吟醸酒ニュース |
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■■■■ 吟醸酒ニュース ■■■■ 最近飲んだ吟醸酒の報告
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月刊誌Vol.67 2005/10月号
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毎月1回吟醸酒を会で飲んでいます。有名無名の吟醸酒をリポートします。
■■リポート■■
■2005年10月29日(土) 例会 ■
■1.美少年酒造(熊本県城南町) 純米吟醸 「神力(しんりき)」
原料米;神力、 精米歩合;55% 【アルコール分】15度 【日本酒度】
+1 【酸度】1.5 720ml \1,890 (税込)
A;味4+、B;香り4+、C;コストパーホーマンス4、D;総合評価4+
E寸評; 平成8年わずか200粒の種籾から復活を果たした復古米「神力」。この
酒米は、麹のつくりやすさともろみが溶けやすく酒に雑味を与えない事が特徴
です。その神力を100%使用。(蔵元談)
色づいて濃厚な味わいになっています。現代的な味に慣れた者には古き良き
時代を楽しむ事が出来ます。
■2.熊本県酒造研究所(熊本市島崎) 純米吟醸 「香露(こうろ)」
原料米;−、 精米歩合;麹米45%:掛米55% 【アルコール分】
16〜17度 720ml \2,856 (税込)
A;味5、B;香り5、C;コストパーホーマンス5、D;総合評価5
E寸評;何と言っても「協会9号」の生みの親=蔵元です。
相変わらず品の良い吟醸酒です。五味のバランス、旨味、爽やかさ、品性、
どこを取っても天下一品。佳いものは良い!
■3.井上(福岡県大刀洗町) 純米 「美田 ひやおろし」
原料米;山田錦、 精米歩合;−% 【アルコール分】16〜17度
1.8L \2,940 (税込)
A;味3+、B;香り3+、C;コストパーホーマンス3、D;総合評価3+
E寸評;山廃造り。 腰が砕けて一夏の暑さが乗り越えられなかったのか。山廃
のキレの悪さ、重さから抜けられなかった。しかし、燗をすると酒の色まで薄
くなり、軽快な旨味が出て、同じ酒とは思えないほど旨くなった。燗酒として、
総合評価4+を献上。
■4.大澤酒造(長野県佐久市) 純米吟醸 「明鏡止水 吟織」 おりざけ
原料米;−、 精米歩合;−% 【アルコール分】16〜17度 【日本酒度】
+3 【酸度】1.6 1.8L \2,940 (税込)
A;味4、B;香り4、C;コストパーホーマンス4、D;総合評価4
E寸評;おりの旨さが伝わってこない。それともトータルでこの味わいなのか。
いま一歩の味わいが伝わってこない。旨いのに。
■5.神沢川酒造場(静岡県由比町) 純米大吟醸 「天満月(あまみつき)」
原料米;麹米:山田錦23/100・掛米:吟ぎんが77/100、 精米歩合;麹米35%
・掛米50% 【アルコール分】15〜16度 【日本酒度】+ 1 【酸度】
1.2 1.8L \3,675 (税込)
A;味5、B;香り4+、C;コストパーホーマンス4+、D;総合評価4+
E寸評;「正雪」で有名な蔵元の吟醸酒です。自分の味を持っていて、それを
崩さず、神沢川の味を保っている。ざらついた酸味が独特の味わいを醸してい
る。
■6.森喜醸造(三重県上野市) 特別純米 「妙の華 英(はなぶさ)」
無濾過あらばしり生酒
原料米;山田錦、 精米歩合;60% 【アルコール分】17.4度
【日本酒度】+5【酸度】1.7【酵母】協会601号 1.8L \3,360(税込)
A;味5、B;香り5、C;コストパーホーマンス5、D;総合評価5
E寸評; 吟醸香の香り立ち良く、味わい深く、濃厚な酒質が飲み手を魅了す
る。精米歩合60%では考えられない旨さを引き出している。逆に60%でも
佳い酒が造れる事を実証しています。
■7.新澤醸造店(宮城県三本木町) 純米大吟醸 「愛宕の松 ひより」
原料米;ひより、 精米歩合;40% 【アルコール分】16.4度
【日本酒度】+1 【酸度】1.6 1.8L \5,250 (税込)
A;味5、B;香り5、C;コストパーホーマンス5、D;総合評価5
E寸評; 旨さがじっくりと感じるタイプと、向こうから押し寄せてくるタイプ
があるが、これは後者、旨さがぐいぐいと押し寄せて来る。押しつけがましさ
が好き嫌いを分けるでしょう。濃厚な味わいを持った熟年美女です。
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◆いつもご購読いただいている読者の方は、次枠まで読み飛ばしてください◆
◆吟醸酒について、消費者(飲み手)という立場で毎月1回書いています。
評論家や蔵元、酒屋の立場では見ていません。また、音楽とか味覚とかいう物
は大変抽象的で表現が難しいのですが、平易に書きたいと思っています。
よく、食べ物店の紹介記事で絶賛している物を食べると、首を傾げたくなる
時が多々ありますし、テレビでリポーターが口に入れたとたん「うまい」と発
言しているウソ等はここでは、しないように心がけています。旨いものは旨い
と、不味いものにはハッキリ不味いと言います。
◆月に一度の例会で飲んだ吟醸酒について、ズバリ、どういう酒か皆様への
判断基準を書きます。
A;味、B;香り、C;コストパーホーマンス、D;総合評価を、各5点評
価(5;最上 4;良 3;まあまあ 2;まだまだ 1;評価外)で表しま
す。 総合評価3−(マイナス)以下ではもう一度買うかと言えば、考えてし
まうレベル。2ではタダで贈られても困ってしまうレベル。
私の独断で辛口評価し、E;寸評も入れます。なお、会での評価も、判断基
準の参考にしています。また、評価はこの日に飲んだ吟醸酒の味で、次回も酒
の性格上、ロットや時間が変れば同じとは言切れませんが、傾向としては、間
違ってはいないと思います。
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★最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。
次回も又よろしく、ご購読の程お願いします。
次回11月下旬に発行予定です。
ホームページで、もっと詳しいことを書いています。また、呑んだ吟醸酒の
写真も掲載しています。お立ち寄りの上、足跡を残して下さい。
http://www2.ttcn.ne.jp/~ginjo/ です。
Eメール:ginjo@mx4.ttcn.ne.jp
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=編集後記=
美酒礼賛、吟醸酒って美味しいですよね、良き友と良き会話と良き肴で、
最高です。 (^o^) ニューフェースも加わって楽しい会になっています。
今回呑んだ「香露」、素晴らしい酒なのを改めて感じました。半年ほど前に
飲んだ時は腰は砕けて、香りは匂いになって最悪の酒になっていました。これ
は香露のせいではなく、小売店が吟醸酒の扱いが分からず、店頭の棚に半年以
上飾っていた為、中身が劣化した物でした。
今回は名誉挽回で冷蔵保存されている店から手に入れたものです。しっかり
管理されていればこの様に、美酒は美酒のまま口を合わせる事が出来るのです。
イメージ通りの初恋の女性に会えたような嬉しさがありました。
編者 吟醸
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