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頂門の一針 1139号  08・03・29(土)

発行日時: 2008/3/29

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 わたなべりやうじらうのメイル・マガジン「頂門の一針」 1139号
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         平成20(2008)年3月29日(土)

 

                                       交渉ごとの極意:古澤 襄

                                 大阪地裁の不当判決:阿比留瑠比

                             中共はうそをついている:大紀元日本

                         北朝鮮の核保有を受け入れる?:古澤 襄

                       復活!?水都「八軒家浜船着場」:毛馬一三

                         横溢する「商品ではない言論」:平井修一

                         話 の 福 袋
                         反     響
                         身 辺 雑 記


□■■□  ──────────────────────────□■■□
第1139号            
                              発行周期 不定期(原則日曜日発行)
           御意見・御感想はchomon_ryojiro@yahoo.co.jp

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交渉ごとの極意
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        古澤 襄

2008.03.28 Friday - 18:20 comments(0) trackbacks(0) by 古沢襄 

面白いもので勢いよく拳を振り上げると、それを下ろすタイミングを失
う。自社対決時代に、その風景をよく目にした。たとえば、社会党の要
求を自民党が飲んだとする。そこでちょっと欲をかいて、一応は蹴飛ば
してみる。

自民党の方は蹴飛ばされたうえに、さらに妥協すると、際限なく要求が
エスカレートされると疑心暗鬼におちいる。双方ともに妥協の頃合いだ
と考えているのに、そのタイミングを失って全面対決になってしまう。
せっかく要求の六、七割方取っていた社会党は、全面対決ですべてを失
ってしまう。

労使交渉でもよくある風景である。使用者側の言うことが100%通る筈が
ない。同様に労働側の要求が100%通るわけがない。双方が折り合うのは
フィフテイ・フィフテイ、つまりは50%と50%なのだが、そうは計算通
りにはいかない。労使の力関係で折り合いをつけることになる。

こんな労使交渉を8年間もやったのだが、お手本になったのは国会での
自社交渉であった。社会党に山本幸一さんという国会対策のベテランが
いた。自社馴れ合い政治の手練れのように評されたが、付き合いが深ま
ると、なかなかの読み手であった。

交渉ごとが始まる前に「落としどころ」は、どこか真剣に考えていた。
それが、いつも社会党が55%、自民党が45%という設計を立てる。親し
くなると「取れると思うか」と聞かれた。

「無理だろう」と言わざるを得ない。そうするとニヤリと笑って「強い
方が譲って、弱い方が取る」のが、交渉ごとを纏める極意だという。そ
して交渉にのぞむ代議士会で激烈なアジ演説。そんなに突っ張って大丈
夫か、と思うほどであった。

「交渉ごとで一番難しいのは着陸時なんだよ」と言った。要求の50%以
上を取った時が正念場だと幾度か教えられた。ベテランの山幸(ヤマコ
ウ)さんには、あと頑張っても取れるのは僅かという見極めがつくが、
燃え上がった代議士会は「イケイケ、ドンドン」。

「断固として要求を貫く!」と言って自社国対委員長会談に出かけるの
だが、なかなか帰ってこない。深夜になって待ちうける代議士会の面々
には居眠りする者もでてくる。3時間も交渉して「相手の壁は厚いが、
1歩でも2歩でも前進させる」と小休止したことを報告。

疲れているのは代議士会の面々で、小柄のヤマコウさんは闘志満々。そ
れも、その筈で3時間の大部分は世間話だったというから疲れる筈がな
い。よくいう”ガス抜き”。

私が労務担当になった時の餞(はなむけ)の言葉は「労使交渉の極意は、
労務担当が半分だけ組合の方に足をかけて、少しだけ譲る度量を持つこ
とだ」であった。

会社を背負った気分で100%社側の主張を組合に飲ませようとすれば、半
年ももたないよ、と忠告された。今の混迷する国会をみながら、ヤマコ
ウさんの言葉を思いだしている。

杜父魚ブログの全記事・索引リスト(3月21日現在1684本)



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大阪地裁の不当判決
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         阿比留 瑠比

本日(3月28日)、大阪地裁は沖縄集団自決訴訟をめぐり、被告で作家の
大江健三郎氏を勝訴させるという不当な判決を下しました。これまでの
法廷での議論などを通じ、原告側は間違いなく勝つつもりでいたでしょ
うから、さぞや驚き、失望したことと思います。

それでも原告側は当然控訴し、舞台は高裁へと移ることになるのでしょ
うが、判決文の要旨を読んでいて、ひっかかることがありました。いや、
はっきり言えばひっかかるところだらけなのですが、その中で1点、次
の部分を取り上げます。

《原告らの主張に沿う照屋昇雄の発言はその経歴等に照らし採用できず…》

この照屋氏に関しては、私も昨年12月に沖縄でインタビューし、12月27
日付の「詳説・戦後 沖縄の言論」という特集記事で、次のように書き
ました。

《(前略)取材を受けないまま、地元メディアに一方的な記事を書かれ
た点では、戦後の琉球政府で旧軍人軍属資格審査委員として軍人・軍属
や遺族の援護事業に携わった照屋昇雄氏(83)も同様だ。

照屋氏は昨年8月(※平成18年)、産経新聞の取材に対し、「遺族たち
に戦傷病者戦没者遺族等援護法を適用するため、軍による命令というこ
とにし、自分たちで書類をつくった」と証言し、当事者として軍命令説
を否定した。

それに対し、沖縄タイムスは今年(※19年)5月26日付朝刊で、慶良間
諸島の集団自決をめぐり、当時の隊長らが作家の大江健三郎氏らに損害
賠償などを求めている裁判での被告側主張を引用。

「『捏造』証言の元援護課職員 国の方針決定時 担当外 人事記録で
指摘」などと、4段見出しで大きく報じた。証言を否定する趣旨の記事
で、名指しこそしていないが、すぐに照屋氏だと分かる書き方だ。

しかし、照屋氏は当時の琉球政府辞令、関係書類などをきちんと保管し
ている。被告側が提示した記録について、照屋氏は「人名の上にあるべ
き職名が伏せられていたり、全員、庶務係となっていたり不自然だ」と
指摘するが、こうした反論は地元メディアには取り上げられない。

照屋氏は渡嘉敷島に1週間滞在して住民の聞き取り調査を実施しており、
「隊長命令があったと言った人は1人もいない。これは断言する」と述
べている。「捏造」と決めつけた沖縄タイムスから謝罪や訂正の申し入
れは一切ないという。》

この沖縄タイムスの記事には、《被告側は同職員の採用時期が証言にあ
る昭和20年代後半ではなく昭和30年で、援護課職員ではなく中部社会福
祉事務所職員として採用されたことなどの人事記録を証拠として提出、
「元職員の証言は信用できない」と反論した。》

《被告側は「(19)58年10月まで援護事務に携わる援護課に在籍してい
ない元職員が、渡嘉敷島住民から聞き取りをしたり、援護法適用のため
自決命令があったことにしたとは考えられない」と指摘した》とありま
す。

つまり、大阪地裁は、この照屋氏よりも被告側が出してきた証拠書類を
信用できると判断したということでしょうか。判決がいう「その経歴」
とは、何のことなのでしょう。私は納得ができません。

そこで、照屋氏が今も保管している当時の辞令などの写真(コピー)を
改めて見ると、上の記事と明らかに矛盾し、照屋氏が昭和27年10月から
援護事務に就いていたことが分かりますが、裁判官はこっちの方が、偽
物だとでも言いたいのか…。

明日(29日)の新聞各紙は、この判決のことを大きく取り上げるでしょう。
特に、地元紙2紙は、判決がどう出るかにびくびくしていたでしょうか
ら、大喜びして鬼の首を獲ったかのように大騒ぎすることでしょうね。

そこで、ついでに琉球新報の社是。ここにある「不偏不党」「公正」
「品格」などの言葉が、本当であるのかどうか、29日の紙面を見ればよ
く分かることだと思います。阿比留瑠比氏ノブログより。2008/03/28 
12:44(あびる るい氏は産経新聞東京本社政治部記者)
http://abirur.iza.ne.jp/blog/



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中共はうそをついている
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ラサ僧侶の涙:チベットに自由なし

http://jp.epochtimes.com/jp/2008/03/html/d35343.html

【大紀元日本3月28日】チベット自治区の首都ラサで発生した、中国共産
党の暴政への抵抗は当局によって武力鎮圧され、戦車と実弾の虐殺は世
界を驚かせた。中国当局はラサの秩序が回復したことをアピールする目
的で当局が選んだ海外メディア17社に限り、当局官員付きという条件で、
3月27日に現地取材を許可した。

しかし、記者団は、ラサの寺院で取材を行った際、チベットに自由はな
いと涙ながらに叫ぶラマ僧らに遭遇した。僧侶らは、「(中国当局の情
報を)信じてはいけない。(中国当局は)皆さんをだましている。うそ
をついている」と指摘し、今回の事件はダライ・ラマとは関係ないと主
張した。

AP通信記者の報道によると、ラマ僧約30人が取材に訪れた記者団の前
に突然現れた。僧侶は宗教の自由が奪われ、しかも今回の抗議活動は亡
命しているチベットの精神指導者ダライ・ラマと無関係であることを訴
えた。

その他、市内には銃を手にした武装警察が配置され、空港には指名手配
のポスターが貼られ、名所ポタラ宮前の広場では観光客の姿はほとんど
見られなかった。

放火された店舗は依然焦げ臭く、殆どの店は休業中であることが別の記
者の報道からわかった。さらに、中国当局は事件調査の理由で、チベッ
ト人に対して大規模な逮捕を行っているという報道もあった。

取材でチベットに入った記者らは当局の取材スケジュールに従うしかな
かった。当局は寺が破壊された映像を含む事件当時の映像を公開した。
その後、決められたスケジュールの通りにラサ一の寺・ジョカン寺に到
着したところ、抗議するラマ僧に遭遇した。

僧侶の話によると、今月10日から、僧侶らの行動は制限されたとし、
「チベットには自由がない、チベット人も自由がない」と泣きながら、
放火と破壊事件に関与したことを否定した。

さらに、中国当局が発表する情報はすべてうそであることを指摘し、自
由がほしいと訴えた。同行の中国当局の官員は取材に介入しなかったが、
次へ行こうと促し続けた。

あるラマ僧は「中国当局はダライ・ラマを打倒しようとしたが、それは
間違いだ」と述べた。3月14日の事件に関して、「今回の事件はダライ・
ラマとは関係ない」と僧侶らは強く訴えた。

香港のテレビ局TVBは、深紅の僧衣をまとった僧侶らが涙ながらに訴え、
カメラの周囲に集まった映像を放送した。

それによると、抗議デモが始まった3月10日以降、僧侶らは寺院を出るこ
とが許されていないという。

ある僧侶は「中国当局は、わたしたち僧侶の言うことを信用していない。
わたしたちが外に出て、破壊や焼き討ちなどの騒乱を引き起こすと思っ
ている。わたしたちはそのようなことは一切していいないし、濡れ衣だ」
とし、「わたしたちは自由がほしいだけだ。中国当局は僧侶や一般人を
拘束している」と訴えた。

台湾のテレビ局ETTVのカメラマン、ワン・チェナンさんによると、僧侶
たちの突然の訴えは、約15分間ほど続いたという。その後、警察がその
僧侶を寺院のどこかに連行したという。

ダライ・ラマオフィスのチヒメ・チホキャパ氏によると、僧侶らの突然
の訴えにより、「チベットの積年の憤慨は、いかなる暴力でも抑えられ
ない」ことが明確になったという。

チホキャパ氏は「わたしたちは、僧侶の身の安全と健康を心配しており、
僧侶らを守るためにも国際社会に訴えたい」と述べた。

3月26日、米国のブッシュ大統領は、中国の胡錦涛国家主席にダライ・ラ
マとの会談を勧めたが、胡・主席は、ダライ・ラマとの会談には積極的
に応じるが、その前に、ダライ・ラマはチベットや台湾の独立支持を放
棄しなければならないとしており、「暴力や犯罪活動を煽り、北京五輪
をボイコットするのは止める」よう、27日、新聞紙上で述べた。

中国当局は「ダライ・ラマの徒党」が騒乱の起こしたとし、ダライ・ラ
マを国家分裂主義者としたが、ダライ・ラマは、それを否定し、チベッ
トの自治だけを望んでいるとし、中国当局の武力鎮圧を非難した。

しかしながら、インドのテレビ局NDTVのニュース番組で、ダライ・ラマ
は、北京五輪が、中国の人権状況を世界に知らしめるチャンスであると
述べている。「五輪開催の資格を得るために、中国は人権や信教の自由
などの状況を改善しなければならない…これは当然の理である」と指摘
した。

ヒューマン・ライツ・ウオッチ(HRW)は、国連人権委員会がチベット危機
の解決に当たるべきだとの声明を発表した。

HRWによると、オーストラリア、欧州連合、スイス、米国がチベットの人
権侵害を国連人権委員会で取り上げたが、中国はアルジェリア、キュー
バ、パキスタン、スリランカ、ジンバブエを取り込んで、議論を阻止し
た。

声明では、HRWのジュネーブ責任者のジュリエット・デ・リベロ氏の言葉
が引用され、「国連人権委員会は、チベット危機を解決する権利だけで
なく、義務がある」とし、「国連人権委員会の本来の機能を果たしてい
るかどうか、確認しようとしている国々を、同委員会が沈黙させている
事態は、恥ずべきことだ」と批判した。 (STR/AFP/Getty Images) 
 
海外メディアの記者らに訴える僧侶たち(STR/AFP/Getty Images) 
http://jp.epochtimes.com/jp/2008/03/html/d35343.html
 


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北朝鮮の核保有を受け入れる?
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           古澤 襄

2008.03.28 Friday - 13:18 comments(0) trackbacks(0) by 古沢 襄 

米大統領選の共和党マケイン候補に近いアーミテージ元米国務副長官が、
微妙な言い回しながら北朝鮮の核保有について、中国が受け入れるとい
う見方を示した。核計画の完全申告を求めている米国と中国の間には温
度差がある。

それを見透かしたかのように、北朝鮮は28日午前、同国西岸の黄海海域
で短距離ミサイル数発を発射した。通常の発射実験だと抗弁するのだろ
うが、南北経済協力事業の開城工業団地から韓国側要員11人を追放する
など、北朝鮮の高飛車な姿勢が目立つ。

こんな事態をよそにして、年度末の国会は混迷に混迷を重ねている。北
朝鮮にとっては思う壺と笑っているのではないか。

<アーミテージ元米国務副長官は27日、ワシントン市内で行われた討論
会で、中国は今年夏の北京五輪を控え、東アジアの安定を何よりも望ん
でおり「北朝鮮の核保有(という現状)を厭々ながらも受け入れること
ができる」との見方を示した。

中国は6カ国協議の議長国だが、五輪成功に向け、北朝鮮を刺激しかね
ない行動は取れないとの認識に基づく発言。アーミテージ氏の認識通り
とすれば、中国とともに核計画の完全申告を北朝鮮に強く迫りたい米国
にとって誤算といえる。

同氏はチベット情勢をめぐる国際的な対中批判を念頭に、中国は五輪招
致に伴う「苦痛」を味わっているため、新たな問題が持ち上がることを
望んでおらず、国内や地域の安定を最優先していると指摘した(共同)
>杜父魚ブログの全記事・索引リスト(3月21日現在1684本)

 

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復活!?水都「八軒家浜船着場」
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             毛馬 一三

大阪の桜の開花は例年よりやや早く3月29日だそうだが、水都大阪を東西
に流れる大川(旧淀川)河畔沿いの歩道や各公園の桜は、既に五分咲き。
天気に恵まれれば、29日の土曜からこの季節を待ち詫びていた花見客が
ドッと押しかけ、公園の広場では随所で花見の宴が開かれるに違いない。

この大川の桜の名所の河畔を少し下り、大阪三大大橋の「天神橋」の先
の左手に水都が誇る「「八軒家浜船着場」に辿り着く。

この「八軒家浜」は、古代から京都と結ぶ水上交通の拠点で、江戸時代
になるとこの浜の船着場は、八軒の船宿があったことから「八軒家浜」
と呼ばれた。

またここは、世界遺産となった「熊野街道」への起点として知られてお
り、京都などから船でやって来た人々が、この船着場を経由して「熊野
詣」に赴いた。

余談ながらこの熊野街道だが、<この「八軒家浜」を起点に、四天王寺
(大阪市天王寺区)、住吉大社(大阪市住吉区)、堺、和歌山などを通
り、紀州田辺を経て、中辺路または大辺路によって熊野三山へと向かう
道筋。

この熊野街道を経て参台する「熊野詣」は、平安時代中期ごろ、熊野三
山が阿弥陀信仰の聖地として信仰を集めるようになったのに伴い、法皇
・上皇などの皇族、女院らや貴族の参詣が相次ぐようになったのが始ま
りだった。

室町時代以降は、武士や庶民の参詣が盛んになった。その様子は、蟻の
行列する様に例えて、「蟻の熊野詣」と言われるほどの賑わいだったら
しい。江戸時代になると伊勢詣と並び、庶民も数多く詣でたといわれる。
ただ明治以降は、鉄道や道路の整備により参拝者は少なくなる>。

このように霊場熊野三山まで橋渡しする歴史的街道の起点だった由緒あ
る「八軒家浜船着場」だが、これを再興して賑わいのある水都大阪再生
の起爆剤にしようと、民官協働の水都再生プロジェクトによってこのほ
ど完成、桜開花宣言日にあたる29日午前11時から開港式が行われる。

京阪電車天満橋駅といえば、本誌主宰の渡部亮次郎氏も大阪在任中、毎
日乗降された駅だが、その建物の北側の大川沿いに幅約10メートル、長
さ約50メートルの3層からなる鋼鉄製の巨大な「船着場」がお目見得した。

新設された同船着場を見学すると、水上バス(アクアライナー)や大型
遊覧船が常時2〜3艙停泊可能な、ゆったりとしたスペースがあり、ここ
から発進する各船で水都の川辺に広がる眺望とクルージングを楽しんで
もらおうという意気込みが感じられた。

28日には八軒家浜港で前夜祭があり、午後6時に桜をモチーフにしたイル
ミネーションの点灯式が行われ、川面に浮かび上がったピンクと白の見
事なコントラストに、見学者から歓声が上がった。

29日の開港からは、午前10時10分から水上バスが、淀屋橋、大阪城など
をくるりと一周、約60分のコースを1日7便発着させる。華やかな水都大
阪が、ここから芽生えるような気がする。

大阪大手企業本社の東京一極集中や、大手企業工場の他府県や外国への
移籍が目立つなど、大阪の経済基盤の沈下に歯止めが掛からない中で、
こうした歴史を甦らせながら集客を立て直す事業が、少しでも大阪再生
に役立つよう願うしかない。参考―フリー百科事典『ウィキペディア
(了)08.03.28



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横溢する「商品ではない言論」
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           平井 修一

「マスコミ上の言論は、売り買いされた言論で、それは商品である。学
者や評論家は、発注者・買い手である新聞社、出版社、テレビ局の意向
に反した言論は発しないし、どうしても読者・世論に迎合する。それ以
外の言論はない」

山本夏彦翁はこう書いていたが、夏彦翁が想像もしなかった今現在のネッ
ト時代には「商品ではない言論」が溢れかえり、なかにはマスコミに引
けをとらない論陣を張っているメルマガやらブログもありそうだ。世論
に迎合する必要はほとんどないから、「座布団5枚」をあげたくなるよう
な切れ味のよい記事を見ることもある。

さらに読者と執筆者がリアルタイムで双方向で結ばれているのも、従来
のマスコミにはなかったことだ。若者から80歳を超えた方まで、様々な
読者からコメントやトラックバックをもらったりすると、「なるほど、
こんな考え方もあるのか」と大いに啓発される。そのうちネットの影響
力はマスコミを凌駕するかもしれないし、そうなることを願っている。

知り合いの動向などもネットで知ることができる。一流のビジネスマン
だった人がいつの間にか曹洞宗の住職になっていたのを知ったときは少
々驚いた。植木等や三遊亭円歌のようにもともとがお寺の息子さんだか
らびっくりするほどではないが、多分、父上が亡くなったので住職を急
遽継がざるを得なかったのだろう、予想よりずいぶん早い転身だった。

ブログで曹洞宗本部に噛み付いている。ここにも商品ではないが強烈な
言論を見ることができる。
http://blog.goo.ne.jp/disclose-sotoshu/m/200803

一流のビジネスマンだから住職になって最初の大仕事は葬祭ホールの建
設で、あっという間に造り上げた後は、今度は曹洞宗の改革に挑んでい
る。彼にとって宗派は不合理の連続で、それは許容し難いということだ。
頭も切れるし、行動力はあるし、資金も潤沢で、政治力もあるから、曹
洞宗幹部もたじたじだろう。

小生は昔から彼とつるんでいたし、芸者の侍る料亭で最初で最後の接待
をしてくれたのも彼だが、ブログで白いベンツに乗る坊主を酷評してい
たものの、四半世紀前に「坊主の息子が白いベンツを乗り回していると、
近所からさんざん言われている」と苦笑いしていたのは彼自身である。
故あって絶交したが、立場が変ると発言も変るのを非難するほど小生は
潔白ではない。

「商品ではない言論」が世界中を飛び回っているのは、小生のようなア
ウトロー&アウトサイダーにはこの上ない快事で、あの世にPCを持って
いく手立てはないものかと、ちと悩ましい。PCを棺に入れて燃やさない
でね。モデムと一緒に納骨してね。



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話 の 福 袋
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 ◎都1300年祭キャラ「仏を侮辱」-南都ニ六会・事業協会に再考訴え   

奈県内の密教系寺院を中心に構成している南都ニ六会(橋本純信会長)
は27日、平城遷都1300年祭のマスコットキャラクターについて「仏様へ
の侮辱で受け入れられない」として、再考を求める要望書を平城遷都
1300年記念事業協会に提出した。

同協会は「真摯(しんし)に受け止めるが、現在のところ見直しは考え
ていない」と話している。

マスコットキャラクターが発表された今年2月以降、会員の間から「容認
できない」との声が上がり、今月26日に開かれた例会で要望書をまとめ
た。(2008.3.28 奈良新聞)
 

 ◎クロマツ3000本伐採 金沢・健民海浜公園 過去最大の松くい虫被
害 

金沢市の健民海浜公園で27日までに、松くい虫被害に遭った約3000本の
クロマツが伐採処理された。過去にない大規模な松枯れを受け、同公園
では急きょ、耐性のある補植用のマツの養育にも乗り出したが、被害は
今後も拡大する恐れがあり、戦前から残る一帯のクロマツ林の消失に伴
う飛砂防止機能の低下が危惧(きぐ)されている。

同公園は全国有数の渡り鳥飛来地でもあり、渡りのシーズンを前に、愛
好家からは環境の激変を懸念する声も出ている。

健民海浜公園では、昨秋に大量の松枯れが見つかり、県央土木総合事務
所が今年1月中旬から、枯死した木の伐採を進めてきた。松枯れの原因
となる「マツノザイセンチュウ」を体内に寄生させて被害を広げる「マ
ツノマダラカミキリ」の幼虫を駆除するために、伐採した木にビニール
袋をかぶせて薫蒸する作業が現在も園内各所で進められている。

同公園では4年ほど前から松枯れが発生し始め、一昨年は約100本、昨年
は約700本を伐採した。同公園管理事務所では、暖冬で多く生き残ったカ
ミキリの幼虫が昨春に成虫となり、爆発的に被害を広げたとみている。

樹齢百年を超えるものも多く被害に遭い、「公園内のクロマツの3分の
1近くが失われた」(同公園管理事務所)とみられる。

生き残ったカミキリが被害をさらに広げる可能性が大きく、予防策とし
ては健康なマツに薬剤を注入して抵抗力を高める方法もあるが、「高価
な薬剤をすべてのマツに注入するのはコスト的にできない」(県央土木
総合事務所公園緑地課)といい、今後、農薬の散布なども検討する。

中嶋幸夫同公園管理事務所長は「(松くい虫被害が)1度入り込むと完
全な排除は極めて難しい」と話している。

渡り鳥への影響について、同公園で毎月、探鳥会を開いている日本野鳥
の会石川支部の竹田伸一事務局長は「やぶが減ったことで渡り鳥が落ち
着いて休めなくなる。十分に体力を養えず、渡りの途中で疲れて死んで
しまう鳥が出ることも心配される」としている。
北国新聞 28日


 ◎日中の懸け橋に 帰国児童に語学指導 神戸の平さん
 
移情閣(神戸市垂水区)を建てた華僑実業家、呉錦堂氏(1855-1926年)
のひ孫に当たる平成彦さん(53)=同市兵庫区大開通七=が、垂水区の
神陵台小学校で中国帰国児童らに日本語や中国語を教えている。

祖先の功績を研究するため来日。阪神・淡路大震災に遭遇した際、避難
所で触れた人の優しさから「恩返しをしたい」と語学指導を始めた。日
中の友好に奔走した曾祖父と自身を重ね「両国の懸け橋となる人材を育
てたい」と話す。

平さんは上海市出身で、兵庫県の非常勤嘱託員「子ども多文化共生サポー
ター」を務める。

 大学卒業後、上海市役所に勤務する傍ら、夜間大学に通って日本語を学
んだ。1989年の天安門事件にショックを受け、「日本で祖先と自分のルー
ツを探りたい」と一念発起。神戸学院大研究員として、91年、家族3人で
来日した。

徐々に生活に慣れ始めた95年、神戸市長田区のアパートで被災。自宅は
全壊し、旧二葉小(現・駒ケ林小)に身を寄せた。当時は立命館大の修
士課程に籍を置き、呉錦堂氏の生涯をテーマに論文執筆の最中だった。

事情を察した被災者らが、執筆の作業場を確保してくれた。平さんも、
近所の倒壊家屋の片付けなどに汗を流した。「他者に寛容な土壌が神戸
にある」と感じた。西区の開墾事業や、神戸中華同文学校の設立を手が
けた曾祖父の思いに触れた気がした。

2001年に同大博士課程を卒業し、その後、県内の小学校や高校で中国人
児童生徒に日本語と中国語を指導。神陵台小では06年から教える。「母
国文化の素養を維持しながら、日本社会で自立することが目標」という
平さん。「子どもたちには勉強ができる環境を生かしてほしい」と話す。
神戸新聞 (3/28 14:26)


 ◎県庁中庭の桜、一足早く開花 秋田市、予想日は4月13日

 
秋田県庁の中庭駐車場に植えられている1本の桜が花を咲かせ、春の到
来を感じさせている。

県会計管財課によると、この桜は西日本に自生するキンキマメザクラで、
数日前に咲き始めた。暖冬だった一昨年11月下旬に季節はずれの花を咲
かせたが、例年は4月上旬に開花するという。

庁舎構内には、ほかにソメイヨシノやシダレザクラが計25本植えられ
ているが、いずれもまだつぼみ。仙台管区気象台が26日発表した秋田
市の桜(ソメイヨシノ)の開花予想日は4月13日で、平年より6日早
くなっている。秋田魁Web(2008/03/28 10:30 更新)


 ◎米大使館員のラサ訪問認める 日本大使館員も視察へ

中国チベット自治区などでの騒乱をめぐり、米国務省のマコーマック報
道官は27日の会見で、北京の米大使館員が中国政府の手配で28、29日に
ラサを訪れることを明らかにした。米政府は騒乱発生直後から実態把握
のため、大使館員のラサ入りを認めるよう中国政府に働きかけていた。 

報道官は、立ち入りが制限されている四川省や甘粛省、青海省、雲南省
のチベット族居住区についても、開放の必要があると指摘した。 

     ◇ 

北京の在中国日本大使館からは、和田充広公使が28日午前、チベット自
治区ラサに向かった。中国外務省が各国大使館に参加を呼びかけたもの
で、英仏など約15カ国の外交官とともに、2日間の日程で騒乱の被害が
あった市中心部などを視察する予定。 
アサヒ・コム 2008年03月28日13時00分



━━━━━━━
反     響
━━━━━━━


 1)岡山駅での突き落とし殺人事件には驚きました。被害にあった県
職員は近くの人で、28日葬儀がありました。

気になるのは、テレビがJRの安全対策は大丈夫だったかと追求するよ
うな口調で報道していることです。これは事故ではありません。殺人事
件でJRも被害者になるでしょう。

どうも最近のマスコミは“犯人”を作らなければ気が済まない様なやり
方が目立ちます。その割には中国に対する毒餃子やチベット人権追求は
お座成りになっているように思います。(U) 



━━━━━━━
身 辺 雑 記
━━━━━━━


東京都内の花見は今明日が盛り。猿江恩賜公園は散歩がままなら無いだ
ろう。年に1度の事。お互い様だ。

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