頂門の一針 |
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渡部亮次郎のメイル・マガジン 頂門の一針 第561号
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平成18(2006)年09月08日(金)
寂れ行く本所・向島:渡部亮次郎
秀逸「イッツ・ア・ボーイ」:花岡信昭
「英語”で”」と「英語”を”」:岩崎永一
「新旧農法」批判に回答:中村忠之
話 の 福 袋
反 響
身 辺 雑 記
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第561号 発行周期 不定期(原則日曜日発行)
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寂れ行く本所・向島
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渡部亮次郎
同じ「川向こう」でも江東区と墨田区では大いに違うものがある。区画
整理が殆ど完成している江東区、全くされてなくて消防車が入れない墨
田区。人口が爆発している江東区、減って且つ老齢化している墨田区。
向島の16人しか入れない,夫婦でやっているレストランに通い続けている
うちにこの差を考え続けている。おそらく、政治が主導権を発揮しない
から墨田区は将来を無くしたのではないか。たとえば区画整理。
江東区も墨田区も関東大震災と東京大爆撃で、2度も壊滅した。推測でし
かないが江東区長は被災者を相手に大決断を下して、区画整理を進めた。
おそらくそこには強引な決定もあったろう。しかし墨田区は・・・。そ
れでも今後も墨田区に住み続けたいという方は、8割近くを占めている。
義姉夫婦もそうだ。
墨田区は、昭和22(1947)年3月15日に、北部区域の向島区と南部区域の
本所区が合併して誕生した。そのときに、新しい区の名前として「墨田
区」と名付けた。それは、昔から広く人々に親しまれてきた隅田川堤の
通称“墨堤”の呼び名の「墨」からと、“隅田川”の名の「田」からの2
字を選んで名付けられたものだった。
地理的には、東京都の東部、江東デルタ地帯の一部を占めている。西は
隅田川を鋏み中央区・台東区・荒川区に、北から東は綾瀬川・荒川・中
川を境として足立区・葛飾区・江戸川区に、さらに東から南は北十間川
・横十間川・竪川を境として、一部は地続きで江東区に接している。
区の形は南北にやや長く、東西約5キロメートル、南北約6キロメートル
で、面積は13.75平方キロメートルあり、東京都23区中17番目の広さであ
る。
地形は、海面からの高さ最高4メートル、最低マイナス1.2メートルの平
たんな低地で、地質はすべて砂と粘土まじりの沖積層。
人類の歴史が始まった紀元前6千年ごろは、まだ墨田は海の底だった。し
かし、長い年月をかけて東京湾北に入江がひきはじめ、さらに秩父連峰、
三国山脈、日光連山などを水源とする数条の河川が運んだ土砂が、その
河口に堆積して、土地が生まれた証拠だ。
両国国技館の地盤から出土した壺は、古墳時代の完形の遺物であり、出
土地周辺の居住域を推測させる。
9世紀ごろになると、河川の流路もほぼ定まり、その1つが「すみだ川」
と呼ばれるようになった。平安時代の古典・伊勢物語にある有名な故事
のくだりで「すみだ川…」の名が記され、船の上の在原業平(ありわら
のなりひら)が、「名にしおはば、いざこと問はむ都鳥」と詠んだとさ
れている。地名に業平と言問橋が残っている所以である。
古くから陸地化していた北部の堅い洲周辺は、武蔵国と下総国を結ぶ渡
河地点に発展したが、北部の向島は12世紀に、源氏隷下の葛西氏と江戸
氏に向島地域を支配された農村だった。
その後、戦乱に巻き込まれながらも、16世紀に小田原の北条氏が勢力を
得るとその家臣の領地として開発が進み、農村地帯は発展した。
湿地帯(本所)の南部開発は、明暦3年(1657年)の振袖火事がきっかけ
だった。江戸はほぼ全滅、10万人余りの命が奪われ、幕府は牛嶋南部に
焼死者を葬り、回向院を建てた。
同時に幕府は防火対策中心の都市復興に着手し、万治2年(1659年)には
隅田川に両国橋(当初名は大橋)を架け、市中に防火堤や火除地を設け
た。
この防火計画に従って、武家屋敷などの移転先に選ばれたのが現在の墨
田区南部すなわち本所。本所奉行を中心に、竪川・大横川・南北割下水
の開鑿や区画整理を進めた結果、武家屋敷を主とする市街となり、江戸
の一部となった。
元禄15(1702)年、回向院脇の吉良邸へ赤穂浪士が討ち入り、主君の仇
を報じた事件は、一大センセーションを巻き起こした。
一方、北部は農村地帯のまま、江戸市民の食糧供給地として歩み続けて
いた。いまでも時代を越えて全国の人々に親しまれている墨堤の桜、隅
田川の花火、両国の相撲は、この時期に誕生したもの。
江戸3大出水をはじめ水害に苦しんだ墨田だが、文化・文政期には格好
の行楽地として歌舞伎や落語の舞台になっていた。歓楽街の素地が出来
た。
近代日本を形成した明治時代、すみだも新しい首都東京の一角として、
新たな役割を果たすようになる。明治11(1878)年、南部は本所区とな
り、北部(向島)は一旦は都下南葛飾郡に編入された。
当時の生産品といえば、南部では瓦、髪結具、ろうそくなどの日用品、
北部では農作物だった。それが、河川に囲まれた好適な立地条件や労働
事情で、次第に工業地帯化する。
特に、紡績、精密工業、石けん、製靴が盛んで、大正期には、輸出向け
として、玩具製造、ゴム工業などが起こり、発展した。鐘ケ淵紡績、ラ
イオン石鹸、時計の精工舎などの名が残っている。
一方、交通面では明治27年(1894年)はじめて現在の総武線が乗り入れ
るなど相次いで交通網が開けている。
しかし大正12年(1923年)の関東大震災で、本所区は9割余りが焼失し、
焼死者4万8千人と、東京市全体の8割強に達する惨状となった。やがて復
興し、都市化が進んだ北部には、昭和7年(1932年)、向島区が成立した
が、第2次世界大戦の戦火で再び墨田の7割が廃きょと化し、6万3千人の
死傷者と30万人近い罹災者を出した。
第2次世界大戦が終わって間もない昭和22(1947)年、本所・向島の両区
が合併して墨田区が誕生。当時の人口はわずかに14万人だったが、やが
て焼け跡にも住宅や工場が建ち、産業の街として復興してきた。
同28(1953)年には工場数が戦前を上回り、商業面でも飛躍を遂げ、30
年代の高度成長期を迎えます。急速な経済発展の中で、工場には新技術
が導入され、大型店舗やスーパーも進出、道路などの生活環境も急速に
整備された。
しかし人口は、昭和38年(1963年)の326,000人をピークに減少傾向をた
どり、高齢化が進んでいる。2006年8月現在229、099人。50年間に約10万
人も減っている。若夫婦は隣江東区の高層マンションンに引っ越してい
る? 第2東京タワーの誘致には成功したが、これに合わせた再開発をど
れだけ進められるか。
区の公式サイトは以下のように言う。
<区はこの間、まず学校などの教育施設の充実から区民生活向上のため
の施設や環境改善に取りかかり、福祉施設や文化・産業施設などの増設、
下水の暗きょ化や道路・護岸の整備、公園の増設、緑化の推進などを着
々と行ってきました。(防火対策には触れようもない?)
たび重なる災害にもめげず今日のすみだを築いてきた人々。明日の墨田
区を築き、さらに飛躍させることは、私たちに与えられた課題だといえ
ます。
“川の手”という言葉が生まれています。“下町”という表現の是非が
問われ、山の手に対する言葉として登場したものです。そんなとき、必
ずクローズアップされるすみだ。
その長い歴史のなかで培われてきたものをどう呼ぶかは別として、確か
にすみだには、まちなみにも人々の気風にも、情緒豊かな心が息づいて
います。産業のまちにあって、隅田川花火や国技館の相撲を誇りとする
すみだの人々。今後も墨田区に住み続けたいという方は8割近くを占めて
います。>2006.09.05
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秀逸「イッツ・ア・ボーイ」
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花岡信昭
きょう8日は自民党総裁選の告示。ブルームバーグテレビからニュース解
説を依頼され、6時半に迎えの車が来るという。雑誌の原稿を書いていて
中途半端な時間になってしまい、結局、このまま徹夜だ。
米CNNテレビの一報は見事だった。女性キャスターが笑顔で「イッツ
・ア・ボーイ」。
男の子です! このひとことにすべてが凝縮されている。
それに比べてNHKはいったい何だったのか。いまだに釈然としない。
夜7時のニュース。こういうときには見ておかねばとテレビをつけたのだ
が、愛育病院前からの中継には愕然とした。
女性記者がクラーイ顔で、沈んだ声で、たどたどしくレポートしている。
本人は緊張しているのであろう。
それは分かる。だが、これはプロの仕事ではない。日本を代表するNH
Kの、それも夜7時の、もっとも肝心なニュースのありようではない。な
んだか、いまだにわけが分からない。
「イッツ・ア・ボーイ」にCNNとNHKの落差が象徴されている。ニ
ュースの核心をずばりとつかみ、それも、日本全体が最高のよろこばし
いニュースに湧いている、という雰囲気が、それだけで伝わってくる。
これがプロのプロたるゆえんではないか。「イッツ・ア・ボーイ」から
実に多くのことを学んだ思いである。
新宮さまはいずれ天皇になられるだろう。いまの皇室典範改正案は吹っ
飛ぶ。女性天皇・女系天皇をいとも簡単に認める改正案が通るはずがな
い。
女性天皇・女系天皇に否定的だった安倍氏の政権が誕生目前というタイ
ミングも「天佑」を感じさせる。
有識者会議なるものの結論がいかに歴史観、国家観を欠き、さらには、
「たしなみ」といった次元にいたるまで、徹底して批判にさらされなけ
ればならない内容であったか、改めて考えている。なぜ、こんな内容の
報告書をまとめなくてはならなかったのか。
男女平等だの共同参画社会だのといったこととはまったく関係がない。
日本の悠久の歴史を根底から覆すのかどうか、愛子さまの判断次第なの
だ。その時点でどういう圧力が生じるか。
以上はこれまで書きたくてもなかなか書けなかった。やはり、ここで触
れておいたほうがいいと判断した。徹夜の朦朧とした頭のなせるワザで
あると受け取られるなら、それでもいい。
なにやら深刻な展開になってしまったので、明るく締めたい。
新宮さまご誕生は世界的ニュースとなった。
天皇は憲法に定められた国事行為以外の政治的言動をしてはならないこ
とになっている。
男子ご出産で日本中がどれほど明るくなったか。このほのぼのとした日
本人の大方の気持ちが世界中に伝わった。繰り返すが「イッツ・ア・ボ
ーイ」がまさに象徴している。
将来の天皇たるべき新宮さまは、ご誕生後、時間をおかずして、世界中
に「ニッポンの最大の慶事」を伝え、日本中がいかに沸き立っているか
を示したのだ。
世界最古の天皇の制度が、これまで通りに維持される! この国際的ニ
ュースで扱われた日本のイメージは、小泉首相がどう飛んだりはねたり
しようとも追いつかない大きな膨らみを持っている。
そのことに感謝したい。そういうことをたくまずしてできるのが、日本
の皇室の伝統であり文化ではないか。
《読者から》
☆ ご存知のことと思いますが、通常女王と皇后(皇帝または国王の正
妻)を英語でQueenと呼びますが、スェーデンの場合だけは、女王
をQueenではなくKingと呼びます。おそらく、スェーデン語で
の表現が男性の国王と女王が同じなのでしょう。
日本でも、女帝も天皇です。また天皇の呼称及び敬称について世の中に
誤解が蔓延しているので、以下に記します。
大宝律令で、内政では天皇、外交では皇帝、宮中祭祀では天子と呼ぶこ
とが定められこれが原則として昭和7年4月に天皇で統一されるまでい
くつかの例外はありますが、継続しました。
「清国に対する宣戦の詔書」も「露国に対する宣戦の詔書」も大日本帝
国皇帝の名の下に煥発されました。また、大宝律令においても、養老律
令においても天皇に対する呼びかけは「陛下」であり皇后に対しては
「殿下」です。
現在、皇后陛下と呼ぶのはヨーロッパ各国語での呼び方の踏襲でしょう。
日本において天皇は単なる君主ではなく、それ以上の至上のものであっ
たが為、皇后といえども敬称を変えたのでしょう。今後どうするかは別
として、考えてみる価値のあることです。(ST)
[花岡コメント]
ご教示、ありがとうございます。有識者会議の議論では、女性天皇の配
偶者は皇配陛下となるわけですが、呼称は決められなかったようですね。
☆ 男女共同参画という文言を理解してもらいたいものです。各地方自
治体には必ずと言って良いほどこの法律文言が幅を利かせています。ま
た、これを拡大解釈したり、隠れ蓑に使った不明な税金の使途も見受け
られます。
日本は女性に差別している国だという一部の有識者の主張で、これほど
全国的につくられたシステムも珍しいと言えます。ところが、ここには
隠された国への介入行為があるのではと思われる事象があるのではない
でしょうか?ここには伝統的日本文化への破壊活動とも取れる行為が多
々見受けられるのは何故でしょう。
つまり、そこには日本的大和撫子を否定して、すべてを男女同格にして
資質同化を図ろうとする動きがあります。国家的な見地からは、女系天
皇の容認、一般国民には子育て拒否、 男女同一環境での教育、巷間に溢
れる女性向けの歓楽施設など戦前には考えられなかった退廃、モラル低
下の社会現象です。
現実には少子化や女性犯罪の増加、子どもへの虐待など女性の本能的資
質を欠如した現象も多くなっています。果たしてこれで良いのかと思え
るいまの日本、何でもありの日本では国家の体を為していないとも言え
ます。
ここにも左翼の無責任な視点が危うい歴史をつくりつつあると言うのは
言い過ぎでしょうか。(岡目八目)
[花岡コメント]
男の子らしさ、女の子らしさを否定するような教育が行われているよう
ですね。男女共同参画の見直しが進んでいます。
★★花岡信昭メールマガジン★★
NO.321号[2006・9・8]転載(許諾済み)
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「英語”で”」と「英語”を”」
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岩崎永一
e-pros主催8月期英語教育フォーラムは、8月22日(火)、東京・両
国の(財)江戸東京博物館会議室で開催されました。
会場には大勢の英語教師や大学生などが参加し、熱のこもったフォーラ
ムが展開されました。
先立って7月下旬、上智大学で英語教育に関するパネルディスカッション
が行われ、吉田研作先生が“Change the mentality of teachers”とい
うことを提唱していまし
た。
同じく7月の下旬には、慶應義塾大学の日吉キャンパスでも英語教育に関
するシンポジウムが行われ、中等教育の語学のクラスサイズの問題やネ
イティブの教員の安定的確保などをテーマにした議論の中で「英語”で”
教える」、「英語”を”教える」といった問題が浮き彫りになりました。
2つのパネルディスカッションとシンポジウムに共通していることは、
「英語”で”教える」、「英語”を”教える」ということのバランス、
特にその中等教育段階での在り方と、そのための実践的かつ具体的な手
法の問題でした。
私自身そうした問題意識のもと、8月22日に行われたNPO教育情報プロジ
ェクト主催の英語教育東京フォーラムで、高校英語における活動中心の
時間と意識的な学習の時間のバランスについて発表しました。
これは膨大なインプット量とアウトプット量を確保し、より自然な形で
英語の習得を促す授業作りについての具体策を実践的に報告したもので
す。主たる内容は、生徒が積極的に参加し、生徒が主役の授業作りの中
で、出来る限り否定的なインストラクションを抑え、生徒同士の相互作
用による英語習得、およびそれを側面から支える意識的な学習の方法で
す。
そのために普段行っている授業内容に加え、膨大なインプットとアウト
プットを可能にする試験問題の作成法や英語の論理に沿った英検2級対策
指導法や英作文の指導法についても言及しました。
今後の課題は、今回の発表でも暫定的には報告を行った高校3年レベルの
長文の指導法、特に接続詞やdiscourse markerに重点を置いた指導法を
より良く練り上げることです。
また、発表後の質疑応答では、試験問題についてより一層コンテクスト
に重点を置いた作問をした方がよいという、有益なアドバイスが埼玉県
の高校のベテランの先生よりありました。
午前中に行われた阿部一先生(阿部一英語総合研究所主宰)の基調講演
では、accuracyやcomplexityの段階をも目指した実践的な指導法につい
て触れられ、音読についても従来までの単調になりやすい音読から、短
期記憶の保存にまで重点を置いた音読についての具体的な指導がありま
した。
その根底には「教師の一方的な発話や板書が多すぎる。もっと生徒に発
話とコミュニケーションの機会を」という阿部先生の一貫したお考えが
あったものでした。
私の発表でも取り上げた英語の意識的学習と活動のバランスについて、
阿部先生はより詳細に解説されました。現状の問題点指摘と併せて、
fluency, accuracy, complexityというキーワードを提示され、かつそれ
を、教室での実践に極めて近い形で示されたのです。
理論と教室現場の双方に精通されたプロの技量をうかがい知ることがで
きました。
また、生の( authentic )英語教材を中学生の段階からほんの少しずつ示
していくことで、知識の多寡ではない、もっと根底的な動機付けを行う
ことが出来るというのも、中学から高校、大学までの英語教育を広い視
野で見つめられ、かつ実践をされてこられた阿部先生の長い教歴から発
せられたものだと思いました。
赤塚裕哉先生(都立足立新田高校教諭)のアーリーバードの発表では、
実践的なアクティビティについて発表がありました。日頃、赤塚先生が
事務局を担当されている英語教員の研究組織「橋架村塾」での成果も示
され、特に生徒が自然に興味を持って引き込まれるようなアクティビティ
の方法を具体的に示された点は、多くの参加者の共感を呼ぶものでした。
午後1次限目の青柳良太先生(開成高校教諭)の発表では、開成中学高
等学校の日々の英語授業を例にした興味深いお話がありました。生徒た
ちが授業外で、意欲的かつ効率的に自学自習が出来るようにどのように
指導していくか、きわめて有益なお話でした。
骨のある英語力のつけ方、そのための独習への導き方について、青柳先
生の一貫した理念と実践について傾聴することができました。開成高校
の使用されている青柳先生編集の独自テキストの質の高さ、レベルの高
さについても、参加者は大変な関心を持たれたていました。
今年8月のe-pros英語教育フォーラムでは,「英語”で”教える」、「英
語”を”教える」ということのバランスについて,各発表者のそれぞれの
立場から、現場に即した報告がなされた点がじつに有意義でした。
特に今回は発表者にとっても考えることの多い、非常に刺激的なフォー
ラムであったと思います。
江戸東京博物館会議室という非常に優れた会場の設定を始め、このよう
な非常に有益な機会をお与えくださったNPO教育情報プロジェクト代表の
大釜茂璋氏に心より感謝申し上げます。
10年間に亘り財団法人日本英語検定協会の専務理事として、中学・高校
・大学での現場と文部科学省の双方を視座に、日本の英語教育の実用性
と骨のある地球的規模での知識人としての英語力の模索の第一線に立た
れていた大釜氏。
氏がこうした形で、英語教育の今一番根本的な問題である「英語”で”
教える」、「英語”を”教える」のバランスについてのフォーラムを主
催されたことは大きな社会的意義を持つものと考え、心より感謝申し上
げる次第です。(中央大学高校教諭)
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「新旧農法」批判に回答
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縄文塾 中村 忠之
頂門の一針 第560号 (9/7)で、筆者の「新旧農法あれこれ」について、
農家の方(筒)から、「反論(ご指摘というべきか)」をいただきまし
た。「普・商・工・農」から始まった、「日本農業の現状を憂う」とい
う本来の主旨に反しますが、折角のご意見に対し、果たしてお答えにな
るかどうか疑問ですが、2〜3お答え致したいと思います。
私自身、たしかに戦後農・林・水行政の無能さ加減には、ほとほと愛想
を尽かしておりますが、今回の文章は、現在主流の従来農法に対して、
批判的な農法、あるいはあらたにクローズアップされてきたものを、比
較的公平に紹介する文章であって、たしかに、
>日本の農業、そして農村環境は、農薬と化学肥料により汚染され、田
んぼからはメダカやドジョウが消え、食物の安全性は脅かされている。
ということは書きましたが、(すべて読み返してみましたが)ご指摘の
ような、
>有機農法、自然農法は、これらを解決する切り札的農法であり、これ
らを普及させることが日本農業の復活、食料自給率向上に欠かせない。
という文章を一切書いた事実はございません。特に有機農法については
(お読みいただければわかりますが)むしろ批判的な考えも挿入してお
ります。
農薬ですが、おっしゃるようにかつてのDDTとかBHCのように薬害が指摘
された有機リン剤も、最近ではスミチオンなどに代表される非常に低毒
性有機リン剤に代っていることも知っています。
新しい薬剤は、ご指摘の有機農法による作物の持つ、いわゆる「自然農
薬(作物自体が、害虫に食べられないために植物体内に持つ毒性)」よ
りも、むしろ低いと言われていることも知っています。
問題は、ご自分もおっしゃっているように、
>生産現場では、確かに必要以上の農薬、化学肥料が使用されており、
なかなかそれが改善されません。その反動で、有機、自然栽培という、
極端な栽培法に走ってしまう人がいるのでしょう。
という面であって、以前知り合いの農家の方に自家用と販売用のコメは
違うのでは、とお訊ねした際、口を濁らせて確実な返事を貰えませんで
した。
もし自分の田で造ったコメが、不特定多数の人にわたるのではなく、顔
の見える特定の顧客に行くとしたら、おのずと違った答えがでるのでは
ないでしょうか。こうしたモラルの問題も重要なことになるでしょう。
>メダカ、ドジョウが消えたのは農薬だけが原因か?彼らの産卵場所の
用水路が3面コンクリートで固められた影響は無視できるのか?
では誰がそうした用水路をつくって、それを是としてこられたのか、こ
れはすべて行政の責任だと転嫁することの方が問題ではないでしょうか。
もしこれが自然と隔離させる悪い方法だとしたら、ぜひ農家主導で改善
される必要があるのでは。
ご存じのように一般河川でも、徐々にですがそうしたコンクリートで固
めた護岸から、むかしの様な石組みに変わりつつあります。
カエル、タニシなどは今でも田んぼで生活しているようでしたら、そし
て現在の農法で、本当に自然が取り戻せるのなら、ぜひトライして欲し
いものです。
>有機、自然農法で何人の日本人が養える?有機、自然農法しかなかっ
た江戸時代の日本の人口は3000万人程度だったのでは?
ご存じのように、当時の田んぼの必要面積は、「1人3日三合」という
基準でした。では現在1人どの程度おコメを食べているのでしょうか。
おそらく1合前後だと思います。
日本の稲作農業が、すべてこうした有機、自然農法になることは無理と
して、もしそうなら減反政策を緩和すればいいのではないでしょうか。
>有機、自然農法に科学的検証は加えられたのか?
科学的検証とは一体どんなものでしょうか。農業の実際は実験室や試験
管で解決できるようなものではありません。
地味で泥臭いようでも、実際に農家の方と同じ条件で、しかも労力や必
要経費なども考慮し、対照区をもうけ、気象や気温などの諸条件を加味
して、何年間も地道に行わなければ無意味でしょう。もっともこれを科
学的検証というのなら納得できますが。
はたして国のあるいは地方自治体の農業試験場は、そうした事業を行っ
ているのか。あるいは農家の方から、そうした要望は寄せられているの
でしょうか。
出来れば次回ぜひ触れたいことですが、戦後共産圏国家の増加・拡大を
狙った「赤の革命」に対抗して、(アメリカを筆頭とした)自由主義国家
は、発展途上国に「緑の革命」というプランを実行しました。ここで採
った農法は、今の日本の農法と酷似しています。いまそれが破綻しよう
としている現状にあります。
最後になりますが、筆者が言いたいことは、(はじめは考えもしなかっ
た)こうした農法の紹介にまで及んだのは、最初「普・商・工・農」で
述べたように、後継者が医師よりも少ないという日本の農業のあまりに
惨めな現状に憂いを覚えたことにあるとご理解下さい。
現状日本の農業が抱えている幾多の問題をどのように解決していくかが
論点であって、個々の農法の善悪・長短を論ずるための論旨でないこと
を付言いたします。
「こう言えばああ言う ああ言えばこう言う」では、物事はなにも解決
しないことは十分承知しながら、こんな反論形式のままで終わってしま
うことは、まことに不本意であります。
とは言え、真剣に農業に取り組んでいらっしゃる方のご意見を無視する
ことも間違いであります。願わくば、「これからの日本の農」のあり方
を、多角的に見つめ、検討していく姿勢だけはお互い持ち続けたいもの
です。
主宰者より:秋田県の米作農家に生まれ育った人間として、いまさら有機
農法に戻れとは百姓にとって残酷で勝手な言い分である。戦後、私も1反
歩(300坪)に1日で苗を植え、草取りをし、1日で1反の稲刈りを舌。これ、
一人前の百姓能力。
とにかく腰が痛くなった。草取りでは苗の先で目をつついた。腰を曲げ
てばかりだったから,百姓は男も女も腰曲がりになった。
機械化と農薬は腰曲がりをなくした。爪に土も入らなくなった。実に女
性を田圃から解放した。
だから有機農業に還れ、と単純に主張する人は相手にできない。農薬の
危険について消費者ハマイナス点を百姓と当分に分担すべきである、と
いうのが私の立場だ。
どじょうやタニシやコウノトリのために腰を曲げる百姓が再び出現する
など断固反対だ。農薬が厭なら、消費者は食糧を自分で確保せよ。
車が厭だ、馬車だと言ってみたって、クルマの能力は馬車の300台分。東
京の銀座は馬糞で息も出来ず、歩行も困難になる。
物事は程ほど、というのが賢い生き方ではないのか。
━━━━━━
話 の 福 袋
━━━━━━
〔福袋には様々な夢が入っている。外れも入っている〕
1)優勝で結束高まる/「効果計り知れない」とTDK
主要工場を秋田県にかほ市に置くTDK(本社東京)が、第77回都市
対抗野球大会で初優勝したことで、本社広報部は「知名度と企業イメー
ジを高めた」と評価。地元では祝勝セールの企画が持ち上がるなど劇的
優勝は地域との結び付きを一層強めている。
「県民に夢を与えたことを考えれば、企業の社会的責任を果たせたと言
える。社内の結束が強まり、にかほ市とTDKの一体感が高まったこと
は事実で、効果は計り知れない」と同社。企業イメージ向上による求人
などでの人材確保でもプラスの効果を期待している。
また、市内の店主らでつくる「にかほ市サービス店会」(斎藤敬会長)
は、週明けにも優勝記念セールを開く予定。斎藤会長は「祝賀ムードを
盛り上げながら商売にも結び付けたい」と意気込む。にかほ市商工会で
は11―15日まで、10%のプレミア付き「にかほ市共通商品券」も
発売する。 (秋田魁Web 2006/09/07 10:31)
2)知事室、再び3階に 吉村県政以来6年ぶり
村井知事は6日までに、県庁3階の知事応接室を知事室として使用する
ことを決めた。知事は8月の知事選で当選後、田中前知事が使っていた
1階の「ガラス張り知事室」を執務室として利用しない考えを示してい
た。
知事応接室は、吉村県政までの知事室。田中前知事は初当選した200
0年、1階に約250万円をかけて知事室を移設した。一方で、来客と
の面談や県幹部との打ち合わせなど、必要に応じ知事応接室と使い分け
るケースもあった。
村井知事は1日の就任後、職員との打ち合わせなどを知事応接室で行っ
ており、特に支障がないことから、そのまま知事室として使うことを決
めた。6日も県会要望への対応などの公務を新たな知事室で行った。
(信濃毎日新聞 7日)
3)北朝鮮、中国人の入国拒否、ミサイル発射試験を示唆か
【大紀元日本9月7日】香港の中国人権民主運動情報センターが9月2日に
伝えたところによると、北朝鮮当局は8月10日より中国国民に対して、北
朝鮮への入国を禁止したため、9月初旬に予定していた一部の旅行団体は
取消しになったという。
情報筋では、北朝鮮がミサイル発射試験を行う可能性が高いことから、
事前に諜報員の潜入を防ぐためであるとみられる。中央社が伝えた。
中国人権民主運動情報センターによると、北京のある旅行団体および丹
東の2つの旅行団体は共に8月8日に、北朝鮮当局より8月10日から中国国
民の北朝鮮への入国は禁止するとの通達を受けた。
当局より理由の説明は無かったという。旅行に支払った費用は払い戻し
になったものの、9月に予定していた中国人旅行者千人に影響を及ぼした。
情報筋によると、個人旅行も許されないという。
中国人権民主運動情報センターは、北朝鮮の今回の動きは、ミサイル発
射試験を行う可能性を促したとし、外国旅行者の入国禁止は核試験にとっ
て必要であるとの見方を示した。
これに対して、米・韓・日・露・中は現在情報収集に急いでいる。衛星
および無線監視、盗聴などの技術手段のほかに、伝統的な情報収集は入
国許可されている韓国系中国人旅行団体および商務団体、貿易団体など
を通じて行う。また、中国および北朝鮮の密輸者も情報源の1つとなる。
実際、韓国の聯合ニュースによると、9月3日に、米国KH-12偵察衛星が北
朝鮮の旗対嶺のミサイル基地に多くの車両を探知した。これらの車両は
「ノドン」および「スカッド」弾道ミサイルの発射準備のためであると
みられる。
韓国軍隊情報部門は、北朝鮮がミサイル発射試験の可能性に厳密に注意
しているが、今のところ、ミサイル発射の動きはないという。
(06/09/07 09:03)
4)「金総書記は健康悪化で正常歩行が困難」野党議員
【慶州6日聯合】野党ハンナラ党の鄭亨根(チョン・ヒョングン)最高委
員は6日、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の健康悪化説に関
連し、「金総書記は肝臓と心臓が良くなく、糖尿がひどいため正常に歩
くのは難しい」と述べた。慶尚北道慶州で開かれた党蔚山支部の勉強会
で、北朝鮮の動向について説明した。
鄭最高委員によると、金総書記は20〜30センチメートル歩くたびに座っ
て休まなければならないため、いすを持ってついて回る秘書がいる。し
かし、国家情報院は鄭最高委員の話を否定しているという。
金総書記の後継者問題については、現在は長男の金正男(キム・ジョン
ナム)氏が最も有力とされるが、自由奔放な生活を送っているために金
総書記ににらまれていると述べた。中国は正男氏を支持するといわれて
いるという
また、正男氏がミサイル販売などにかかわっていると聞いたことを明ら
かにした。
二男の金正哲(キム・ジョンチョル)氏については、エリートだが女性
ホルモンの過多分泌もあり金総書記から男らしくないと思われており、
三男の金正雲(キム・ジョンウン)氏は冷徹な性格で金総書記に最もか
わいがられ、西側の情報局も正雲氏を後継者と見ていると説明した。
金総書記が好む食べ物についても触れた。フランス産コニャック、ドイ
ツビール、スペインのハム、イランのキャビア、スーダンのスイカ、日
本の魚などが「ベスト30」に入っているという。
(YONHAP NEWS) - 9月7日9時25分更新
主宰者より:外務大臣園田直氏も晩年は続けて100メートルは歩けなかっ
た。間もなく人工透析に頼るようになり、結局、足が不自由になりはじ
めてから3年後に逝去。享年70.
5)二十世紀ナシの大玉が品薄
山陰が全国に誇る秋の味覚・二十世紀ナシが、ギフト需要の最盛期を迎
たものの、肝心の大玉がそろわず、販売現場は対応に苦慮している。今
季、4、5月の低温が玉太りに影響。JA全農鳥取県本部(鳥取市)が
全国の青果市場に、小玉中心の販売を呼び掛けるなど、対応に追われて
いる。
同本部によると、鳥取県産の二十世紀ナシは今季、梅雨明け後の気温上
昇で糖度は上々だが、交配期の低温の影響で玉太りは例年に比べ、芳し
くない。
今季の出荷量は現在、約3500トンと昨年並みに推移しているが、小玉の
L、Mサイズの比率が昨年の2倍の58%まで上がり、ギフト需要が高い
大玉の2L、3Lサイズは、38%と19ポイント近く減っている。
今後も大玉の集荷増は見込めないため、同本部はホームページでの3L
以上の受注を、例年より約10日も早い6日に打ち切った。全国の青果市
場にも大玉の出荷が難しいことを伝え、小玉中心の販売を呼び掛けてい
る。
一方、JAやすぎ(安来市)の管内でも小玉傾向は顕著で、大玉の進物
用の受注中止を検討。山陰の小売店でも、大玉のギフト受注を早々に中
止する小売店が相次ぐなど、波紋が広がっている。
(山陰中央新報'06/09/08)
━━━━━━
反 響
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1)PCがこの半月不調でした。98が突然パー 真っ暗になり、あれこ
れやりましたがダメ。
ソニーのvaioをあわてて購入。これがいけなかったのは、それまでのfmv
といささか違うというか、10年ですっかり使い勝手が変化。
バタバタやっても上手いかない。
3日かかりで電話のやりとりで、全部やり直し、やり直し。やっと7日、
開通となりました。
そこで貴兄のメルマガを15本を読ませていただきました。この暑さにも
かかわずの発行には頭が下がります。勉強をせねばと改めて反省。
政治、どうなるのでしょうか。今の政治記者はなにをしているのでしょ
うか。PCが格好ばかりがよくて、使い勝手はダメ...ですか
いやはやです。今後ともよろしく。(一)
2)親王殿下ご誕生奉祝提灯行列に参加してきました。
抵抗勢力とか勝ち組負け組み、靖国反対賛成など、国力が二分化されて
きていた折、安堵感がもたらされました。天皇陛下のお笑顔も、いつも
以上にお喜びに満ちているようでした。秋篠宮妃殿下のお父さんのコメ
ントで、
>>『清流に臨みて詩を賦(ふ)す』心に重なる感懐を覚えます。
は感嘆しました。読売WEBによると、古代中国の詩人・陶淵明の「帰
去来辞」の一節で、陶淵明が官職を辞めて故郷に帰る際に詠んだ詩で、
引用した部分は、晴れ晴れと澄み切った心を表現しているということで
す。ぴったりです。(桃太郎)
3)『頂門の一針 第560号』に“農薬の安全性”についての反響があ
りました。
私も農業者の端くれですので、農薬のメリットについては熟知しており
ますが、農薬は使わずに済むなら正直使いたくありません。
確かに、農薬メーカーは安全性を強調していますし、残留農薬は微量ら
しいのですが、反面、数年前でも催奇性の疑いで使用禁止になった農薬
があることも事実です。
おそらく消費者に危険は無いと思いますが、問題はむしろ農薬を使用す
る生産者自身の危険性だと思います。
耕地面積が増えれば増えるほど、農薬の被爆量は増えるわけですから、
これから大規模経営農家が増えれば、今まで問題にならなかったことで
も顕在化してくる可能性も有るように思います。
高齢者はともかく、これから子作りをする若者には、なるべく防除作業
はさせたくありません。(千葉)
4)総裁選、いよいよですね。しかし、なんだかクラス委員選のよう
に思われます。
安倍本(『美しい日本』)についての指摘、どう読んでもその筋(統一
教会)そのものです。政治家としての自覚ゼロ、今はやりの耳障りのい
い語りです。
政治として求められているのは具体的な問題に、自分の考えなり政策を
語ることではないでしょうか。
新聞記者もその立場から聞くべきなのに。これまた呪文を唱えているの
み。朝日のインタビューはその典型です。
地に足が着いていない記者。スーパーマンという表現はピッタリ。細か
な問題、個別の課題などよりもスイスイ飛んでみせれば拍手喝采だと思
い込んでいるのです。
この夏の芥川賞、直木賞を読み、若い世代の感覚を知り驚き以上のもの
を感じました。それぞれが自分のことでせいいっぱい。周りがどうあろ
うとも自分の周辺のみ、狭い範囲に閉じこもって、しかも感覚というか
自己利益で毎日を過ごしているのでしょうか。
めまぐるしく展開する事象・事件に流されて、自分の存在などわからな
い、つかめないのですね。
親王誕生も 参拝も 殺人も 高校野球も 同じレベルでの出来事なの
ですね。
大上段に振りかぶって論じるのよりも、TV評論家のように相槌をうてば
すべてが認められるのでしょうか。
渡部さんの個人的な経験に基づいての話のほうがよくわかります。
とくに食物・料理は日本と日本人がこめられてますね。話の袋の面白さ
に通じます。(一)
━━━━━━
身 辺 雑 記
━━━━━━
8日の日本列島は北海道と九州だけが「秋晴れ」らしいが、その他は東京
も重苦しい曇天だ。
放送の記者になりたてのころ、放送(ラジオのみ)開始(午前5時)に先
立って気象台から電話で天気予報を送って来る。今のようにPCも Faxも
ない時代。眠っているところをベルで起こされたから不機嫌。
晴れたり曇ったり所によっては雨、などという無責任な文章を吹き込ま
れると、怒りがこみ上げてきて「処によってと言うが、それはどこのこ
とだ」と噛み付いたものだ。予報は益々責任逃れの文章になるらしい。
そんな予報より、虫に尋ねた方が、長期予報は当るらしいよ。
秋田の百姓は、予報なぞ信じない。西の空を見て、明日の段取りを用意
していたっけ。50年以上前、わたしも一人前の百姓だった。機械化と農薬
のお陰で解放され、記者になることが出来た。農薬に感謝している。
沢山のご投稿を戴いております。感謝に堪えません。順次掲載いたしま
す。引き続きよろしくお願いします。なお掲載するときは匿名希望でも
必ず氏名を明らかにしてください。2CHではありませんから。
ご投稿、ご感想、ご意見を待っています。読者:2589
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--渡部 亮次郎 <ryochan@polka.plala.or.jp>
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