頂門の一針 |
この記事の発行者<<前の記事
|
次の記事>>
|
最新の記事
□■■□ ──────────────────────── □■
渡部亮次郎のメイル・マガジン 頂門の一針 第641号
□■■─────────────────────────── ■□
平成18(2006)年11月26日(日)
平沼復党は急転直下消えた?:古澤 襄
角栄のマスコミ買収:渡部亮次郎
骨なし海鼠の三杯酢:山堂コラム142
腰椎の手術:毛馬一三
ワーキング・プア深刻:宮崎正弘
話 の 福 袋
反 響
身 辺 雑 記
□■■□ ─────────────────────────── □■
第641号 発行周期 不定期(原則日曜日発行)
御意見・御感想はchomon_ryojiro@yahoo.co.jp
購読(無料)申し込み御希望の方は
下記のホームページで手続きして下さい。
http://www.max.hi-ho.ne.jp/azur/ryojiro/chomon.htm
バックナムバーは http://www.melma.com/backnumber_108241/
━━━━━━━━━━━━━
平沼復党は急転直下消えた?
━━━━━━━━━━━━━
古澤 襄
<郵政民営化法案に反対して自民党を離れた衆院議員らの復党問題で、
平沼赳夫元経済産業相は25日、岡山県津山市で開かれた会合で支持者と
意見交換した。平沼氏は「熟慮に熟慮を重ねている。27日に決断する」
と結論を保留した。
だが、その後記者団に、「変な形で党に戻っても、何の主導権も発揮で
きないことも考慮しないといけない」と述べ、自民党の中川秀直幹事長
が示した条件を変えなければ、復党願を出すことは難しいとの考えを示
唆した。
平沼氏はこの日の会合で、「一人の幹事長が突きつけた問題(条件)を
のんで、私の先行きが開かれるのか、考慮しなければならない。自民党
を愛するのはやぶさかではないが、今の自民党はどこかおかしいと思う」
と語った。
一方、支持者からは「筋を通すべきだ」との声が多く出されたが、「無
所属では戦いにくい」と復党を求める声もあった。
一方、中川幹事長は25日の広島市内での講演で、「安倍首相の本音は
(無所属議員との)統一会派だ。それが困難なら国民、党員に理解と納
得を得られるやり方でやってほしい。それが首相の考え方だ」と語り、
平沼氏らに求めている復党のための条件は必要だとの考えを強調した。
(朝日新聞 26日)>
平沼氏の復党は急転直下消えたとみるべきであろう。平沼氏と行動をと
もにする造反議員も出ると思うので”平沼新党”が年内に発足するので
はないか。その新党は中川幹事長がいう自民党との統一会派を組むか定
かではない。むしろ自民党に対する批判勢力の色彩を強める気がする。
今度の騒動を筋論と情論で分別する解説が横行しているが皮相的見方で
はないか。中川幹事長は”左”にウイングを広げることによって自民党
の党勢を拡大する志向をとっている。
形式は違うが民主党の小沢代表がとっているスタンスに共通するものが
ある。いずれも無党派層の取り込みに焦点を合わせていると言って良い。
安倍首相は保守の草の根を掘り起こすことによって、憲法改正などこれ
から直面する保守の課題に取り組む姿勢をみせる。そのためには来年の
参院選で国民の支持を得なくてはならない。”右”にウイングを広げた
いのが本音だろうが、それを当面は封印して、安倍カラーを出すのは参
院選後と思い定めているのではないか。
平沼氏は明らかに”右”にウイングを広げる信念を持つ。それなくして
は安倍政権が、これから直面するであろう政策課題を実現することは不
可能だと思っている。復党も安倍政権の政策実現のものとしてきた。
このぶつかり合いが復党問題で表面化した。自民党の三役で中川幹事長
と中川政調会長のスレ違いも根っこのところでは一種の理念闘争が見え
隠れしている。政策論争なら妥協することも出来るが、理念論争では妥
協点が見出し難い。
平沼氏は安倍首相が中川幹事長に取り込まれる危うさを感じ始めている
のではないか。初心を忘れた安倍首相と見定めれば統一会派の選択肢は
無くなる。そのギリギリのところで自らの政治行動を考えているかにみ
える。
「一人の幹事長が突きつけた問題(条件)をのんで、私の先行きが開か
れるのか、考慮しなければならない」と言ったのは、その観点でみた方
がいい。
平沼新党にまで踏み切れば自らの理念に共鳴する同志を勝敗を度外視し
て参院選に立てることもあり得る。私にはその方向に事態が進展する気
がしてならない。安倍自民党と小沢民主党の対決図式に平沼新党が割っ
て入れば、参院選も思わぬ展開をみせるかもしれない。
「杜父魚文庫ブログ」から転載
http://blog.kajika.net/
━━━━━━━━━
角栄のマスコミ買収
━━━━━━━━━
渡部亮次郎
世間では田中が総辞職したのは立花隆の「田中角栄研究」と思われてい
ますが、違います。あの時の文芸春秋に同じく載った「淋しき越山会の
女王」と言う記事だったのです。後に田中が私に言いました。「とにか
く真紀子にあのことで連日ワーワー言われて、それで参ったのだよ」と。
角栄に神楽坂の芸者だった辻なる女性に男の子2人のいることは側近な
ら皆、知っていることだったそうだが、越山会なる角栄後援会の会計責
任者、佐藤昭の娘・敦子が角栄との不倫の子であると喝破したのは、こ
の原稿の筆者・児玉隆也が初めてだった。
児玉があの原稿を書いた後、私を訪ねてきて「政治家が自分に不利な記
事を差止めるため800万円を差し出すことはありますか」と訊かれた。半
端な数字だから「それは無いだろう、半端すぎる」と答えた。
児玉によれば光文社の「週刊女性」誌デスク在任中、田中の(まだ幹事
長)女関係を記事にしようとしたら、著名な作詞家が800万円を差し出し
て「止めてくれ」といった。断ったが、社内では「児玉は田中からカネ
を取って記事を差し止めた」との噂が流され、とうとう社を辞める破目
になったのです、と言う話だった。
退社して何年もしないで児玉は文春に「淋しき・・・」を書き憂さを晴
らした。ただし児玉はガンに冒され、それからいくばくも無く、40前
に死んだ。片方の立花は有名になったが児玉は死んで、マスコミに乗る
機会が途絶えたまま忘れ去られてしまった。そのことを塩田は今回の本
でまず紹介している。戦後政治史の裏面が単行本で暴かれたのは初めて
である。
私の身分にも異変があった。記者(NHK)として田中首相の哲学の無
さをブラウン管で攻撃するものだから、角栄側近(竹下)から来た抗議の
電話に唯々諾々と従ったNHK首脳によって大阪に飛ばされた。飛ばす
担当者が告白したのだから間違いあるまい。昭和48(1973)年のことで
ある。問題はその後だ。
こんなNHKにいたって将来はないとみた私は自民党代議士・園田直の
招きで彼の外務大臣秘書官になった。福田内閣である。この内閣は三木
憎しで固まる田中の支持で出来た政権である。その関係で、かつては仲
の良くなかった角栄やその側近とも付き合うようになった。
そのため「あの時、児玉対策にどれほど使ったのか」をマスコミ担当秘
書に質すチャンスが来た。そしたら「3000万円を作詞家らに渡したが記
事は止まらず、カネも返って来なかった」との答えを得たと言うわけで
あった。
それにしても3000万円がなぜ800万円にしかならなかったのか。おそらく
作詞家と相棒の政治評論家(元読売政治記者)が山分けで猫糞しちまっ
た残りが800万円だったのだろう。
「田中角栄失脚」(塩田潮)を読めば作詞家と政治評論家は誰であるか、
すぐ推測がつきます。こうしたカネを角栄氏はどうせ阿漕な悪事で稼い
だんだからいいじゃないか、というのが一般的かもしれないが、あなた
は、この話を聞かされて、何を思われますか。 「おふくろさん」を歌え
ますか。
━━━━━━━━━
骨なし海鼠の三杯酢
━━━━━━━━━
山堂コラム142
今回の「教育基本法」の改訂をめぐる与野党の論争―――、攻めるも守
るもズレている。
衆議院での野党の審議拒否・欠席戦術は論外だが、与党も単独強行採決
でしゃにむに衆院通すほどの法案だったのか。一番大切なのは変える基
本法の中味であって、「いじめ」や「TM(タウンミーティング)」で
はない筈。与党も野党も頭冷やしてよく考えた方がよい。自民党議員の
なかでも首かしげる者は多いのである。
いま、東京の下町だけでなく日本全国で学校、特に公立の小中学校が荒
れている。所謂「学級崩壊」だ。教育現場は手がつけられない状態でこ
れが全国に蔓延し、無論授業どころではない。子供はバカになるばかり。
何年も前から分かっていた。なのに文部省は(現:文科省)知らぬ顔。
「ゆとり教育」、「サッカーくじ」、テメエらの利権と天下り先、確保
するに狂奔し、現場のことならみな校長。「調査しろ」「報告しろ」の
他人まかせ。
現場の実態はそうなのだが、自民党の文教族、はたまた「自大史観(夜
郎自大の自大、自虐史観の反対)」の学者ども、「日教組と基本法のせ
い」。そう言い張って、この二つをば成敗すれば全て解決。教育の将来
はバラ色で、晋三総理の唱える「美しい国」、教育の世界ですぐ実現し、
その実績梃子にして憲法改正すぐ間近・・・それでまとめる「基本法」
―――。
うまく行くと思ったが、まずは草案づくりで立ちふさがりたる、公明党
は煎餅屋。自公連立のつけがこれ。「自大史観」家ら目論んだ「愛国心」
はガタガタで、骨抜きよれよれ海鼠か蛸。「なんたらかんたらの態度養
なう」。ん?こりゃなんじゃ、もんじゃの三杯酢。言語も意味も不明瞭。
民主党案がよほどまし。ちゃんと「日本を愛する心」の金看板。舳先
(みよし)に菊を頂いて、腕はクロガネ心は火だま。堂々進むの観艦式。
小沢も菅も細川も(こんなのいたっけ)、公明連立の「有難さ」、とっ
くに経験ずみで身に滲みて、だから与党の法案を、頭から虚仮(こけ)
に嘲(あざけ)るも至極あたりき車引き。
さらに言うなら学識も、もとより教養理念すら(民主政治の)、何も知
らないついきのう、当選して来たれるアンちゃんら。てんでばらばら言
いつのり、あれも入れろこれも入れろ。軍国主義時代の統制教育。かた
やアメちゃんべったりの「グロバル経済原理主義」。極めつけが煎餅屋。
寄ってたかって弄繰(いじく)り回し、中味も文章もぐじゃぐじゃに。
「あれなら改正前の基本法、中味も文章もよほどすっきりして格調高い
ものだった・・・」と異議はさみたき自民党は良識派。
「言えばいいじゃないか」と嗾ければ、「去年の郵政解散忘れたの?―
――亀・神主・聖子ちゃん。平沼のターさんまで」が造反組。烙印押さ
れるその恐怖。安倍体制にも引き継がれ、異議唱えれば唇寒し平河町。
「教育」に続いて「憲法」も、時代の変化に適応した新しいものに改正
する。そう指向する安倍政治。それはそれで是とするも「改正する」と
は前よりも、良くなることが大前提。より高度の先進国、目指すための
改正(憲法も含め)で。ならばであって前よりも、悪くなるは「改正」
とは言わぬ。ましてや戦前の「国家統制・独裁政治」。これに回帰しよ
うとする「自大史観(前述)」―――。右翼より更に右自称するブレー
ンのあまた集いし安倍内閣。
参議院で、論戦がようやく再開に漕ぎつけた。なのに相変わらず野党側。
改正の中身はそっちのけ。「けしからん、けしからん」は「いじめ」
「必修」「TM(タウンミーティング)」、この3点セット。大騒ぎす
る新聞・テレビもこればかり。あとは命令放送の拉致ニュース。こんな
ネタ、実は肝心な論点そらすため、役人どもが仕掛けたる八百長ネタで
はねえのかや。(了)
━━━━━
腰椎の手術
━━━━━
毛馬一三
「腰椎変性すべり症」と診断されて1年余。以来ペインクリニックでブ
ロック注射(硬膜外注射)による緩和ケヤに頼ってきたが、遂に50メ
ートルほど歩いただけで両足がしびれ座り込む始末、地下鉄に乗っても
ひと駅間も立っていられなくなった。手術の怖さに怯えて手術を日延べ
するなど、そんな悠長なことは言っていられない状況に追い込まれた。
11月9日、大阪厚生年金病院で手術をした。細野・海渡両医師による3
時間に及ぶ手術だったが、無事成功。脊椎の間にセラミックをかませて
神経を保護し、椎間板を削ったりする大手術だったが、手術直後の夜ほ
とんど痛みを感じなかったのは驚きだった。
難をいえば、腰部手術のため自在に寝返りを打てず、72時間は天井と
睨めっこ状態。食事もベッドで横向きのまま、フォークを使って摂る不
自由さ。注射嫌いにとり、度々の化膿止めの点滴と採血は苦痛そのもの
だった。
細野医師の診断の結果、手術の傷あとは極めて順調ということで3日目
に、傷口と尿道からのチューブが取り外され、待望の歩行が許可された。
あらかじめ用意していたコルセットを腰部に着装し、歩行用介護機を使っ
て早速トイレに行ってみた。
自分のことながら足取りがしっかりしていたので、ついでに入院病棟内
廊下をゆっくり歩き回った。腰は痛みもしびれも無く、背筋がシャンと
伸びているのが自覚できる。
「こんなことなら1年前に手術しておけばよかった」が、偽らざる感想
だった。しかしその思いも束の間、ベッドの中で傷口の上に被せた厚み
のあるガーゼをコルセットの芯が圧迫して、急激に傷口が痛み出し眠れ
ない夜が続いた。鎮痛の座薬を多用した。
細野主治医に相談したら、「日薬」で序々に治まりますよとの答えで気
が楽になった。寝方に工夫を凝らしてみたら痛みも和らぎだした。4日
目からリハビリが始まった。
片膝を曲げて伸ばした下肢を45度位に15回ほど交互に上げ下げする。
寝たまま腰を両手で支えながら15回持ち上げる運動。数日後に始めた
緩急を擬した小型階段の昇り降りも、手摺りを使わず出来るようになっ
てきた。リハビリも順調だ。
2週間経ち退院。コルセットを常時装着し、無理な運動は禁止。長く前屈
みになったり、腰を捻る動作は避けることなどなど。細野主治医から念
を押された注意事項を思い出しつつ、背筋を伸ばしながら勇躍我が家へ
戻ってきた。孫ら家族の笑顔に迎えられ、2頭の愛犬が飛びついて剥き出
しの歓迎振りに感激。庭の植木が殊更に生き生きと見え、外気がメチャ
旨い。
入院中、様々なことが起き手切歯扼腕した。和歌山談合事件で現職の木
村良樹知事が逮捕され、類は宮崎県にも及ぶ気配をみせている。こんな
動きに全く対応出来ず、この間日本一メルマガ「頂門の一針」の主宰・
渡部亮次郎氏をはじめ、大勢の関係者、読者の方々に大変ご迷惑をお掛
けした。心からお詫びとお礼を申し上げたい。
病院と自宅でリハビリを続け、完治までは3ヶ月を要するという。当面椅
子に座って接客したり、パソコンに取り組むことは難渋するだろう。で
も今の実感そのままに3ヶ月ほどで腰痛が治るんだったら、手術は大成功
だった訳だ。
今回、手術で実感したことは、医学の技術は飛躍的に進歩しているとい
うことだった。十数年前だったら、こんな重症患者が手術で完璧に社会
復帰することはなかったであろう。せいぜい杖をついて痛みを我慢しな
がら歩行するのが関の山だった。
以下に「立ち話などでも両脚がしびれます」というタイトルで 冨士武
史氏(整形外科医)の話を掲載したい。同じような症状のある方はどう
かご精読ねがいたい。
<立ち話などでも両脚がしびれるという症状は、腰椎の部分で足(下肢)
につながっている神経が圧迫されていることが考えられます。このよう
な症状を出しやすい病気としては、「腰部脊柱管狭窄症」や「腰椎変性
すべり症」などが多い病気です。
これらの病気は年齢を重ねることで出現し、進行していくことが多いの
です。これらの病気は「悪性」の病気ではありませんが、ほかの病気で
も神経が圧迫されれば似たような症状が出ますので、一度診断をきっち
りつけておく必要があります。
正確な診断をつけるためには、
!)脊椎外科を扱っている整形外科に受診し、
!)症状をはっきりと説明する。(この病気に関しては、診察でわかるこ
とより患者が話をされる症状のほうが大事な場合があります)、
!)その上でレントゲンやMRIなどの検査を行う、ことになります。
手術以外の治療としては、血液の流れを良くする薬や硬膜外注射などが
行われますが、基本的にはこれらは症状を治療したときに少し和らげる
ことができますが、治ることにはなかなか結びつきません。
手術は、神経を押さえている骨や椎間板を削ったり、これ以上骨が滑っ
ていかないように固めたりという手術になります。
いつ手術をするかということについては、患者がこの病気の症状で「ど
のくらい困っているか」ということで決まります。例えば20分間歩いた
ら足がしびれて座り込むという症状があっても、「これだけ歩けたら私
は困らない」という人もおられるでしょうし、「駅や飛行場の乗換えで
困るので旅行にいけない」という人もおられるでしょう。
同じ症状の患者でも、患者が「手術をしてでも元気に歩こう」と思われ
ましたら手術になりますし、「手術は絶対にしたくない」と考えれば、
命にかかわる病気ではありませんので手術をする必要はありません。
いずれにしても、納得のいく説明をしてくれる整形外科に受診して相談
するのがよいと思います。
手術を行っているような病院に受診する前に、お近くの整形外科診療所
を受診されて、まず相談する。
この上で、手術的な治療も考えるようであれば、近くの整形外科の先生
から手術を行っている病院へ紹介してもらうのがスムースな方法と思い
ます。
最近は多くの病院で、「開業医からの紹介状を持っていて、同医師から
予約のある患者」の受診にはいろいろと便宜を図っていることが多いの
で、「飛び込み」で病院を受診されてもスムースに診療が運ばないこと
があります。と言う訳でぜひ、お近くの整形外科医に相談してください。
( 大阪厚生年金病院 整形外科部長 )>
━━━━━━━━━━
ワーキング・プア深刻
━━━━━━━━━━
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成18年(2006年)11月25日(土曜日)
通巻第1628号 臨時増刊号
△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△
“ワーキング・プア”は中国のほうが深刻と世界銀行が報告
経済は“成長”している筈なのに、なぜ貧困層が激増しているのか
********************************
世界銀行は中国の成長が、いびつなかたちである実態を貧困層の増大に
もとめている。
2003年統計で2・4%と見積もられた貧困層は10%に激増した一
方で、富裕層も16%に増えた。
実際に中国から日本にやってくる観光客、ビジネス客をみていても、日
本の中間層所得よりはるかに贅沢である。
貧富の格差をあらわす“ジニ指数”はロシア、米国に似ていると中国は
ほこらしげに言い、胡錦濤は「社会の安定のため貧富の差を縮める」と
政策の主柱にすえてきた。
(ちなみに中国のジニ指数は0・45)
が、北京在住の多くの西側エコノミストは「中国では、国家統計その
ものがあやしいうえに、嘘放送を繰り返しているだけ」と半ば投げ遣り。
2003年にはデフレ気味だった消費者物価も、このところインフレに
転じている。
「ということは貧困層は、ますます生活が苦しくなっているはず」、
「中間層さえ貯蓄を取り崩してくいつないでいる」(ストレートタイム
ズ、11月23日付け)。だれも実態はわからない。
◎◎ ◎ ◎◎
♪
(読者の声1)PLA総政治部監修の約1時間30分にわたる大閲兵DVDは
お勧めです。
余談ですが政界で流行っている日本核装備論議、米国のフラム記者の主
張は現実的ではない。
日本は非核通常軍備の再建の方が重要、そろそろ店頭に出る軍事雑誌
『丸』の『陸自新編部隊の矛盾』を参照してください。
とくに三島関係組織の若い方々に勧めて下さい。パソコンやテレビに出
てくる軍事マニア型評論家は実情を殆ど知らない。
なお自衛隊で文民統制に忠実で人事上、恵まれて来た最近の現役、退役
将官の各位は防衛の実情を国民に話そうとせず、軍事知識の啓発にも消
極的です。
したがって国民の国防意識も軍事知識も積年、低下の一途をたどるのみ。
「庁」の字が「省」に変わるだけでは防衛体制は改善されない。
(ST生、木更津)
(宮崎正弘のコメント)お知らせ有り難う御座います。『丸』という雑
誌ですね。読んだことがありませんので、書店で探します。
「『庁』の字が『省』に変わるだけでは防衛体制は改善されない」。ま
さしくご指摘の通りです。
♪
(読者の声2)23日に、第36回福岡「憂国忌」に行って来ました。
宮
崎正弘先生との関係から「憂国忌」の事を知り、「日本の息吹」の綴じ
込みで今日のことを知り馳せ参じた旨を主催者に伝えました。
さて、行き付けの本屋に出向きました。「三島由紀夫の現場」(の平積
み)が高くなったり、低くなったりしていますので、「売れてるな」、
「又入荷しているな」等と嬉しくなって確認しています。
田舎でも宮崎先生の名が浸透してきている証し、と思っています。
(TK生、佐賀県)
(宮崎正弘のコメント)ご注目に感謝します。福岡憂国忌は、このメル
マガの福岡周辺の読者がかなり参加されている模様です。
◎◎ ◎ ◎◎
━━━━━━
話 の 福 袋
━━━━━━
憂国忌に900名が全国通津浦々から参集して熱気
三島由紀夫氏没後三十六周年を追悼
********************************
『憂国忌』は昨夕11月25日(土曜日)午後6時半から池袋東口の
「豊島公会堂」で開催され、凛列な寒さを吹き飛ばすように900名が
参加した。
秋山駿がいみじくも指摘したように「死後も成長し続ける作家」である。
没後、36周年、なお、祭忌にこれほどのひとびとが命日を忘れずに集
まるのだ。
会は冒頭、黙祷のあと、開会の辞を篠沢秀夫(学習院大学名誉教授)、
すぐに記念講演にうつり、女優の村松英子さんが「『薔薇と海賊』をめ
ぐって」熱演、講話のあと、来年予定されている公演の共演者も登場し
た。
大出俊、伊藤高、若柳汎之丞、村松えりがさわりの部分を熱演。会場か
らさかんな拍手があったお。
さらに制作者の北村文典氏が登場し、劇と三島の関連についても説明が
あった。
休憩を挟んで檄文朗読となり、日本保守主義研究会の諸兄五人が熱気を
はらんでの朗読に会場からひときわ高い拍手が湧き起こった。
つづいてのシンポジウムは藤井厳喜、田中英道、富岡幸一郎、井川一久、
山崎行太郎、萩野貞樹、井尻千男の七氏が登壇し、司会は水島総氏で組
まれ、これも会場が一瞬シーンとなるほどの名講義がつづいた。
閉会の辞は文藝評論家の松本徹氏。
なお、講演内容はほぼ全てが、『月刊日本』で特集されるほか、桜チャ
ンネルが来週後半にほぼ二時間半の記録を放映する予定(これらは詳し
く決まれば弊紙で告示します。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
△
故三浦重周一周忌(早雪忌)の御案内
謹啓 皆さまにおかれては御健勝のことと大慶に存じ上げます。
昨師走、新潟の北岸壁で自刃した三浦重周氏(「重遠社」代表、三島
由紀夫研究会前事務局長、日本学生同盟元委員長、本名、三浦重雄)の
命日が近づいてまいりました。
自決直後に東京で開催された「さようなら 三浦重周さん追悼の夕べ」
には全国から多くの皆さんが馳せ参じてくださり、厳粛なうちにも和や
かな追悼を行うことが出来ました。
遺稿集第一弾『白骨を秋霜に曝すを恐れず』の発刊とともに有志数十
人が新潟の自決現場と菩提寺を訪れ、墓前に供えて参りました。また読
者の皆さまから感動の便りが多数寄せられました。
そこで、重ねて遺稿集第二弾が企画され、多数の同士の協力により編集
を急いでいるところです。
命日にはこの遺稿集第二弾を見つつ、故人を偲んでいただきたく左記の
要領で「早雪忌」と銘打つひとときを開催することになりました。
万障お繰り合わせの上、ご参会頂けますよう謹んでご案内申し上げます。
謹言
平成十八年十一月
記
とき 十二月十日(日曜日)午後三時
ところ 九段会館 地下宴会場
会費 おひとり 一万円(含む書籍代)
(遺稿集第二弾『国家の干城、民族の堡塁』をお持ち帰り頂きます)。
早雪忌実行委員会
105―0003 東京都港区西新橋2―13―7
ササキビル2階B クレッソン研究所気付
電話 090―3201―1740
◎
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
◎小誌の登録は下記で
http://www.melma.com/backnumber_149567/
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
♪
(編集部から)小誌は「三島由紀夫研究会」および「憂国忌」の賛助会員
に限定せずに一般読者の皆さまからも、三島研究の論文、エッセイをつ
ねに募集しております。
作品論、作品感想、読後感、政治論、芸術論。分野を問いません。ご投
稿をお待ちします。原則として実名。簡単な肩書きをつけて下さい。原
稿料はありません。三島文学批判も構いませんが誹謗中傷のたぐいの投
稿は採用しません。ゲスト寄稿者コーナーも常設しております。ご投稿
をお待ちしております。
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
三島由紀夫研究会 HP http://www.nippon-nn.net/mishima/contents/
メール yukokuki@hotmail.com
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(C)三島由紀夫研究会 2006 ◎転送自由
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
『三島由紀夫の総合研究』
三島由紀夫研究会 メルマガ会報
平成18(2006)年11月26日(日曜日)
通巻第92号 より転載
━━━━━━
反 響
━━━━━━
1)いつもメルマガ楽しみに拝読しております。
日々の編集作業はさぞや大変なこととお察ししますが、週1回になっても
いいので
これからも配信を続けてください。
さて今号の「身 辺 雑 記」にはわが意を得たりの思いをしました。
メルマガは、他のメディアとは違って、編集担当者個人の識見がすべて
を決めるものと、私も確信しています。
ある事象について、編集者個人のより深い識見・感情を感じることがで
きるのが良いメルマガなんだと思います。
既存メディアでは許されない「ギリギリの部分」を表現もせずに、小市
民の常識やリアルメディアのルールを墨守するだけなら、メルマガを出
す意味はないですよ。
これからも、つまらぬ嫉妬や嫌がらせなどは無視し、良いメルマガを送
ってください。(HN:エンリケ)
2)最近の演歌とオペラに関して一言お伝えしたくMailさせて頂きま
す。
主宰者並びにむの字屋さんのお話に目から鱗、まさにその通りです。私
はカクテル・チューハイ以外であればお酒は問題無いのでむの字屋さん
のお話には共感できる部分が多いのですが、私はワインも日本酒もビー
ルも大好きです。思うにこの問題は歌い方の是非を問うていると思うの
ですが、このまま放置して置くと、聞き手の感性の是非も問われそうで
す。
結論は「日本酒は純粋なアルコールより旨い」と私も思います。これは
多くの方に賛同頂ける事と信じていますが、同様に賛同頂けないに方は
この感性の差がどこにあるのかよく考えて頂きたい。同時に賛同頂ける
方にも、世の中にはどこまでいっても賛同頂けない方が「存在する」事
も理解して頂ければと思います。
どちらがより寛容になるべきかは各位が理解されているとは思いますが、
この問題はそろそろ終わりにすべきと思います。どちらがより真実に迫
っているのかは明白に思いますが、そこを追求しすぎるのはあまり大人
気ないかな。。。と。何でもかんでも真実一路では、逆に情緒もへった
くれもないのではないですか?(こば)
主宰者より:そうしたいと思います。
━━━━━━
身 辺 雑 記
━━━━━━
向島の洋食屋へ久しぶりに出かけて、またまたハンバーグ定食。考えて
みたら肉というものを食べるのはここへ来た時だけである。随分変わっ
たものだ。30代の頃はステーキを2枚も食ったのに。
こんなことをするから持病が発症したのだろう。最近は米飯も茶碗に半
分しか食べない。それでも体重がそんなに減っていかないのにはわけが
あるが、黙して語らずとも、勘のいい人には分りすぎるほど分る。
ご投稿、ご感想、ご意見を待っています。読者:2691
…………………………………………………………………………………
◆メルマ!メルマガの退会・解除はこちら→
http://melma.com/contents/taikai/
登録状況確認は[マイメルマ!] → http://my.melma.com/
……………………………………………………………………………………
--------------------- Original Message Ends --------------------
………………………………………………………………………………………………
◆メルマ!メルマガの退会・解除はこちら→ http://melma.com/contents/taikai/
登録状況確認は[マイメルマ!] → http://my.melma.com/
………………………………………………………………………………………………
--------------------- Original Message Ends --------------------
--
━━↓チェック↓━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ここに広告が入ります。
ここに広告が入ります。
ここに広告が入ります。
ここに広告が入ります。
ここに広告が入ります。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━↑チェック↑━━
--------------------- Original Message Ends --------------------
この記事の発行者<<前の記事
|
次の記事>>
|
最新の記事
