稼げるビジネスマン 〜生き方の戦略〜 |
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こんにちは。
先日、イオングループは、『マイカル』『ジャスコ』をあわせて
約100店舗閉鎖すると発表しました。
近所の『ジャスコ』が閉鎖対象になったらどうしよう…。
そんな気持ちで記事を目にした人も多かったのではないでしょうか。
イオンに限らず、百貨店、スーパー、コンビニをはじめ、
小売業では、多くの業態が売上げ不振に苦しんでいます。
実際、小売業の売上げは、10年前と比べたら、
10兆円以上も減少したそうです。
しかし、最終消費自体が減少したわけではありません。
むしろ拡大しているそうです。
ネット・ショップの売上げ拡大も、そうした例の一つでしょう。
興味深いのは、ネットショップを利用する理由。
「販売員とのやりとりがわずらわしい」
「交通費をかけて、店周りをするのは、時間とお金の無駄」
「雑誌でモデルが着ているものを、そのままネットで買えば失敗がない」…。
これまで、買物にまつわる「楽しさ」だと考えられたいたことを、
「苦痛」「無駄」と感じる人が増えてきた?
あるいは、単に、買物を苦痛だと感じていた人たちが
快適に買物できる手段ができただけなのかもしれません。
これまで、多くの店は、「買物好き」を前提に店づくりをしてきましたが、
今後は、「買物嫌い」が一定数いるという発想での店づくりも必要でしょう。
モノが余っている時代には、前提を覆す発想は、小売業に限らず、
あらゆる業界で必要なのかもしれません。
さて、今回の「稼げるビジネスマン」。
橋本裕之先生の「『この人についていこう』と思わせる 実学リーダーシップ
考」は、「精神的にタフなリーダーになるには」の第2回目です。
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市場価値を高めるヒント
『この人についていこう』と思わせる 実学リーダーシップ考
橋本裕之
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リーダーの能力の差は、その精神力の差ほどにはないと言えます。持てる力を
フルに発揮できるリーダーと、その何分の一も発揮できないリーダーとでは、
いかに知能の差があっても結果は自ずと明らかです。常に最後は「心の強さ」
の勝負となります。
===== 精神的にタフなリーダーになるには(第二回)=======◆
●日常からの「意味づけ力」
精神的にタフな人とはこの「意味づけ」が素早くできる人、言い換えればプラ
ス思考の“陽転力”がある人です。
では、すぐに「意味づけ」ができる陽転力を身につけるには、どうしたらよい
のでしょうか。
誰だって、乗ろうとした電車が目の前で発車してしまったら「チクショー」と
口惜しがる。「どうしてもっと…」とアレコレ悔やむ。だが、いくらそこにこ
だわってみても何も生まれません。意味づけの達人は、すぐに気持ちを切り替
えます。
「次の電車ならゆっくり座っていける」「駆け込み乗車して怪我をしなくてよ
かった」あるいは「乗換えのことを考えて前のほうに移動しておこう」等々、
とにかくプラスに転じるのです。
逆に、取るに足らないことにもクヨクヨこだわる人がいますが、日常の些細な
ショックにも陽転の発想ができない人は、より大きな精神的ダメージにはとて
も太刀打ちできないはずです。
つまり日常の些細なことに対しプラスに意味づけする習慣を身につけておけば、
人生を左右するようなショックな出来事に遭遇しても打ちのめされず、新たな
目標を見つけて進んで行けるということです。
(つづく)
==<橋本裕之氏 プロフィール>==================◆
橋本 裕之(はしもと ひろゆき)
1947年 大阪府池田市生まれ。
69年 法政大学法学部卒、同年、日本実業出版社に入社。経営誌、経済誌(月
刊)編集長を歴任し、編集部長、出版部長、編集局長、常務取締役、専務取締
役などを経て、2004年6月に独立。
現在、経済・経営ジャーナリストとして、トップ・ミドルマネジメント、リー
ダーシップ、歴史などの分野を中心に幅広く執筆・講演活動を行う。
〈主な著書〉
『できる人のリーダーシップ力−−−「この人についていこう」と思わせる
101のヒント』(こう書房刊)、『取締役ノウハウ大事典』(共著・日本
実業出版社刊)、『経営者のためのリーダーシップ&人間力に磨きをかける
20講』(日本実業出版社刊)など。
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【編集後記】
昨日、立命館大学生命科学部で、定員超過入学者を
転部させようとした問題が大きく新聞で報じられました。
問題の原因は、文部科学省の私立大学等経常費補助金の交付基準です。
それは、入学定員の超過率は1・3倍(新設は経過措置で1.4倍)未満と
決められています。
それを超過すれば補助金がもらえなくなるという仕組みです。
問題になった生命科学部の定員は、280人。
予想以上に入学辞退者は少なく、最終的に414人が入学手続きをしました。
それによって入学定員超過率は1.48倍に達しました。
多すぎる学生を、他の学部に転部させることで、超過率を解消することで、
補助金を獲得しようとしたわけです。
ところで、普通に考えて、
学生がどのくらい集まり、辞退者がどのくらいいるのか予想をたてるのは至難。
超過率を超えて、補助金がもらえない大学は、毎年、いくつもあるようです。
もっとも、補助金制度が無ければ、こんな問題はそもそも起りません。
大学淘汰の時代…。
そろそろ一律の補助金制度は廃止すべき時代に
さしかかっているのかもしれません。
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稼げるビジネスマン次号VOL.142は5月13日(火)発行予定。
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