頂門の一針 |
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渡部亮次郎のメイル・マガジン 頂門の一針 第638号
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平成18(2006)年11月23日(祝)
冒涜と悪趣味の意味:渡部亮次郎
民主党の戦術ほころび:花岡信昭
ガルブレイズ vs フリードマン:宮崎正弘
吉林大学に地下移植センター:大紀元日本
『憂国忌』池袋で25日
e-pros英語教育11月
話 の 福 袋
反 響
身 辺 雑 記
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第638号 発行周期 不定期(原則日曜日発行)
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冒涜と悪趣味の意味
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渡部亮次郎
<東京・渋谷のホテルセルリアンタワー東急ホテルの教会で開かれるサロ
ン・オーケストラ・ジャパンのコンサートが9日夜、3ヶ月ぶりに開かれ
た。
今回は嘗ての歌謡スター霧島昇・松原操夫妻(いずれも故人)の三女でオ
ペラ歌手(ソプラノ)大滝てる子さんが両親の持ち歌を敢えて歌うとい
うプログラムがはさまれていた。
「一杯のコーヒーから」「蘇州夜曲」のほか森山良子作曲の「涙(なだ)
そうそう」も。オペラ風に歌われる歌謡曲には戸惑いを感じた。更に欧州
帰りのオペラ歌手古川精一さんとのデュエットデ歌われた「旅の夜風」
には悪趣味を感じた。
オペラはオペラ、歌謡曲は歌謡曲なりの歌い方があって、ファンを納得
させている。融合は不可能である。花も嵐も踏み越えて、をオペラ風に
歌うとご両親を懐かしむより冒涜しているように感じた。
次回は「セルリアン・ニューイヤーコンサート」として、1月11日(木)
午後2時半と午後7時だそうです。4000円。>(「頂門の一針」11月10日
625号 身辺雑記)
これに対して「頂門の一針」を転載した上海発のメルマガに当の大滝て
る子さんから9日後に以下のような文が寄せられていると伝えてきて、
直ちに私のところへ転送されてきた。
<文中の霧島昇・松原操、両親の歌を「冒涜」というお言葉本当に悲し
く思いました。両親の歌を歌うようになるまでにはいろいろな深い思い
そして経緯がございます。
融合は不可能もという言葉も、本当に残念に思います。安易な、そして
顔の見えない批判を私自身も慎みたく思います。主催の方にお尋ねになっ
て是非一度お手紙を下さいませ。お話が出来ますのを楽しみにしており
ます。(2006/11/19 04:15:04 PM)>
「両親の歌を『冒涜』というお言葉」はおかしい。ご両親の歌をオペラ
風な歌い方で歌われるのは、あの歌に対する冒涜と言っているのであっ
て、私は歌手を冒涜したのではない。企画が悪趣味だといっているのだ。
例は悪いが、逆に演歌歌手がオペラを歌ったら、オペラ界は「融合」
「成功」といいますか。お父上とお母上のデュエットには独特の息継ぎ
とか情感の込め方とかが存在し、いわば独特の世界を形成して今日に至
っている。
それをオペラ調で歌われると、音吐朗々ではあるが、途端に歌謡曲でも
演歌でもなくなる。霧島もミス・コロムビアも消される。だから子が親
を消してしまうのだから冒涜と敢えて言ったのである。
子が親を思う事は美しい。しかし、それを演歌でもない、ォペラでもな
い、わけの分らないものにしてカネを取るというのは、少なくとも企画
は悪趣味と反省すべきだ。
大滝さんが演歌を演歌なりに歌えるなら許そう。ドイツだかベルカント
だかの唱法でしか歌えないのに、親の歌を子供が歌ってどこが悪いと開
き直るのは悪趣味だ。人格的に問題がある。親の歌は親のもの、子供は
自分の歌を歌うべきだ。
音楽の発声法には疎いがドイツ唱法とかベルカント唱法とかで演歌を歌
われると気持が悪い。以前、霧島昇・ミスコロムビアご夫妻のご長男で
東京音楽大学教授の坂本紀男さんがラジオ番組で父上の名作「胸の振り
子」を歌われて、やはり違和感を覚えた。クラシックの歌い方だったか
らである。
お兄さんの坂本さんも大滝さんも演歌を歌っているようで演歌ではない。
ファンは懐かしくて1度は聴くが、似て非なる歌だから2度は聴きたくな
い。それを「受けた」と感じるのは勘違いだ。兄妹ともに勘違いしてい
る。あまりにも鈍感だ。
演歌は演歌、オペラはオペラでいいと思うのである。演歌には小節が不
可欠だが、ドイツ唱法とかベルカント唱法で歌われると、全く似て非な
るものになってしまう。
主催者は99%の人が喜んで帰ったといってきた。他人はどうであれ、私
は気持が悪かったからあのように書いたのである。音楽もまた感性の芸
術である以上、賛否のある事は当然であって、多数だから正しいという
ものではないだろう。
松原操(ミスコロムビア)に関する『ウィキペディア』を見ると「霧島
・松原夫妻の忘れ形見である長男の坂本紀男と三女の大滝てる子は、現
在も父母のヒット曲を歌い継いでいる」とある。二人して両親を歌い継
いでいると思いながら両親を否定していることに気付かないだけなのだ。
特に大滝さんはご両親の歌を歌うことを仕事にされているようだから、
私のような素人からの批判には厳しい抵抗をして当然である。
そうですか。なるべく聞きたくないものだ。それにしても見ず知らずの
者に手紙を寄越せとは大滝さん、思い上がりだろう。2006.11.22
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民主党の戦術ほころび
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花岡信昭
永田町の業界用語では、審議拒否を「寝る」、審議再開に応じることを
「起きる」という。55年体制下の国会では「寝たり、起きたり」が常
態であった。自民―社会の対決時代というのは表向きの話で、裏側では
互いのメンツを立てるための「談合・なれあい」がまかり通っていた。
対決法案であっても、いずれかの時点では採決に持ち込まざるを得ない。
そこで「強行採決」「与党単独可決」という手法が用いられた。激しく
ぶつかり合うことで膠着状態を打開する「ガス抜き」効果を生み出すと
いう大人の知恵である。
今回の「臨時国会最大のヤマ場」も、こうした永田町の「慣例」を踏襲
したものであるのかどうかという点だった。55年体制下の政治を見つ
めてきた立場からすると、おそらく1週間程度で「起きる」のではない
かと思われたのだが、その通りになった。
「政府主催タウンミーティングのやらせ問題」「高校の未履修科目問題」
「いじめ自殺頻発問題」の集中審議が打開材料になるだろうという見方
も当たった。
これが、いわば玄人的な見方なのだが、民主党の小沢一郎代表の「政権
奪取戦略」に基づく徹底抗戦路線がいよいよ本格化したのだとすれば、
民主党としては与党側との妥協は許されないことになる。
小沢氏はあらゆる手を使って自公与党を追い込むことを戦略の基軸にお
いている。そのためには共産党や社民党などほかの野党と手を組み、
「何でも反対」の旧社会党ばりの抵抗戦術を取っている。
19日投開票の沖縄県知事選で、こうした小沢戦略の綻びが浮上した。
民主党は共産、社民などほかの野党との統一候補として、前参院議員の
糸数慶子氏を擁したが、自民、公明推薦の前沖縄電力会長、仲井真弘多
氏に敗北した。
糸数氏は知名度こそ高いものの、沖縄の地域政党・社会大衆党で「反米
・反基地闘争」に取り組んできた女性闘士である。日米基軸を安保政策
の根幹に据えていたはずの民主党としては違和感が残る選択であった。
党内にも異論が根強かったのである。
皮肉な言い方になるが、そうしたことを考えると、糸数氏の敗北は民主
党にとっては悪い展開ではない。政権交代を叫ぶ以上、外交・安保政策
では自民党とほとんど同じ土俵に乗っていなければならない。日米基軸
vs反米という水と油の構図では、国民は安心して政権交代を実現させ
ようという気にはならない。
民主党は10月22日の衆院補選(神奈川16区、大阪9区)で完敗し、
11月12日の福島県知事選と19日に沖縄県知事選と同時に行われた
福岡市長選では勝利して、かろうじて面目を保ったかたちとなった。
だが、福島は現職知事逮捕というスキャンダルの結果である。当選した
前民主党参院議員は地元の実力者、渡部恒三氏の秘書を長く務め、参院
選福島選挙区で2回連続トップ当選してきた。
参院選の選挙区と知事選は同じ県単位の選挙だから、いってみれば知事
選3連勝ということになる。保守票の取り込みも果たし、敵失の助けに
よる勝利といえた。
福岡市長選挙は3選を目指した現職に対して、民主、社民推薦の元西日
本新聞編集委員が当選した。ここも、五輪誘致の失敗、幼児3人が犠牲
となった市職員の飲酒運転事故というイメージダウンが響いたのであっ
て、いわば敵失に助けられたのである。
そう見ていくと、民主党の「風任せ」体質は依然として変わっていない
と苦言を呈せざるを得ない。55年体制下の社会党は万年野党第一党の
座に安住していればよかったのだから、「何でも反対」でも通用した。
だが、政権を目指すとしている以上、こうした態度で国民の理解は得ら
れるのかどうか。教育基本法は民主党も対案を提出、「愛国心」をきち
んと謳っているなど与党案よりも出来はいいと評価が高かった。
それを与党との修正協議でまとめるというのならともかく、教育基本法
「改悪」反対を叫んでいる共産、社民両党と「共闘」してしまったので
は、国民は困惑するばかりだ。
中川昭一・自民党政調会長、麻生太郎外相らが打ち出した「核保有をめ
ぐる論議のすすめ」発言に対しても、民主党は過敏に反応した。「世界
唯一の被爆国として、核の問題は論議することも許されない」というの
では、言論封殺そのものだ。
1999年10月、西村真悟防衛政務次官(当時)が核武装の検討を求
める週刊誌発言によって更迭されたさい、民主党代表だった鳩山由紀夫
幹事長は「核武装を検討したらどうかといったとたんにクビになるとい
うのはいかがなものか」などと述べているのである。
北朝鮮制裁の一環としての「船舶検査」が重要なテーマとなっているが、
周辺事態法の適用を検討している政府・与党に対して、民主党内では意
見がまとまらない。前原誠司前代表らは周辺事態法の適用に前向きだが、
小沢氏は「スジが通らない」として反発している。
基本政策も選挙対応も混迷の極みにあるといっていい。とりわけ、教育
問題を政争の具に使ったことのツケがどう出るか。教育や年金といった
課題は自民党と協議して成案をまとめあげるぐらいの度量を示してこそ、
政権担当能力を示すことになるのではないか。
政治は結果がすべてだから、来年7月の参院選で与党過半数割れに追い
込むという小沢氏の戦略を忠実に履行しているまで、というのであれば、
どうぞご自由に、という以外にない。だが、共産、社民まで取り込んだ
野党共闘が仮に勝利をおさめたとしたら、その後にあらわれる政治構図
は、望むべき「2大政党時代」とは異質なものになりかねない。
<日経BP社サイトSAFETY JAPAN 連載コラム「我々の国
家はどこに向かっているのか」第35回(21日更新)再掲>
★★花岡信昭メールマガジン★★
352号[2006・11・23]転載。
★ブログ「はなさんのポリログ」 http://hanasan.iza.ne.jp/blog/
★メルマガバックナンバー http://www.melma.com/backnumber_142868/
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ガルブレイズ vs フリードマン
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◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成18年(2006年)11月23日(木曜日) 貳
通巻第1626号
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アジアにやってきた政策論争は「ガルブレイズ vs フリードマン」
「大きな政府」がアジア各国を魅了し、欧米の自由市場、「小さな
政府」は霞んでみえる
********************************
アジア通貨危機以来、アジアはたしかに「自由市場」になりつつある。
いや、そうなるように「見える」だけである。
ガルブレイズが予言したように、政府の規制があるうえでの市場経済。
これはミルトン・フリードマンのとなえた「より完璧な自由市場」「小
さな政府」とは違う次元のものだ。
極論すればガルブレイズは「大きな政府」擁護派だった。
ルーズベルトからジョンソンまでの歴代民主党政権の経済政策のご意見
番であり、JFK政権では印度大使をつとめた(米印関係を悪くしたの
もガルブレイズ大使時代だが、これは余談)。
要するにジョン・メイナード・ケインズの政府介入による経済の拡大を
説き、経済の規制はある程度は必要な政策であり、すべての政策を市場
に任せるのは危険であると説くのがガルブレイズ、この考え方は官僚主
導の日本にぴったり。
一方のミルトン・フリードマンは自由経済をとなえたレーガン政権から
ブッシュまで、「小さな政府」「減税」「自由経済」の経済哲学で巨大
な影響をあたえ、英国のサッチャー革命の思想的バックボーンともなっ
た。「マネタリストの総帥」とも呼ばれ、ノーベル経済学賞にも輝いた。
市場は自由に動き、政府は通貨供給量をしっかりと把握しておけば良い、
とする考え方。ウォール街の神様のような思想体系である。
宿命のライバルでもあったふたりは、ともにことし逝去した。
日本でも亜細亜でも、どちらかというとガルブレイズ学派が人気があり、
ミルトン・フリードマンは、著作の売れ行きもそうだが、いま一歩。欧
米の自由経済政策とはちがうという事実を物語るかのようだ。
さて、中国が問題である。
中国はガルブレイズ政策の信奉者然として、大きな政府、増税、通貨擁
護、政府の経済市場介入を堂々と推進しているかのごとし。「まさにア
ジアではガルブレイズ学派が勝利している」(ウィリアムペサク、ブルー
ムバーグNEWS、11月23日付け)。
筆者はどちらかと言えばミルトン・フリードマン学説の支持者だが、そ
の哲学的源流はハイエク。日本では、じつは木内信胤の系列に近い。フ
リードマンの弟子でスプリンケルの著作を日本でも出そうと、走り回っ
たこともあるが、スプリンケルはレーガン政権の財務次官となった。邦
訳も同時にでた。
しかしフリードマンの通貨政策に付帯する為替政策の考え方には、ちょ
っとついていけなかった。自由な市場が為替レートも決めるというのは、
理想像なのか。
実体的には、舞台裏での人為的為替操作をしている国家が殆どの中で、
じつは日本だけが為替を自然体に放置し、その結果、ニクソンショック
以来、多くの伝統的産業が壊滅した。
木内信胤は、流行の議論にさからって円ドル相場固定制度復帰を提唱し
た。筆者もそのころ、木内さんの経済計画会議のメンバーだったので、
この提言に連署した。
中国は人為的に人民元を安いレートで為替を操作しているのは、とりあ
えず日本の失敗を繰り返さないためとも捉えることができるのである。
◎◎ ◎ ◎◎
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♪
(読者の声1)一昨日だったか、産経新聞の「正論」コラムで岡崎久彦
・元タイ大使が、在日十八年の中国人評論家、石平さんの著作をとりあ
げ、絶賛しておりましたね。
ところで、そのはるか以前に宮崎先生が、この本を真っ先に取り上げて
批評されていました。うっかり、その時の書評をとばし読みしてしまい、
もう一度拝読吟味したいのですが、再掲載願えませんか?
(YO生、大垣市)
(宮崎正弘のコメント)下記に再掲載します。
石平『私は“毛主席の小戦士”だった』(飛鳥新社)
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
石平氏は在日十八年、北京の反日政策を強く批判する、異色の中国人評
論家としての活躍は最近広く知られる。VOICE、正論、WILLを
舞台に鋭い中国批判を繰り広げるので、日本の読書界にもファンが増え
た。
評者(宮崎)がいつも思っていた疑問は、いったい、この人は如何なる
少年時代、青年時代を中国で送ってきたのか、ということだった。
人生の出発の原点がともなう懐旧、郷愁、家庭環境。
家庭や学校の教育環境の違いによって、人はそれぞれの人生過程のどこ
かで、故郷に還る。こころの故郷に復帰する。
先日もテレビ番組で御一緒したが、石さんは飲むと大声を上げて議論に
血道をあげる。石平氏はまことに素朴で純情で、それでいて熱血の人、
中国の都会ッ子にはない生来の人間性を醸し出す。しかも四川省出身と
いえば、独立心旺盛で個性的な性格が多い。
さて本書を読んで、近年の氏の論理構成、その思想遍歴にようやく得心
がいった。四川省の田舎で育った。氏の少年時代、まわりには儒教のお
しえが残っていたという。
日本流に言えば「うさぎ追いし、かの山、小鮒釣りし、かの川」の、ゆ
たかな自然の環境が氏の感性を豊饒に育(はぐく)んだ。
おりから文革の嵐に遭遇し、毛沢東の神話を信じた。まさに「正義の人、
改革の人」が毛沢東であると信じた。
革命の苦労話には涙がでた。嘘を洗脳教育で信じ込まされたことを赤裸
々に告白している。
狂気の文革時代がすぎて、氏は80年代に北京大学へ入学する(四川省
から北京大学というのは並みの秀才ていどでは辿れない超秀才コースだ)。
そこでの級友達との会話は、はてしなく欧米デモクラシー的な自由への
僥倖、民主化への探訪だった。文革が毛沢東神話と毛沢東の個人的欲望
から展開されて権力独占の野望である、という総括が若者の多くに拡が
り、共通に認識されていた。
洗脳され、嘘によって騙されていたのだ、と。
氏はいう。
「言いようのない悲哀感に襲われた。これが自分の少年時代だったのか、
と空しさと悔しさがいっぺんに胸の中で沸き上がった」。
そうか、毛沢東神話は大嘘だったのか。「わたしは自分の人生の中でも
っとも深刻な心の危機と苦しみを体験しなければならなかった」。それ
は「驚天動地の精神的大地震であった」と正直に告白を綴る。騙された
ことを悔いた。
「学生寮の狭い部屋のなかで、安い酒で一緒に飲みつぶれて、一緒に涙
を流した。その中から、我々の世代(文革中の毛沢東神話を信じていた)
の独特の連帯感」が生まれ、これは「懐疑の精神」となり、のちの「天
安門民主化運動」に繋がっていくのだった。
そして彼らが89年天安門事件の被害者となった。
あの悲劇が起きた日、石平氏は日本に留学に来ていた。在日の中国人留
学生の多くも民主化に連帯し、日本でも運動がおきた。
89年6月4日、軍が学生達に発砲し、石平氏の級友たちの多くが犠牲
となった。なんという無謀な政府か、絶望の淵に立たされた。
その後、何回か帰省し、議論して驚いた事実とは、反日宣伝によって親
戚友人級友の多くが日本人が悪いと完全に「洗脳」されていたことだっ
た。
天安門の弾圧をつめよると、あれは「外国の陰謀であり、弾圧は正しかっ
たのだ」という信じられない反応が返ってきた。
共産党への不満を反日ですりかえての洗脳教育が、こういう形で現れて
いたのだ。
これは第二の洗脳であり、「反日」は大ペテン、かの毛沢東神話と同じ、
党の独裁のための大嘘であるのに。
石平氏は真実を語ろうと決意した。
旺盛な執筆活動を開始したのは、この危機を体験した直後からで日本の
論壇で、「反日」の危険性について雑誌、単行本で真実を綴った。在日
留学生の一部からは批判や嘲笑もあったという。拝金主義にのめりこん
で、政治の理想も民主化の灯火も反日にすり替えてしまった中国のあく
どいまでの洗脳は海外留学生にまで及んでいた。
石平氏は、日本にながく生活し、京都や奈良を訪ね歩き、その中国とは
対極の、静謐で美しい日本文化、ひとびとの生活、哲学にこころからの
感動をすることになる。
少年時代に理想としておそわり、党が反対した儒教の本質が日本にこそ
生きているではないか。己を犠牲にしてもおおやけに尽くすという、こ
の日本の哲学の源泉は、いったい、なにからくるのか。
石平氏はやがて西郷隆盛にいきつく。
「中国では英雄豪傑であればあるほど、個人的な権勢や一族の栄達を求
めて独裁者への道を歩んでいくのが中国歴史上の常であった。権力は、
決して私利私欲の限界を超越することができない、というのが中国社会
の法則となり、中郷の歴史の不幸の源でもあった」のに、日本の歴史に
輝く「西郷南州は、それを見事に超越した」。
西郷は命も要らぬ、名も要らぬと新政府の欺瞞に怒り、華々しく散った。
本書は中国の本物の知識人が綴った感動の書である。黄文雄、呉善花、
金美齢、ペマギャルポら在日外国人評論家の列に石平が加わった。
彼の出現によって朱建栄も、王敏も、莫邦富も急速に色褪せて見える。
♪
(読者の声2)もし、私が石平氏で、あのように自分の精神・思想遍歴
をありのままに書いて出版したら爽快な気持ちになります。下品な喩え
ですが排泄後の快感です。
でも中国人の石氏はどうなのかなと思ってしまいます。
中国人の常識では自分を正直に語ることは非常識で通常の中国知識人と
したらバカに等しい愚かな行為でしょう。
ですから石氏の同書は日本人には到底理解の及ばない苦悩と複雑な内面
での心理の葛藤を紙背に抱えているものと推測します。これを読んでも
石氏を警戒して観る浅薄な保守知識人は日本人に取り入ろうとする在日
中国人の自己プロパガンダと見なすでしょうが。
貴台が何度も書かれておられるように中国人のメンタリティは日本人と
全く異なります。藤島泰輔氏が日華断交後に憤然として日華民族友好協
会でしたかを立ち上げましたが
国民党中国人の薄ら笑いにいいようにされてしまい、後で日華ではなく
日台とすべきだったと嘆き、それを貴台が慰めるという御一文があった
と記憶します。日本人は各民族が為めに生きていることを深く考えない
民族です。
日本人は自らの親台的言行や善意は素直に受け入れられると信じ相手の
親日的態度も警戒なく受け入れます。
相手が親日家であってもその真意を見ないで付き合っているのでその親
日がある日くるりと「反日」に転じてしまうと慌ててしまいます。台湾
人も中国人同様日本人とはメンタリティが異なります。
複雑な過去を背負いある意味屈折しています。それを貴台は上の同論で
分析されていました。
最近独立派台湾人から、台湾独立運動に熱心に取り組む日本人数名を名
指しして、何のために金にもならないことをやっているのだろうという
声を聞きました。
きっと裏があってやっているのだろうと考えるのは蒋介石と外省人に痛
めつけられ、その前に日本の統治も経験した民族としたら当然です。
東アジア近隣諸国の中で稀に気の合う民族同士です。しかも台湾は日本
の安全保障に欠くことのできない枢(かなめ)ですから頼まれなくても
台湾の独立を応援するのは日本の志士なら当たり前です。これが日本人
のメンタリティです。相互理解は容易いものではありません。
石平氏のアウグスチヌスの「告白」を思い起こさせる真摯の自己表白は、
一匹夫の私に日本人、中国人、台湾人それぞれの異相に思いを致させ、
さ迷う自らの魂を揺さ振る“震作”です。
(HN生、品川)
(宮崎正弘のコメント)そうそう。ですから西郷隆盛のように「命も要
らぬ、名も要らぬ」という無私の哲学、敬天愛人の日本人的考え方がシ
ナ人にわかってもらうのは、よほどのこと。「滅私奉公」ならぬ、メッ
コウホウシの国柄ですから。
石さんにしても、在日十八年にしてたどりついた思想的地点です。
♪
(読者の声3)産経新聞ネット版で次の報道があります。
――(引用開始)「【台北=長谷川周人】台湾の陳水扁総統は22日、
来台中の森喜朗元首相を総統府に招き、「台日間の実務交流に卓越した
成果を残した」として台湾では最高栄誉となる勲章を授与した。
陳総統は、森氏は首相時代の2001年に中国が反発する中で李登輝前
総統の訪日を受け入れたほか、台湾の世界保健機関(WHO)への加盟
支持や観光客の査証(ビザ)免除などに貢献したとたたえた。森氏は
「きょうは生涯で最も栄誉ある一日。今後も日台関係の発展に努力した
い」と応じたという」。(引用終わり)。
そこで、伺いたいのですが、日本の政治家の親台派と台湾の親日派の関
係です。
(YY生、千葉)
(宮崎正弘のコメント) 基本的に小渕、玉沢、森といった面々は早稲
田大学雄弁会の人脈で、台湾擁護派が多い。なかでも小渕さんと森さん
は親台派。かといって早稲田雄弁会人脈には河野洋平とか、竹下登とか、
親中派もおりました。
森喜郎。前首相のことを「シンキロウ」と読めとか、マスコミは台湾に
近い政治家ゆえに意図的な悪罵を投げつけましたが、この人、政治的セ
ンスは良い方では有りませんか? 小泉、安倍両首相の先輩格でもあり
ますし。
♪
(読者の声4)「憂国忌」の告示が、貴誌に連日掲載されていて、あま
り三島文学に興味がなかったのですが、プログラムを読んでいく内に、
なんだか非常に参加したくなりました。いまからでも予約できますか?
(TK生、町田)
(編集部より)予約の必要はありません。どなたでも、憂国忌当日に御
参加出来ます。「ご招待チケット」は先着100組の皆さんのみ、これ
は満員となり、締め切ったという意味です。どうぞ、お気軽にご参加く
ださい!
◎
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
♪
(お知らせ)
日本文化チャンネル「桜」(11月23日)の特別番組「日本の息吹」
に宮崎正弘がゲスト出演。
憂国忌直前「三島由紀夫はなにを訴えたのか」(ホスト水島総)
23日(木) 19:00-20:00
24日(金) 7:00-8:00(再放送)
27日(月) 16:00-17:00(再々放送)
内容は、最初に宮崎の最新刊『三島由紀夫の現場』をめぐっての討論、
ギリシアからインドまでの現場取材のエピソード、つづけて憂国忌の話
題で、なぜ、ことしは「薔薇と海賊」なのか、衝撃的な経緯を披露。最
後は三島憂国四部作「憂国」「英霊の声」「十日の菊」「喜びのこと」
ならびに政治論文四部作「文化防衛論」「反革命宣言」「革命の哲学と
しての陽明学」「檄文」の解説を行っている。一時間、じっくりとご覧
下さい。
憂国忌直前必視の番組です!
━━━━━━━━━━━━━
吉林大学に地下移植センター
━━━━━━━━━━━━━
【大紀元日本11月17日】情報筋によると、吉林大学第一医院の腎臓移植
センターは地下に設営されており、臓器移植が中国全土の病院でトップ
技術としてもてはやされているにもかかわらず、同センターは陰鬱な地
下室にあるという。「希望の声」が伝えた。
長春吉林大学第一医院「臓器移植センター」は、地下一階にあり、部屋
の中は暗く、周囲からは隠蔽されており、ベッドは28床、検査室、武装
警備室などもあるという。腎臓移植主任・王鋼氏は、「希望の声」現地
記者の質問「どうして移植センターが地下にあるのか」に対し、「あな
たには関係がない。あなたに言う必要もない」と述べた。
同移植センターは、傳燿光氏の学術的指導の下、1999年から腎臓移植手
術2600例を実施、2005年にはこれまで182例、全国でも第二位であった。
ドナーは異常に多く、20-30歳の若いドナーも珍しくないという。
臓器は生体から取り出してから数時間の新鮮なもので、臓器のドナーは
全て病院独自でまかなっており、全国統一の「順番待ち」方式に頼って
いないという。
「吉林大学第一医院」ホームページの紹介によると、同移植センター長
の傳氏は、国内著名の臓器移植専門家で、手術歴はこれまで20年以上、
他に医師が9人在籍しているという。患者は中国全土からやって来ており、
遠く韓国、日本からも来院する。
「法輪功迫害調査委員会」の調査によると、傳氏はその妻・孫蘇平氏と
結託して臓器を収奪しているという。孫氏は、2003年6月27日から、長春
市経済技術開発区法院院長、その前は、長春市中級人民法院立案庭・庭
長(主席判事)の職務にあった。
孫氏と吉林省の当局、検察、裁判所、司法などの各部は癒着しており、
臓器を容易に収奪できることは、「病院内では周知の事実」だ。
ここ半年間で、吉林大学第一医院の正門と側門の三つは、保安警備員が
出入を厳しくチェックしトランシーバーで連絡をとるようになった。今
年3月以来、法輪功学員の生体「臓器狩り」の事実が証人の多くに暴露さ
れてから、四月には、各大学の移植センターが「24時間移植手術」を掲
げ、大量虐殺を実行してきた。これに呼応するように、四月下旬に、吉
林大学に臓器移植センターが設立されている。
瀋陽の老軍医が暴露したように、中国全土には法輪功学習者を収監する
集中拘留所が36か所もあり、その内で長春をはじめとする吉林省には、
収監された法輪功が12万人おり、全国でも最悪だ。
吉林大学第一医院の地下室には、全国でも有数の「臓器狩りバンク」で
あった形跡があり、その手掛かりを残しているが、これら医療犯罪に関
与した首謀者・実行犯たちは、将来的な天罰「法の裁き」を免れなく、
白日の下にさらされる日が将来必ずやってくるだろう。
(06/11/17 10:23)
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『憂国忌』池袋で25日
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三島由紀夫氏第三十六回追悼会
日本を代表する文豪、三島由紀夫氏が「楯の会」学生長の森田必勝とと
もに憂国の諫死をとげてから早くも三十六年の歳月が流れました。
北朝鮮のミサイル、核実験。中国の反日など北東アジアの軍事・政治の
緊張を眺めると、三島氏が予言したように我が国の将来が暗澹たる事態
は些かも減じていません。この憂国忌は「三島由紀夫氏の作品と訴えを
通して日本の将来を考える機会」とするイベントです。
(代表発起人)井尻千男、入江隆則、桶谷秀昭、嘉悦康人、小室直樹、
佐伯彰一、篠沢秀夫、竹本忠雄、中村彰彦、細江英公、松本徹、村松英
子ほか 発起人二百数十名。
記
とき 十一月二十五日(土曜日) 午後六時半(六時開場)
ところ 池袋東口「豊島公会堂」(別名「みらい座いけぶくろ」へは
JR、メトロ「池袋」駅東口、三越裏。豊島区役所隣り。電話は398
4―7601)
会場への地図は下記
http://toshima-mirai.jp/center/a_koukai/
会場分担金 おひとり千円(学生五百円)
プログラム 村松英子「三島由紀夫”演劇の河、行動の河”――『薔薇
と海賊』を軸に」。
(この世界は虚妄ともみれるが、薔薇にも喩えられる?)
三島原作の戯曲「薔薇と海賊」は当時、観劇に来た三島氏が泣いていた。
公演終了から二日後に、あの事件はおきたという因縁経緯がある。
つづいて著名人による追悼挨拶(登壇予定 井尻千男、篠沢秀夫、藤井
厳喜、松本徹、水島総の各氏ほか)など。
参加者には小冊子を差し上げます。
さらに詳しくは http://www.nippon-nn.net/mishima/annai/
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
e-pros英語教育11月フォーラムのお知らせ
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
―― コミュニケーション能力育成への効果的取り組み ――
◆
日 時:平成18年11月26日(日)午後2時30分〜7時00分
会 場:東京・市ヶ谷 アルカディア市ヶ谷(私学会館)
参加費:3千円 (2名以上の参加とe-pros会員は2,500円・学生無
料)
予約申込方法:下記事項を記入して、info@e-prosjp.comにお申込みくだ
さい。
(1)氏名、(2)勤務先(学生は大学名)、(3)住所、(4)e−アドレ
ス
<講座と講師名>
(1)コミュニケーション育成トレーニング「弾丸インプットの底力」
◆教材開発者 川村光一先生(春日部市立中野中学校教諭)
(2)コミュニケーション能力育成「中学での校効果的な取組み法」
杉田和子先生(埼玉県吉見町立吉見中学校教諭)
(3)「英語を話せる日本人」指導対策へのヒント
赤塚裕哉先生(東京都立足立新田高等学校教諭)
(4)意見交換「コミュニケーション能力育成法の疑問・悩み解決法」
(全員参加)
とかく英語教師は、コミュニケーション能力育成のための指導と受験対策
のための指導をどう両立させるかで悩む人が多いようです。「英語が使え
る日本人」の育成計画などの促進で、入試問題の傾向もかなり変化を見せ
てきせていることもあり、授業計画としても様々な指導法が導入されてき
ております。
これからのいろいろな社会要素を考えると、ますます激しく進展する国際
交流の中で、子どもたちにいかにして豊かなコミュニケーション力を身に
つけさせるかは、学校においては、英語科にかかわらず他教科に携わる人
にとっても共通の課題であるべきです。
ましてコミュニケーションツールとして英語のマスターは重要であること
は、誰もが承知していることです。今やパソコンの活用は、私たちの生活
の中で欠かすことの出来ない存在となっていますが、この分野でも英語を
使うことで、活用の幅はより大きくかつ機能的に広がります。
このようなことから英語教育の充実・改善の必要性が強く叫ばれています。
そこで多くの英語教師たちは、各地で開催される研修会やフォーラムなど
を通して、いろいろな先生の指導法や技術を学び、自らの指導に工夫を加
えて授業力を高めてきております。英語教育の充実は、カリキュラムだけ
の問題ではなく、教師の役割を理解し、研修はもちろん教師同士の連携・
協力、地域社会との連携など多くの観点からの模索が必要です。
どんな指導法を取ることで生徒が興味を持ち、関心を抱くかを知ることも
大事な要素です。他の教師がどのような指導をし、それはどこに問題があ
り、かつどこが成功して成果をあげたかを知ることは、教師一人ひとりの
財産となります。
11月e-prosフォーラムで取り上げる「弾丸インプット」は、コミュニケー
ション能力育成法の一つとして最近授業に導入する人が多く、これを機会
にぜひ聴講していただきたいと思います。大学の講義では学ぶことのでき
ない実践的な教授法として、新しい発見があります。「弾丸インプット」
をどう活用したか、その成果はどうだったか、実際に活用した教師からの
報告もあります。日曜日の午後、どうぞ奮ってご参加ください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
NPO法人教育情報プロジェクト 〒102-0073 東京都千代田区九段北
1-1-7-304(当メルマガ主宰者が理事)
電話03(5213)2028(代表) Fax03(5213)2029
e-mail:info@e-prosjp.com http://www.e-prosjp.com
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◆ e-pros会員募集中!
会費無料 フォーラムへの参加費やフォーラムDVDの割引などの特典が
あります。
氏名・住所・勤務先名(学生は大学名)・メールアドレスをご記入の上
「入会希望」として上記アドレスへご連絡ください。折り返し会員証をお
送りします。
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話 の 福 袋
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1)横浜市の男性が狂犬病発症
厚生労働省は22日、フィリピンから帰国した横浜市の60代の男性が、狂
犬病を発症したと発表した。男性は市内の病院に入院しているが重態。
17日に死亡した京都市の男性に続き今月2例目。神奈川新聞 22日
2)赤バイ導入から1年、迅速な出動で活躍/厚木
2006/11/22
神奈川県厚木市消防本部が昨年十一月に救急二輪車(通称・赤バイ)を
県内で初めて導入してから一年。同本部のまとめでは、移動性に優れ、
出動件数の三分の一で救急車よりも先に現場に到着していることが分か
った。
赤バイは昨年十一月、厚木消防署と北消防署に配備された二五〇!)のオー
トバイ各一台。オートバイの免許を持ち普段から乗り慣れている救急隊
員計二十六人が運用している。
狭い道や山岳地域、渋滞中の道路などを通行する際は救急車よりも早く
移動できるため、救急隊員が現場にいち早く駆けつけ、積まれている自
動体外式除細動器(AED)などを使って救命措置を行っている。
赤バイの出動件数は今年十月までの一年間で三百十一件。急病と交通事
故が四分の三以上を占める。このうち35・0%が救急車よりも先着し、
同着は37・6%、救急車が先着したケースは19・3%だった。
同消防本部警防課は「患者と少しでも早く接し気道確保などにより、心
肺停止状態にさせないなど効果は大きい。本人や家族の不安解消にもつ
ながっている」と強調。県内外の消防機関からの問い合わせも来ている
という。(同)
3)ツシマヤマネコの交通事故死、過去最悪ペースに
環境省対馬野生生物保護センターは二十一日、長崎県対馬市上県町佐護
深山の国道でツシマヤマネコが交通事故に遭って死亡したと発表した。
本年度五件目の事故例でうち死亡は四匹目。
いずれも子ネコで、親離れが始まる九月末以降に発生。過去最悪だった
二〇〇二、〇五年度の五匹と同ぺースで進み、同センターは「危機的状
況にある」として安全運転を呼び掛けている。
事故は十八日午後八時十分ごろ発生。同センター職員が乗用車を運転中、
対向車がヤマネコをひいて立ち去るのを目撃したという。今春生まれの
雄で体重九八〇グラム、全長約五三センチ。頭の骨が折れ、即死状態だ
った。
同センターが統計を取り始めた一九九二年以降、交通事故例は四十二件
で、うち事故死とみられる事案は三十七件。秋から冬は親離れした子ネ
コが縄張りを探して歩き回る時期で、事故が起きやすいという。
ヤマネコ減少の原因の一つに交通事故があり、同省や県、市は事故対策
連絡会議をつくり、知恵を絞るが抜本的な解決策は見いだせていない。
同センターは「事故が増えている理由ははっきりしないが、事故で重傷
を負ったヤマネコが山に戻って死んでいるケースも考えられる。助かる
場合もあるので事故に遭遇したら連絡してほしい」と話している。(長
崎新聞Web 22日)
4)新潟市がシンクタンク設置へ
新潟市は21日までに、政令指定都市に移行する来年4月に独自のシンク
タンク「都市政策研究所」を庁内に設置することを決めた。政令市の課
題や行政サービスの在り方などを中長期的な観点から調査、研究する。
構想では、研究所は代表を含めて3人程度の研究員を任期付き職員とし
て採用。市職員による事務局を置くが、中立性や客観性を保つため、部
には属さず、市長直結の組織とする。
研究課題は、地域コミュニティーの充実や地域活性化策など、政令市に
設置する行政区にかかわる課題のほか、人口減社会への対応策などが想
定される。 新潟日報2006年11月22日
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反 響
━━━━━━
1)厄介な輩に絡まれましたね。小生当分左目だけの生活です。そん
な矢先にあのようなコメントの連続。私も思わず書き込みをしてしまい
ました。
まったく知らないページに堂々とコメントを入れるとは失礼なやつと思
いました。日本語の理解力不足を露呈したコメントの数々。呆れ果てて
言う言葉もありません。
眼の穢れになりますので近いうちに消却するつもりです。(猫)
2)当然お読みのことと思いますが、今日の「宮崎正弘の国際ニュー
ス・早読み」の「森喜郎。前首相のことを「シンキロウ」と読めとか、
マスコミは台湾に近い政治家ゆえに意図的な悪罵を投げつけましたが、
この人、政治的センスは良い方では有りませんか?小泉、安倍両首相の
先輩格でもありますし。」を見てオヤオヤと首をひねりました。
先般の水曜会でご本人とも話しましたが、亮次郎さんはもっと接触が
深いようなので感想をお聞きしたい。
人の評価、価値観は勝手ですが、畏敬する宮崎さんとなるとほおって
置けない気がしています。
主催者より:それはそうでしょうが、宮崎さんにとって感度は良くなく
ても郷里のまた大学の先輩でもあるので、という事情があるのかも知れ
ません。
人の評価は、将に様々ですから。森さんに関しては私は大谷派です。
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身 辺 雑 記
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秋田県沖の真鱈がいよいよ美味しくなってきた。21日夜、秋田から取り寄
せて試食してみて確信した。身ではなく頭と臓物だけを塩味で煮る。こ
れを秋田では「じゃっぱ汁」という。津軽では味噌味。じゃっぱとは杉
丸太から柱を製材した後の周りの残りかすのこと。残りものに福あり。
要するに雪の降る日本海で真鱈は寒さを跳ね返すべく脂を背負う。それ
で冬でなければ美味しくない。太平洋のでも駄目だ。
ホッケという魚も冬の北海道、それも日本海側でないと美味くない。若
い頃、ホッケが食べたくて、単身、飛んだことがある。いまは宅配便が
あって便利。秋田だったら午後に注文しての翌日の午前中に到着する。
ご投稿、ご感想、ご意見を待っています。
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