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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 公営競技はどこへ行く 2005 5・15 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
4月30日付で紹介した競輪編(http://www.melma.com/mag/76/m00107376/a00000200.html)の続き。
私が競輪専門紙の中で最も信頼を置いているのが「競輪ダービー」。
専門紙には縦組みと横組みがあり、競輪では静岡よりも西側では「横」、東側では「縦」とくっきり分かれるようだが、競輪ダービーは大阪に本社を置きながらも「縦」である。
競輪ダービーはいうなれば「競馬ダービー」の姉妹版であるわけで、競馬ダービーは縦。競輪もそれに倣って縦としている。したがって、競輪ダービーは静岡以西の競輪専門紙としては「異色の存在」ではあるんだが、歴史はかなり古い。
このダービー、なぜ信頼を置けるかと言うと3パターンの印が書いてあって、恐らく一番上がデスクで、真ん中が現場、そして一番下が本社ということになっているんだろうけど、真ん中の予想がいわゆる「裏目」となっていることが多い。つまり、本命党のみならず、「穴党」にも買いやすく印を打っている。
よくやるのが、ダービーが印をとにかく打っている選手は抑えておき、それをボックス買いすること。買い目はかなり多くなるが、これで結構中穴以上来るケースが少なくない。
とりわけ、真ん中の印のほうで、△とか上下の予想が全く印を打っていない選手がある場合は要注意。来れば結構な配当がつく。そういった選手もことごとく抑えることによって買う額こそ多くなれど、来ればドカンと儲けられる。実際のところ、こうした買い方によってどれだけ「儲けさせてもらった」か分からない。
競輪ダービーでは伝統的に「原子力」という同社独自の脚力指数を示しているが、これを参考にするファンも少なくない。大体、S1のトップクラスだと3あたりを示し、「弱くなる」につれて数字が増えていく。A級最下位レベルだと10あたりを示すようだ。
また、「原子トライアングル」といっていわゆる「三角買い」予想をしている欄があるわけだが、必ずしも「スジ」にこだわっているわけではなくて、いわゆる、原子力指数から割り出したフォーカスを載せている。
派手さはないんだが、じっくり見れば結構どんな車券を買えばいいのかが見えてくる「不思議」な専門紙。後日取り上げるが、競艇ではダービーといえば「バイブル」的な存在であり、これもまた、独自のデータを駆使して本命、穴両方に対応できている。
ところで、近畿といえば、もう一つダービーと「双璧」の新聞がある。「競輪研究」。この研究は「横」なので、横に慣れている関西のファンからすると「見やすい」ということで人気を博しているようだ。
研究もダービー同様、3パターンの予想があり、こちらは「A記者・N記者・本社」と書かれている。
とりわけN記者は「穴狙い」のようで、ダービーでいえば真ん中の予想者と同じ役割か。その点はダービーとよく似ている。
研究の特徴はいわゆる「短評欄」が真ん中に来ていること。これを参考に狙いを定めるファンが少なくないようだ。また、以前は活字がダービーと較べるとみにくかったんだが、そちらも解消されており、内容的にはダービーとほとんど遜色がない。
福井を除く近畿の競輪場へ行けば必ず売り子のオバちゃんが、
「研究、ダービー。研究、ダービー。」
といって連呼している姿が見受けられる。つまり、研究、ダービーともに近畿のファンから絶大なる信頼を得ているといってもよかろう。それが証拠に、近畿の競輪場では専門紙を持っていないファンは少ない。スポーツ新聞がなくても専門紙は必ず買うというファンが多い証拠か。それくらい、この2紙の存在は大きいというわけだ。
どちらかというと、びわこ・向日町では断然ダービーが売れているが、岸和田や和歌山ではまるっきり逆で圧倒的に研究がよく売れている。奈良は半々ぐらい。しかしながらどうしてこうなるのかはよく分からない。ちなみに、西宮・甲子園競輪ではやはり、研究のほうが売れていたかな。私もそれを重々承知の上で「ダービー派」であったというわけ。
しかしながら、さっきも言ったように内容的にはあまり大差はなく、大きな違いといえば「縦」か「横」かということ。そしてダービーは特選や準決勝といった「大きな」レースを1面に持ってくるケースが多いが、研究は決勝以外は1レースが1面のトップ。そこらあたりも違っている。
それと多くの地区で500円というところが多い中で研究もダービーも410円。白黒紙面でしかないが、「見た目よりも中身」という大阪商売的な発想ができていて十分な紙面。福井を除く近畿5場に来られた際には是非このうちのどちらかの専門紙を参考にされることをお勧めしたい。
&&&&&&&&&&& では、また次号でお会いしましょう &&&&&&&&&&&
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