」の1
人である。当時の肩書きで示すと以下の5人であった。

森喜朗幹事長(森派)
青木幹雄官房長官(小渕派)
野中広務幹事長代理(小渕派)
亀井静香政調会長(江藤・亀井派)

そして、村上正邦参院議員会長(江藤・亀井派)

この密室会談をリードしたのは村上氏だったといわれる。

当時は「密室の5人組が森後継を独断で決めた」などと批判されたが、
筆者の感覚は違った。

小渕氏が倒れるという緊急事態である。後継者がいつまでも決まらず、
党内抗争に発展するような事態になっていてよかったのか。

森氏は大派閥の領袖であった。総理総裁の資格は十分に備わっていた。
もっといえば、この局面で党内がすんなりとまとまるには、森氏しかい
なかった。

これが、長年、政権を担当してきた自民党の「伝統的な知恵」である。

 あのころ、テレビのワイドショーに呼ばれて、5人組批判があまりに出
るので、「それではこの局面でいつまでたっても後継首相が決まらず、
大混乱に陥ったほうがよかったのか。短時間で決めることができたのは
政権党がその責務を果たしたのだ」とやったら、えらく評判が悪かった
のを覚えている。

福田政権は危機的状況だ。「衆参ねじれ」という日本政治が初めて体験
する政治構造の中で、与党も野党も対応能力を失っている。

誤解をおそれずにいえば、村上氏のような「政治を動かすパワー」を持
った政治家がほとんどいなくなってしまったことが、この混迷の大きな
背景ともなっている。

★★花岡信昭メールマガジン★★549号[2008・3・30]から転載。
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脱北者が狙う日本人学校
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           渡部亮次郎

世界各国にある日本人学校は、治安、政情が諸外国に比べ安定している
日本国内の学校に比べて危機管理レベルは高く、多くの日本人学校の校
門は自動ロックで常に施錠され、高い塀や有刺鉄線で囲まれ、警備員が
24時間または授業時間中に常駐している。

学生証、保護者証、来校者証を発行し、IDチップ認識システムを導入し
ている学校もある。ほとんどの日本人学校においては、登下校時の安全
を確保するためにスクールバスや保護者の送迎による登下校のみを許可
している。

また、政治情勢が不安定な国では現地の日本大使館や現地警察との協力
体制を構築している他、日本国内に緊急連絡室を持つ学校もある。

それでもまだ多くの日本人学校では災害、テロ、反日デモ、感染症に対
する緊急時対策は不十分だといわれている。

使えるマニュアルの作成、備品購入と貯蔵、また災害だけでなく爆弾テ
ロ、暴動、クーデター、ゲリラ乱入、不審者侵入、スクールバスへの投
石などを想定した効果的な対策や避難訓練の充実が必要とされる。

文部科学省は所管の海外子女教育振興財団などを通して日本人学校を始
めとする在外教育施設の安全対策の費用を一部負担している。

防護フェンス、外壁嵩上げ 、有刺鉄線、門の補強、自動開閉ゲート、イ
ンターホン、非常口、遮断機 、防犯カメラ、感知式ライト 、緊急サイ
レン、携帯無線機、携帯誘導灯、校内放送設備。

防煙マスク、校舎の防弾ガラス 通学バスの防爆シート・飛散防止フィル
ム・銃弾貫通防止フィルム 、緊急避難用はしご、緊急時用水のための地
下水ポンプといった物品の設置・購入を援助費で補っている。

中国にある日本人学校が頭を悩ませているのは、難民認定と亡命を求め
る北朝鮮からの脱出者の駆け込み事件である。北京日本人学校は大使館
と異なり治外法権を持っていないにもかかわらず、2003年から2005年の
間に計5回、合計56人の脱北者が侵入した。

関心が北京に行っている間に、大連の日本人学校でも同様の駆け込みが
計画されたが未遂に終わっている。

北京日本人学校はまず在北京日本大使館に連絡を取り、脱北者は大使館
に引き取られて、その大部分が韓国への亡命を果たしている。中国は脱
北者を「不法入国者」として北朝鮮に返す協定を北朝鮮政府と結んでい
るため、この様な日本人学校の対応に非常に不満を持っている。

2003年に日本人学校が増設許可を申請したところ、その見返りに外交関
連施設として優遇措置を受けていた立場から、中国政府が直接介入でき
る一般校へ1年以内に登記変更するように要求されたり、「校長が脱北者
の身柄を日本大使館でなく現地の警察に即時に引き渡さなければ、警察
は日本人学校の安全を保証できない」と脅迫に近い通告をしている。

日本国内の世論は、「危険を冒して逃げてきた者なのだから門前払いを
せず校内で匿うべきだ」という意見と、「大使館ならまだしも治外法権
のない日本人学校に駆け込む者は法律に従って中国側に引き渡すべき」
だという意見に分かれる。

実際に日本人学校に通う子ども、その保護者、また子ども達を預かる側
の日本人学校にとっては、切羽詰った脱北者や中国の公安当局が校内で
武力行使することも考えられ、何事も安全を第一に行動しなければなら
ない。

学校はセキュリティーを強化し、警備員を増員し、脱北者侵入を想定し
た避難訓練も行い、不審者侵入に非常に神経をすり減らしている。

実際に判断をし責任を取るべきである日本国の特命全権大使ではなく、
その様な責任を与えられているわけではない一学校の校長に、日中関係
を左右するような判断と責任がつきつけられているのは理不尽であると
いう意見が多い。2008・03・02
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』



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いつのまにか迷惑メール
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          内田一ノ輔
 
数ヶ月前、友人から苦情の電話が来た。Eメールを送ったのに返事が来な
いとの事。

彼はパソコン音痴であり、「Word」は勿論のことEメールも使っていると
の話は聞いたことが無かった。

詳しい話を聞くと、地元のサークルで「Word」と「Eメール」の講習を
受け、北陸にいる娘夫婦、孫とメールや写真のやり取りをしたいようだ。
最終的には自分のブログを立ち上げるのが目標とのこと。
 
私がそんな彼に言ったことは、今はEメールではなくテレビ電話の時代だ。
webカメラを両方で取り付けてテレビ電話にすれば、毎日孫の顔を見なが
ら話が出来る。しかも、電話代もかからない、タダだ。

この話を聞いた友人は、感動した様子で「教えてくれてありがとう」。
意外な返事に「おまえ、いつのまにそんな素直な性格になったんだ」。
「・・・・」。遠くに嫁いだ1人娘の可愛い孫娘か、判らんでもない。
 
Eメールの話に戻す。

私宛に送ったアドレスを聞くと、年賀状に書いたアドレスを、そのとお
りに打ち込んだようで間違っていない。

しかし、メールに記載される「from欄」は携帯メールのような、「abcと
数字の組み合わせ」であり、「タイトル」は「久しぶり、驚いたろ」で
ある。

これでは、数多く来る「迷惑メール」そのものではないか。間違いなく、
私は「迷惑メール」処理しているはずで、何度送ってきても私には届か
ない。
 
ふと考えてみると、この友人のように電話をしてくれれば気が付くが、
メール送ったのに「無視された」「返事もよこさず無礼だ」と思った人
もいるかもしれないし、大事な連絡だったのかもしれない。留守電にメッ
セージを入れたのに、返事なしと同じだ。

年賀状に、メールアドレスを記載しているのであるから、意外な人から
メールが来てもおかしくないのである。ここで縁が途切れた人も居たか
もしれない。
 
考えてみれば、私のメール「from欄」も同様に、「abcと数字の組み合わ
せ」である。

メールオプションで、「From欄の名前の変更」は可能であるが、別の事
情で、この形のままである。このような人は結構多いのではないか。
 
最初に頂門の一針に投稿した時、「from欄」は「abcと数字の組み合わせ」
であり、「タイトル欄」は「投稿文のタイトル」のみであった。

主宰者は、メールアドレスを公に開示しいているので、相当な数の迷惑
メールも同時に来ていたはずです。その様な状況の中、この「訳の判ら
ん怪しげな」メールを、迷惑メール扱いせずに、読んでいただき、掲載
までしてくれました。

これは主宰者に対し、かなりのストレスを与えてしまったのだと改めて
謝罪します。
 
前述の友人の一件以来、投稿メールのタイトルは、『投稿です。「タイ
トル○○○○」 内田一ノ輔』に改めており、主宰者のストレスを幾分
か減少できたのかと納得しています。
 
最初に出した私の投稿メールを、主宰者が迷惑メール扱いとしていたの
であれば、2度とメールしなかったであろうし、この投稿文も書いてい
ないはずだ。

『 おたがいの 配慮なければ 縁も消え 』

惑メールの跋扈する現在、メールタイトルの書き方の重要性を認識すべ
きである。
 
( 追記 )
本投稿を書くに際し、かなり久しぶりに「迷惑メールフォルダー」を明け
てみた。

そこで発見したメール。

来ないと諦めていた「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」メルマガと、
利用している図書館からのweb予約の手配結果報告メールである。いつの
間にか迷惑メールに振り分けられていたのである。

測できる事は、!)私自身が、数多く来る迷惑メールと一括で、「迷惑メ
ール報告」の手続をしてしまった。!)多数の他人が、「迷惑メール報告」
の手続をしたため、プロバイダーのマシンが迷惑メールと認識した。

どちらか、またはその他の原因で、貴方に届いた大切なメールが、いつ
の間にか「迷惑メール」に成っているかもしれない。
 
定期的に、「迷惑メールフォルダーをチェックしないと、大変な事にな
りますよ」。
 

 
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警察庁長官銃撃から13年
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                  産経新聞

平成7年3月、国松孝次警察庁長官(当時)が東京都荒川区南千住の自
宅マンション前で銃撃された事件は、30日で発生から13年を迎える。時
効まで残り2年。

警視庁南千住署捜査本部では「オウム真理教による組織的犯行」との見
方を崩していないが、別の強盗殺人未遂事件で実刑判決を受けて上告中
の中村泰被告(77)が犯行を示唆する供述をしていることから、その信
憑(しんぴょう)性についても慎重に捜査を進めている。

事件は7年3月30日午前8時半ごろに発生。自宅マンションを出た国松
氏が拳銃で銃撃され、4発中3発が腹などに命中して重傷を負った。捜
査本部は16年7月、オウム真理教の元幹部ら3人を殺人未遂容疑で逮捕
したが、嫌疑不十分で不起訴処分となった。

一方、中村被告は警視庁に対し、事件2日前の下見時の様子▽銃撃後に
逃走用として使った自転車の遺棄状況▽銃撃に使用したとされる回転式
拳銃と同種の拳銃の米国内での購入−などについて詳細に供述している。

捜査本部は17年3月、捜査態勢を約100人から約70人に縮小。投入した捜
査員は延べ約44万人に上る。情報提供は南千住署捜査本部(電)03・
3803・9317。

                   ◇

 ■“中村供述”真偽解明へ公安、刑事の連携必須

国松孝次警察庁長官(当時)銃撃事件で、中村泰被告が捜査線上に浮上
したのは平成15年7月。警視庁刑事部が三重県名張市の知人宅を家宅捜
索した際、大量の拳銃や実弾とともに、「March30 1995」と題し
た1編の詩が見つかったからだ。タイトルの日付は銃撃事件の発生日だ
った。

刑事部では銃撃事件の捜査を指揮する警視庁公安部に情報を提供したが、
公安部は中村被告と銃撃事件との関連性はないと判断。翌16年7月、オ
ウム真理教の元幹部や元信者で元警視庁巡査長ら3人を殺人未遂容疑で
逮捕した。3人は嫌疑不十分で不起訴処分となったが、“教団関与”の
大枠は変えていない。

一方、刑事部はその後、いったんは中断した中村被告に対する捜査を極
秘裏に再開。犯行前後の現場の状況などについて、詳細な供述を得ると
ともに裏付け捜査を進めてきた。

産経新聞でも昨夏以降、当時の警視庁担当記者が大阪拘置所内の中村被
告との面会や手紙のやり取りを繰り返し、同様の証言を得ている。

時効の成立まで2年と迫る中、今後の捜査では公安部と刑事部の連携が
不可欠となる。

刑事部の捜査官は、中村被告と人間関係を築いた上で供述を引き出して
きた。公安部は中村被告の取り調べに必要な情報を細大漏らさず刑事部
に提供し、刑事部の捜査官が引き続き中村被告の供述を引き出していく
ことが、真相解明に向けた最善の策といえるのではないか。

刑事部が物証と聞き込みで容疑者を絞り込むのに対し、公安部は初めに
捜査対象を絞り、思想背景の分析とさまざまな情報の積み重ねで真相に
迫る。捜査手法は大きく異なる両部だが、連携なしに重大事件の解決は
望めない。

「これまでの十数年に及ぶ捜査の過程で、公安部は事件に関する膨大な
証拠資料を持っている。中村被告の供述が『秘密の暴露』に当たるかど
うかは、その証拠資料を基に評価しなければ分からない」

ある警視庁幹部がそう指摘するように、両部がメンツにこだわることな
く“中村供述”の信憑性について決着をつけるべきだろう。(大塚創造)
 最終更新:3月30日8時1分
 


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話 の 福 袋
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 ◎中共軍、チベット寺院を包囲=食糧を絶たれたラマ僧が餓死

【大紀元日本3月29日】中共軍が今月14日からチベット入りし戒厳令を敷
いて以来、平和抗議活動に参加した全ての寺院は包囲され、寺院の中に
いる僧侶たちの水や食料の供給が断たれている。すでにラモチェ寺では
僧侶が1人餓死していることが確認されている。

チベット亡命政府は先日、チベットから届いた情報により、「ロサン・
トメイ」という名の僧侶の遺体が26日に故郷の四川省甘孜州で火葬され
たと発表した。

亡命政府によると、「彼は23日に餓死し、遺体は25日に家に搬送された。
彼の原籍は四川省甘孜州の江孜県で32歳であった」と話し、中共軍が半月
間もチベット寺院を包囲し水、電気や食べ物を断ち外部からの供給を許
さないために寺院内の僧侶たちの生活状況は非常に苦しいものになって
いることを伝えた。

「水・電気は全て断たれている。これほど長期間になれば寺院内では様
々な方面において、条件が厳しくなり、外部からの食料の供給が出来な
いために一部の僧侶には緊迫した状況が現れ、昨日最初の餓死者が出た」
という。

現在の最新情報では、少し前に中央政府が通達した「チベット人が2人以
上で集まった場合、発砲してもよい」という指示により、ラサ市区では
チベット人がほとんど見られないという。

「みな、表に出ることが出来ない。2人以上のチベット人なら発砲しても
よいなどと公布すれば各家庭では1人で食料を買いに行くことしか出来な
いから、大型のショッピングセンターやジョカン寺のような場所にチベッ
ト人はほとんどいない」という。

チベット亡命政府最新によると、チベットではすでに140人のチベット人
が虐殺され、500人が重傷を負い、1300人以上が逮捕され非人道的な扱い
を受けているということが明らかになっている。
 

 ◎「僧侶100人以上を連行」チベット支援団体

インドに拠点を置く非政府組織「チベット人権民主化センター」は28日、
四川省アバ県で同日、武装警察部隊が「正式な司法手続きを経ずにチベッ
ト仏教寺院の僧侶100人以上を連行した」と発表した。

数百人が寺院を急襲し、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世の肖
像画や関連資料を捜索、持ち去ったという。(北京 野口東秀)  
3月30日8時1分配信 産経新聞


  ◎東京・北東部に新交通システム 30日開業
3月30日10時39分配信 毎日新聞

東京都北東部を走る都営の新交通システム「日暮里・舎人ライナー」が
30日開業。臨海部の「ゆりかもめ」同様、タイヤ式車両による高架軌道
上の自動運転だ。

日暮里(荒川区)−見沼代親水公園(足立区)間の9・7キロを約20分で結
ぶ。バスで通勤時間帯になると1時間超かかっており、地域には待望の
足だ。

総事業費は、工法の見直しなどで約400億円削減しての1269億円。29日の
記念式典に出た石原慎太郎知事は、記者団に「その分、銀行(新銀行東
京の追加出資)に出資したことになる」と出資決定直後の余裕の弁。


 ◎中国側の説明「不十分」   チベット視察の日本公使 

【北京30日共同】北京の日本大使館の和田充広公使は29日、中国政府が
手配した各国外交官によるチベット自治区ラサの視察から北京に戻った
後、記者団に「中国側の主張は事実の中の一部で、説明していない部分
がまだたくさんある」と指摘、中国政府に対して一段の透明性を求める
考えを示した。

公使は「中国側は丁寧な対応だった」とする一方、暴動で襲撃されたラ
サ市内の学校を視察した際、襲撃の理由について納得のいく説明が得ら
れなかったなどと語った。

公使によると、チベット自治区のシャンパプンツォク主席は視察に参加
した各国外交官と28日に会談。抗議運動の取り締まりについて「公の場
で国家分裂や独立を主張すること自体、中国では違法だ」と述べ、平和
的なデモも処罰対象になるとの見解を示した。

視察は29日まで2日間行われ、日米欧などの外交官15人が参加した。
2008/03/30 09:49  【共同通信】 


 ◎ラサ退去数時間後に暴動 金沢工大生・坂田さん 

 大規模暴動が起きた中国チベット自治区ラサを訪れた金沢工大2年、
坂田元(げん)さん(20)=野々市町高橋町=が29日までに帰国した。

坂田さんがラサを離れたのは、多数の死傷者や不明者が出たとされる暴
動のわずか数時間前。チベット最大の寺院「デプン寺」前の道路は、警
官とみられる集団が封鎖していたという。

「巻き込まれず本当に良かった」。坂田さんは安堵(あんど)の表情を
浮かべ、当時の様子を語った。

チベット仏教に関心がある坂田さんは今月4日に単身訪中、四川省成都
に入った。ラサに到着したのは10日。市中心部のジョカン寺などを回り、
巡礼の様子を目にした。現地は日本人観光客や住民らでにぎわい、緊迫
の気配はまったく感じられなかったという。

安穏とした空気に異変を感じたのは13日。宿泊先のラサ中心部のホテル
から車で十五分ほどの「デプン寺」へ向かった時だった。現地に着くと
緑色の制服を着た警察官とみられる2、30人が寺院前の道路を封鎖。

坂田さんがそれでも寺院に向かうと、男の1人が英語で「寺には入れな
い」と告げた。理由を尋ねても「何でもない」の一点張りで、やむなく
引き返した。

「ガイドが付いていないのに辺りをうろつくのは危ない」。寺院周辺で
は現地住民から理由を語られないまま注意を受けた。「身の危険を感じ
た」という坂田さんは翌日、急きょ電車でラサを後にした。

ラサ中心部などで僧侶らによる暴動が発生したのは14日午後。寺院周辺
では商店が放火され、軍や警察が出動した。坂田さんが暴動を知ったの
は、富山県に住む親からの連絡だった。「滞在していた街で暴動があっ
たとは信じられない思いがした」という。

27日まで滞在した成都周辺では、暴動に関するニュースに触れることは
なく、街も平静で、テレビではサッカーや格闘技の試合が流れていた。
北国新聞 【3月30日04時24分更新】 
 

 ◎札幌の市立中、女子も1年中ズボン…ナマ足は寒い、「はにわルッ
ク」は見苦しい

札幌市南区の市立南が丘中学校(全校生徒400約人)が、2008年度の新入
生から、女子生徒の制服を通年、スカートではなくズボンにする。氷点
下10度を割る極寒の冬を健康に乗り切るための対策で、全国の中学、高
校でも極めて珍しい。

来年度の女子新入生からは「スカートがはきたかった」の声が上がる一
方、学校に届くのは「よくやった」の好意的な反応が大半という。

南が丘中学校の小野泰裕教頭によると、標準服と呼ばれるこれまでの制
服は紺のブレザーに赤いネクタイ、グレーのチェックのスカートという
もの。スカートの丈は「座ってひざが隠れる」長さを規定していたが、
太ももまで短くし、見るからに寒そうなイマドキの女子もいるという。

女子の冬の通学ファッションはナマ足にソックスのみか、スカートの中
にウインドブレーカーのズボンを着用するいわゆる「はにわルック」派
が大半。最近の女子は「タイツやストッキングをはきたがらない」傾向
があるそうだ。

しかし、ここは冬になると氷点下10度を割る日が続くこともある極寒の
地。「ナマ足派」の女子生徒が「寒さでひざを真っ赤にして通ってくる
のが痛々しかった」(小野教頭)という。

今年の学校創立25周年を機に制服のリニューアルを計画していた同校で
は、生徒の健康管理を重視。検討委員会で議論を重ねながら「ズボン化」
に動き出していた。

この4月からは、原則として女子の制服はグレーのブレザーとスラック
スに。毛30%、ポリエステル70%で自宅で丸洗いが可能。「オプション
として」(小野教頭)だが夏季(5〜9月ごろ)はスカートも認められ
るという。3月30日8時1分配信 スポーツ報知
 


━━━━━━━
反     響
━━━━━━━


 1)近頃は道路特定財源問題ばかりが騒がれて、この重要な対中国問題
関連の報道がない。我が福田総理が世界中の数少ない国家の指導者で中
国の姿勢に理解を示したから、マスコミも追うのを諦めたのだろうか?
あれでお仕舞いにして良いのか?

これは簡単に等閑視して良い問題ではないと思う。同時に「謝罪の文化」
を持たない中国の首脳部が謝ってくることはないと認識しておかねばな
らない事柄だった。

現に現在燃え盛っているチベットの暴動に対しても中国政府はあれだけ
強硬な姿勢を維持して、一切何の責任も認めることをしないではないか。

私は中国の姿勢云々よりも、JTフーズ等は正当に中国のメーカーに対し
てクレームの申し入れをして「これこれ然々の根拠でこれだけの金額を
求償する」くらいのことはしたのかと案じている。

これは国家間の取引ではなく、純粋な商行為であると思っているから、
クレームの申し立ては為されるべきだと信じている。だが、物を知らな
いマスコミは何時の間にやら「謝罪の有無」の問題として騒ぎ立ててし
まった。

このまま天洋食品が責任を認めないと、JTフーズは途方もない金額の損
失となると思う。マスコミはそういう問題を心配したらどうだ。「文化
の違い」を弁えていないのならば、せめてこれくらいのことを追いかけ
て、自国の輸入者の援護射撃をしたらどうだ。

このままに放置すれば、今の忘却の彼方になってしまうと危惧する。
以上 前田正晶 


 2)3月29日爛漫の季節の中、教育情報プロジェクトが主催する3月
期「英語指導者フォーラム」を東京・麹町の日本教育大学院大学で開催
しました。「頂門の一針」で紹介していただいたこともあり、東京以外
の地方からの参加を含め40名を越す英語教師の参加を得て盛況でした。

歩いていると額に汗が滲むような穏やかな天気で、窓の外は見事な櫻。
「京都はまだ蕾でした」と、京都から夜行バスで参加して今朝早く東京
に着いたという人は、東京の開花は早いですねとびっくり。

よくぞこんな華やかな日の英語研修会に参加してくださったと思いがし
きりでしたが、参加者はそれぞれ皆さん熱心で、新学期を迎えるこの時
期に、少しでも自己啓発の時間を持とうという意識が旺盛で好感が持て
ました。

「こんな日に開催のフォーラムに、よくぞご参加くださいました」とす
る主催者側の 開会挨拶が、どうにも白けるような、そんな感じの熱っぽ
さすら感じました。

英語教育がどうのこうのと内外野からはいろいろ声が聞こえてきますが、
結局はこのような熱意旺盛な教師たち一人ひとりの努力と力によって、
それは成りたっていることを強く感じます。評論家に真の英語教育は任
せられないと。

今回は朝10時から3人の講師が、50分、120分、120分と、昼食を挟んで
午後4時半まで、びっしりの研修でした。いずれもワークショップ形式
でしたから、参加者はそれぞれペアを組んだり離れたり、前に出ては発
表したり、それは緊張の連続でした。一日中これをやるとぐったり疲れ
るという、何とも過酷な研修です。

それでも参加者たちは、じつに有意義なフォーラムだったと満足感一杯
で帰って行きました。希望者だけで打ち上げをしようかという声に誘わ
れて残った人も20名近く、講師(川村光一先生、太田洋先生)を囲んで
の懇親会も、英語教育談義に花が咲き、余韻がしばらく続きそうな素晴
らしい会となりました。

この日の経験が、 新学期からの授業で活かされるとなれば、フォーラム
の意義も大いに達成されると嬉しく思いました。

ご紹介いただいた「頂門の一針」にも心から感謝いたします。(大釜茂
璋)


 3)暫定税率がなくなればガソリン代が\25/リッターだけ下がると騒
ぎ立てるが、それこそ私が好んで言う「コインの片側」を見ているに過
ぎないと思う。

テレビではしきりに中小運送業者の苦悩を伝え、ガソリン代が下がれば
一時の福音であるが、29日経てばまた再議決となって元の木阿弥である
と流している。登場した社長さんもその悩みを語っていた。

これこそ彼ら民主党が普通のビジネスの世界にいた経験がないことを示
すものである。我が国の輸送費は色々規制があって、国内のトラック運
賃は高い。

何と比べて高いかと言えば、アメリカ西海岸の港からコンテイナー船で
運んでくる海上運賃と、東京→大阪の片道運賃がほぼ同額である。(注
:2008年時点の運賃を確認してはいないことをお断りしておく)それで
は国内を船で運べばよいかというと、一概にそうとも言えないと聞いて
いる。

故に、景気の低迷とは関係なしに運送業者は常に叩かれ、激しい荷物争
奪戦を演じなければならない。そこに、あれほど声高らかに\25も下がる
と言われては、荷主から運賃引き下げ要求が来ることは目に見えている。

一般家庭で車を持っている人には4月1ヶ月間でも福音ではないまでも一
寸良い話だろう。

だが、運送業者はどうなる。下手をすると下がった分を負担せねばなら
ないかも知れない。荷主は「待ってました」とばかりに叩くだろうから。
簡単に言えば「全部を吐き出すこと」になる危険性が高い。

このように、燃料費の値下がり分は燃料費高騰に苦しむ運送業者には何
でもなくなることは、初めから解っていたことであった。

だが、マスコミも悪いのだが、民主党はこの点にな全く触れていなかっ
たと思う。ただ自民党に反対しただけではなかったか?

換言すれば、普通の家計には正味負担減になるものが、業者はそこから
先に転嫁せざるを得ないのである。しかも、悪いことにリッター当たり
いくらかまで周知の事実だったのだから、始末が悪い。

私には4月1日以降にどのような混乱が生ずるかは予測できない。下がっ
た運賃が消費者物価にどれだけ還元されるかは、各製品の運賃負担率で
変わってくるだろうから、我々消費者に予見できるわけがない。

私は一体誰がこの値下げで利益を得るのかを考えると、夜も眠れなくなっ
てくるのだが。 

小澤さん、山岡さん。教えてください。
以上 前田正晶 


 4)私は、何であれ、値下げは好ましい。と思う。それを起爆剤とし
て、新しいステージが開くから、新しい展望が開けるからだ。新しいも
のを前にして、ひるんではならない、突き進むべきだ。

いったん下がったものを,上げることは、その後、得票にどう響くかすら
分からない。ビクビクしているからこそ、戻るから元の木阿弥とか、ど
うせ荷主に吸い上げられるとか、後ろ向きに考えてしまう、それではダ
メだ。

追加税率を、なぜ暫定税率と呼ぶのか不明だ。きっと追加では悪者過ぎ
る語感があるのだろう。その追加税率をそのままににしておくのであれ
ば、「消費税アップで社会保障を」などと言わないで、欧米並みにリッ
ター当たり200円、250円まで値上げして,社会保障に流用すればいい。

消費税アップと、暫定税率と、切り離して考えるところに、縦割り行政
とか公務員の縄張り意識とかの前にひれ伏している国民の姿が見て取れ
る。批判はしても、頭が上がらない図だ。

積極的に、新しいあしたを見に行こう。勇気を出して見に行こう。
♪ あしたがあるさ ♪            酒井 富雄



━━━━━━━
身 辺 雑 記
━━━━━━━


日曜日の猿江恩賜公園は曇天ながら満開の桜の下で黄色い連翹に囲まれ
ながら何千という人たちが焼肉、おでんを温めて大騒ぎ。中には蒸篭
を持ち込んで餅つきに興じる若者たちもいた。

都立公園だから管理所の役人が「当公園ではカキの使用はゲンキンです」
と役人言葉で呼びかけていたが、カキとは火の気の事とは誰も知らん振
り。可笑しかった。役人は注意したつもり、利用者は聞えなかったつも
り。「火は使わないで」となぜ言えぬ。

午後3時頃、1粒、雨を受けた。急いで帰宅に掛かったが、客は誰一人気
づかない。間もなくザーと来た。餅臼やテーブル、焼肉の大掛かりな道具
はどうなったろう。

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