公営競技はどこへ行く |
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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 公営競技はどこへ行く 2005 6・27 〜〜〜〜
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春のG1最後の一戦、宝塚記念。
今年は昨年の有馬記念1・2着の6・ゼンノロブロイと15・タップダンスシチーの一騎打ちムードが強く、とりわけ金鯱賞3連覇を果たしたタップが一回使われている強みから断然の人気。だが、レースは思わぬ結果となった。
スタートは行くと見られていた2・ビッグゴールドが控える競馬。1・シルクフェイマスが押し出されるようにして先頭に立つがシルクも行く構えを見せない。そこを7・コスモバルクが1コーナー付近から一気にハナを奪い、タップは4番手ほどの位置。
一方、ゼンノは内々を通って5〜6番手で構える。9・リンカーンがゼンノの外につける競馬で、11・スイープトウショウが中団。8・サンライズペガサスと3・トウショウナイトがその後ろで、4・ハーツクライは後ろから4頭目あたり。
3〜4コーナーにかけてタップがバルクを交わして先頭に立つが、佐藤哲三騎手の手が盛んに動く様子が見え、余裕がない。一方、外を回ってスイープトウショウがいい手ごたえ。またゼンノはデザーモ騎手が内から外へ持ち出して直線へ。
直線に入り、一杯となったタップを交わし、リンカーンとゼンノが激しい叩きあい。そこを馬場の真ん中からスイープがゼンノをサンドする形で交わして先頭に立ち、さらに大外からハーツが伸びてきたがスイープが優勝。1966年のエイトクラウン以来、39年ぶりに牝馬の同レース制覇の偉業を成し遂げる。2着ハーツ、3着ゼンノ、4着リンカーンで、大本命のタップは7着に沈んだ。
昨年の秋華賞で見せたようにスイープトウショウの一瞬の切れ味は牡馬にヒケを取らないところがあったが、まさか宝塚記念という大一番において炸裂するとは思っても見なかった。
このレース、いささか速いペースになるのを道中で見越して、池添謙一騎手が外に持ち出して追い出すチャンスをうかがっていた。しかもその道中では手ごたえ十分で、慌てることなく直線坂上手前から追い出し、堂々押し切った。強い競馬であった。
安田記念では逆に府中の直線が長いことが頭にあって仕掛けのタイミングが遅れたためにアサクサデンエンを最後捕らえることができなかったわけだが、今回はその反省が生きていた。調子のよさや流れが向いたことも幸いしたが、長い脚を駆使できる強みは宝塚記念あたりまでの距離ならば十分今後も牡馬と戦っても通用しよう。
それにしても1966年のエイトクラウン以来の同レース牝馬優勝というのは快挙。エイトクラウンは母馬としてもナオキを輩出し、そのナオキが1975年の同レースを優勝したことから同レース史上ただ一組の「母仔制覇」を成し遂げているわけだが、宝塚記念を制覇するということは繁殖牝馬としてもハクがつくというもの。それだけにこれ以上ない「大仕事」をやってのけたという印象が強い。
ハーツクライは最後の最後まで脚をためて強襲するというパターンで2着。展開が嵌れば突っ込んでくるというお誂え向きの展開となったが、惜しくも届かなかった。
ゼンノロブロイはスイープに来られたことでいささか最後怯んだ格好にもなったが、やはり半年間の休養明け緒戦が宝塚記念というのは厳しい。 この後は英国のインターナショナルSに向かうと思われるが、ここで一叩きしたことがプラスに向かってくれば良しというようなレースか。リンカーンは逆に惜しい競馬。ゼンノと激しい叩きあいを演じたまでは良かったが、やはり力の差を痛感するかのような最後だった。
さてまさかの敗戦だったタップダンスシチー。二走目のポカとは思えないが、スタートから道中の手ごたえが良かっただけに陣営も首をひねるばかりではないか。
確かにコスモバルクが予想以上のペースで引っ張ったことが手ごたえをなくした要因であるとも考えられるわけだが、逆にバルクを制してハナに立って競馬をしていたとしても果たしてどうだったか?という印象も強い。つまり自分のペースで競馬ができていなかったということか。そうなると今後に課題を残した一戦といえる。
&&&&&&&&&&& では、また次号でお会いしましょう &&&&&&&&&&
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