清水國明の自然樂校便り |
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清 水 國 明 の 自 然 樂 校 便 り 2003.12.18 vol.1
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いよいよメールマガジン「清水國明の自然樂校便り」の創刊号をお届けできる
事になりました。早速ご登録いただいた皆様、本当にありがとうございます!
河口湖のそば、森の中に住む清水國明が日々の生活の中で考えたあれやこれや、
自然樂校・WEB国明創研からのお知らせ、釣りにまつわるいろんな話をこれ
から毎週お届けします。
☆〜*〜☆〜*〜☆〜*〜☆〜*〜☆〜*〜☆
清水國明です。
20年くらい住んでいた東京を離れ、山梨県の河口湖に引っ越しました。
森の中にあった使ってない幼稚園を発見し、即契約し、改修して、この夏から
住んでいます。いくつもの部屋があって、広さだけで言うと大豪邸気分です。
今まで一軒家を借りて収納していた自分の趣味の道具を、6個ある教室に運び
込み、釣り、ナイフ、絵手紙、ウッドクラフト、カヌー、ログハウスのための
工房にしました。この工房を皆さんに開放する、NPOの「河口湖自然樂校」
をスタートさせました。
そこから車で5分以内に5つのゴルフ場があり、大好きな釣り場もすぐ近く。
みんなで暮らすには理想的な場所だからと家族を誘ったのですが、妻と娘たち
は、「いってらっしゃーい」と手を振るので、仕方なく今は単身赴任です。で
も、2〜3日ちょっと寂しかったくらいで、今はもう大変気に入っています。
変わり身の早さに自分で驚いています。
こんな別居生活を、実は僕は心のどこかで望んでいたのかもしれません。何処
へ出かけるにしても家族全員で、べったりとくっついて過ごしていました。子
どもが大きくなるにつれ、その機会も減ってはきましたが、僕としては旅行や
キャンプなどを、家族抜きの単独でやるなんて考えられませんでした。けれど
いつまでもベッタリは無理です。家族や親子の関係は、間に思い出が詰まった
末広がりでなければならない。絡み合ってしまうと、親離れ子離れがいつまで
も出来ず、それをバリバリッと無理やり引き離そうとすると、血が流れてしま
うそうです。我が家の場合、すでにそんな危険ゾーンに入っていたようです。
森の中で元幼稚園の建物に出会ったとき、そこではつらつと好きなことばかり
して暮らしている自分の姿が想像できましたが、その隣に家族の姿が浮かんで
こなかったのが、今になって考えると象徴的です。
環境を変えることで、色んなことが変わり始めました。富士山の影響かなと思
うのですが、なんだかすごいことになりそうな予感がします。いままで出会わ
なかったような素晴らしい人たちが、どんどん訪れてきてくれるので、やりた
かった夢が現実に向けて加速しはじめた感じです。
必要なときに、必要な出会いが、自然と訪れる。今日までの人生で僕は、そん
な運のいい偶然をなんどか経験していますが、今回はそれが連続して起きてい
ます。自然の中で好きなことだけして暮らしたい。好きなことしてることで生
活を支えたいのですが、それだけではなく、それが世の中のためにもなるよう
な暮らしぶり。自分だけ幸せを感じるのでなく、それをみんなで分かち合いた
いと考えています。実は今までは、出来ることなら皆のために、ぐらいにしか
思っていなかったのに、ここに引っ越してきてからその部分がものすごく強く
なってきました。皆のために自分がやってきた好きなことを役立てたい。そう
思い始めると、それに伴って必要な出会いが押し寄せてくるようになったので
す。家族という囲いがとれて、ようやくみんなのために、と思えるようになっ
たのでしょう。もちろん、その「みんな」の中には家族も含まれています。
富士河口湖町の住人になった清水國明の後半戦が、すごく楽しみ。ご期待くだ
さい。
∞〓∞〓∞ 河口湖自然樂校からのお知らせ ∞〓∞〓∞
本物の「感動」があることを知り、目覚めるための自然体験プログラム、イベ
ントを行っています。これからのシーズンは、冬だからこその、じっくりと取
り組むナイフ作りやバンブーロッド、カナディアンカヌー作りを企画中。
プログラム詳細は、HP http://www.ks-gakkou.jp をご覧下さい。
◆「河口湖自然樂校掲示板」まで、ご要望やご感想、自然樂校の講座に関す
る事など何でも投稿して下さい。
http://www.kuniaki.co.jp/bbs/bbsview.php?to=29
∞〓∞〓∞ CHALLENGE FISHING (〃^∇^)o/ ̄ ̄ ̄~ >e))))彡 ∞〓∞〓∞
<バス釣り、そして子供>
あくまで一昔前と比較してですが、子供があまり外で遊ばなくなったと言われ
て久しいものがあります。
屋内での「楽しみ」「娯楽」「趣味」の選択肢が昔とは比較にならないほど増
えに増えているのですから、子供が屋内に閉じこもりがちになるのも当たり前
といえば当たり前の話かもしれませんね。
実は子供のことを言えた義理ではありません。元々インドア大好きの私だって、
漫画や小説にはいまだにハマってます(笑)。
ここで、「ゲーム脳」がうんたらかんたら……などと言い始めると、「バスが
在来魚を食い尽くしている」とよく知らずに言っている一般の人たちと同じに
なってしまうので、やめておきます。色々と?マークがつく事柄であるようで
すから…。
しかし、何事も、過ぎたるは及ばざるが如し、「ばっかり」でいいことは何も
ありません。インドアの楽しさも知っている私としても、釣りというものの素
晴らしさ、自然体験・野外体験のもたらす癒しと喜びとを知ってしまっている
ので、「子供たちよ、外へ“も”出ようよ!」と言いたくなるのです。
さて、そこで「釣り」の登場です。
海から離れたところに住んでいるのでよくわかるのですが、そうした人にとっ
ては、「海釣り」は、一種のイベントであり、小旅行です。時間的にも、金銭
的にも、それは非日常の祭りのようなものなんですね。その点、湖沼河川の釣
りは、管理釣り場も含めて、アクセスが楽ですので、とっつきやすく継続性が
望めます。また、子供たちだけでわいわいがやがや徒歩や自転車で出かけるこ
ともできるかもしれません。
そして、その中でもバス釣りのようなルアーフィッシングには、特有の「能動
性」があります。洒落た言葉で言えば、アクティブなんですね。水面に糸を垂
らしてじっと手を見る(ちょっと違う)のも、それはそれで実に奥深い楽しみ
があるのですが、今の子たちには、その能動性が「入り口」としてうってつけ
なのではないでしょうか。そして、その入り口をきっかけに様々な種類の釣り
の楽しみを知っていけばいいのではないでしょうか。
例えば、バス釣りには、“ならでは”の、多種多様な、限りを知らないルアー
の数々があります。それぞれに特徴があって、こんなもので魚が釣れるのか、
と感じさせる“魅惑的”なルアー…。美麗なルアー。武骨なルアー。その幅の
広さは、他のルアーフィッシングを凌駕していると言っていいでしょう。
ともかく、デジタルな世界に馴れた子供たちには、なかなか釣れてくれないバ
スにあの手この手、横でまぐれで釣ってしまった友人に驚き、工夫し、考え、
それでも釣れず、やっと釣れてくれたときの感動は、きっとたまらないものに
なるでしょう。自分も経験しているだけに、容易にその感動が想像できてしま
います。そしてハマる!!
いざ、釣れてみたら、そこに、やはりデジタルな世界では味わえない、リアル
な生命が脈打っていることを感じるでしょう。経験しなければわからない「自
然の何か」を感じることでしょう。
私たち大人は、少しでも、その手助けとなるように、道をあやまたないように、
ゴミのこと、釣れたバスの扱いのこと、危険なこと……マナーその他について、
アドバイスしてあげたいですね。間違っても「反面教師」とならないように自
戒しなくては!
ともかく、釣りで世代を超えて語り合えたら楽しいですよね!
それにしてもです。せっかく「趣味」として「バス釣り」を選んだ子供たちが、
竿を持って屋外へ飛び出た子供たちが、リアルな生命の脈動に触れた途端に、
「ただただ殺せ」は、あんまりではないでしょうか。
「喰う」は、もちろんあっていいのです。水質や有害物質の生物濃縮(魚食魚
であれば有害物質が集約・蓄積される)の問題がクリアされ安全性が確認され、
その気があるならば……。しかし、「のり弁」の白身のフライの食材となって
いる霞ヶ浦の養殖アメリカナマズでさえ、その生臭さを消すために一ヶ月の間、
水槽に移す、そんなことが、日本の内水面の現状なのです。
回収ボックス? なにやらドラえもんのポケットから出てきそうな名前ではあ
りますが、「趣味」として、「安息」「慰安」のために釣りに来たのに、自分
の日頃のストレスを解消してくれた相手を生きたまま、釣れた途端、回収ボッ
クスへポイっでは、出来の悪いRPGよりデジタルなひどい「システム」では
ありませんか。
「趣味」「文化」に「駆除という作業」を「強制する」……そんな錯誤は勘弁
して欲しいものです。
さて、上に書いたように敷居の低さがバス釣りに入りやすい一因にもなってく
るのですが、そうすると、当然、大なる割合で、どうしようもない不心得者も
入ってきてしまうのですが、そこは、ゴミのポイ捨てなりなんなりに厳罰を科
すよう法律を改正したり、ライセンス制の導入を模索して、そうした輩を排除
するシステム作りが急務でしょう。
しかし、いずれにしても、子供たちにとって、釣りといううってつけの野外体
験・自然体験を敷居の高いものにしてはいけない、そう考える今日この頃です。
◆ CHALLENGE FISHING のコーナー用BBSがオープンしました!
http://www.kuniaki.co.jp/bbs/bbsview.php?to=30
釣りに関する情報・意見、記事に対する感想等の交換の場にして下さい。
∞〓∞〓∞ 国明創研からのお知らせ ∞〓∞〓∞
国明創研は、ドアを開けて外に出て、まだ見ぬ感動と出会うためにチャレンジ
する人を応援する、楽しさ創りの研究所です。感動ある楽しい生活のための楽
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「清水國明の河口湖自然樂校」 http://www.ks-gakkou.jp
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