走れ!歩け!挑戦の旅 |
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【5日目・2006年11月15日】
少し冷え込んだ朝だった。夕べ30分ほど降った雨のせいで、路面の
ところどころに水溜りが残っている。そんな中ゆっくりと走り出した。
今日も追い風のスタート。最初は平坦だったがすぐに山道に入る。
辺戸岬以降の山道はまだまだ続きそうだ。
下り坂をかっ飛んで来たが、下りきったところで団体の観光客を見
かけた。辺戸岬でも見かけなかったので団体さんは久しぶりだ。東側
の団体北限地と言ってもいいだろう。ブレーキをかけてUターンする。
ここは慶佐次のヒルギ林、わかり易く言えばマングローブ林だ。団
体さんは修学旅行生のようだった。私も混じってガイドの説明を聞く。
宿を出て15分ぐらいしか経ってなかったので、いきなりのんびりし
てられず、すぐに再出発した。
再出発後45分でまたストップ。今度は嘉陽の集落で共同売店に立ち
寄る。辺戸岬以降の山道での食料調達方法にも慣れてきた。各集落に
は共同売店と言うコンビニエンスストアのようなものがあるので、各
集落で確実に調達できると思ってよい。店内の様子はコンビニエンス
ストアというより雑貨店の拡張版のようだ。
さらに1時間ほど走って国道329号線に出ると、山中から抜け出し町
が近づいた雰囲気になる。しかしアップダウンは依然として続く。そ
していつの間にか暑くなっていた。
宜野座まで来てようやく町に入った感じだ。
金武の町では珍しいものを見つけた。沖縄に来て初めてお寺に出会
ったのだ。そのお寺は観音寺。本土のお寺との違いを探ってみたが、
これと言っておかしなところはない。裏にあったお墓も本土と同じ形
態をしている。ちなみに沖縄のお墓は本土のとは大きく違い、柱状の
墓石はない。家のミニチュアみたいな墓石(というのだろうか)があ
り、その占有面積は本土のものの5倍ぐらいある。
ここの本堂は昭和18年に建て替えたものだが、戦争で焼けなかった
ので沖縄のお寺では一番古いものだ、と売店のおばちゃんは言ってい
た。
追い風のおかげで14時には石川市を通過。私の地図では石川市だが
、合併してうるま市になっている。このペースなら今日は100Km以上い
けそうだ。
今日の目標は海中道路を通って、離れ島の伊計島まで行って戻って
くること。概算、あと40〜50Kmだろうか。そう考えるとのんきなこと
はしていられない。休憩せずにがんばろう。
海中道路という橋では横風もしくはやや前方からの風だった。これ
は体力を奪われるだけでなく、体が冷えてしまう。島にたどり着く前
に、海の駅なるものがあったので休憩する。
海中道路だから海中に潜る区間があるのかと思っていたが、全くそ
んなことはなかった。そうなると、ここまで来た意味があるのかと思
ってしまう。しかし目指す伊計島は橋を渡り終えてもまだ先だ。最初
の島が平安座島、次が宮城島でその次が伊計島だ。
平安座島は海沿いの平坦道を通る。向かい風がつらい。宮城島は丘
越え、かなり斜度はある。歯を食いしばりながら、なぜ伊計島を目指
しているのか不思議に思った。2つ目の登り坂を見たときには引き返し
たくなった。
行くかやめるか、葛藤しながらも伊計島に到着。来ることが目的の
全てであるかのように、休憩もせずにUターンする。
概算で沖縄一周の距離を調べてるときに、海中道路は行ってみたか
ったが、伊計島は根拠なくルートに入れてしまった。その後、見直し
をしなかったので来てしまったのだ。安易なルート設定が往復2時間も
無駄にしたことになる。
島から戻ると、もう17時過ぎ。数キロ離れたところにある勝連城跡
に着いたときには暗くなっていたので、明日また来ることにして宿へ
向かった。
11月15日(水) うるま市
本日の走行距離 118Km
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