とあるカトリック教会の日曜礼拝で実際に話している「日曜説教」をお届けします。朝5時配信です。
- 最新号:2008-10-11
- 発行周期:週刊
- 読んでる人:90人
- 創刊日:2003-12-01
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こうじ神父 今週のお説教 No.340
発行日: 2008/2/3□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
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感謝を込めて☆彡
●メルマガ「こうじ神父・今週のお説教」をもとに、文庫本の形で説教集を印刷
しました。「取って食べなさい」というタイトルです。2004年に発行した「B年
説教集」と「C年説教集」は残り200冊ですが、2006年12月に発行した「A年説
教集」はまだまだあります。もしよかったらメールでご一報ください。
●文庫本は、B年のみ700円、C年とA年は800円の頒布価です。冊子小包で郵送
しますので、送料込みの代金を「ぱるる」に送っていただければ幸いです。参考
までに、1冊のみの送料は210円、2冊で290円、3冊で340円となっています。
●説教集をご希望の方は、必ず郵便番号、住所、氏名をお知らせ下さい。よろし
くお願いいたします。
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当メルマガをご購読いただき、ありがとうございます。
(参考)実際の声を確かめながら読みたい方はこちらをクリック
↓↓説教者の意図が、より自然に伝わます。↓↓
http://hanashi-no-mori.news-site.net/voice/80203.mp3
(音声ファイルは、MP3形式です。再生ソフトをを用意してください。)
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こうじ神父
「今週のお説教」
08/02/03(No.340)
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年間第4主日
(マタイ5:1-12a)
イエスの語る「幸い」に生きている人々がいます
‥‥‥†‥‥‥‥
今週は灰の水曜日からの四旬節に移行する年間の週です。四旬節ということは40
日後にはご復活がやってきます。早いものです。ご復活が近くなれば、黙想会の
ことも気になるでしょう。今年の黙想会は川上神父様にお願いしてみました。私
も、この小教区の先輩のお話を聞いてみたいので、楽しみです。
明治村に行ってきました。以前、明治村に行ったことがある人もいると思います
が、私たちが大切に守ってきた大明寺教会が明治村のいちばん奥に、ひっそりと
根を下ろしていました。大明寺教会が置かれているのは、1丁目から5丁目まで
ある明治村の中で5丁目、いちばん奥です。
この5丁目にはもう一つのカトリック教会で京都の司教座聖堂だった、聖ザビエ
ル教会も移されていました。私のひいき目かも知れませんが、静かで目立たない
大明寺教会のほうが、かえって祈りの雰囲気を保っていて、中に入って落ち着く
ことができました。
明治村は全体を5時間かけて回りました。その中で大明寺教会で過ごす時間をい
ちばん長く取りました。もしも大明寺にそのまま置かれていれば、私が主任司祭
なのですから、いろんなところに興味がわきまして、雨戸を開け閉めしてみたり、
香部屋に行く横の扉を開け閉めしてみたりして、明治村を案内するボランティア
ガイドに泥棒と勘違いされそうになりました。
皆さんが明治村に行った頃には、京都の路面電車とか、機関車は利用できたでし
ょうか。路面電車は2駅、機関車は1駅でしたが、乗って楽しむことができまし
た。そのほかにもいくつか興味のあるものにしぼって見学してきましたので、写
真ができあがったらまず最初に大明寺教会で写真展を開きたいと思います。1ヶ
月前から練っていた計画でしたが、この予定のためにたくさんの人に無理をお願
いしてご迷惑をおかけしました。申し訳なく思っております。
そう言えば、明治村に行く2日前に、私は人間ドックにかかって健康診断を受け
ました。胃カメラはものすごく苦しかったです。費用も36500円かかりました。
それだけ払ってはっきりしたことは、胃に慢性的な胃炎が見られるということと、
太っているので痩せなさいということでした。36500円も払って、太りすぎとい
う診断ですから、ずいぶん高く付いたなぁと思っています。ついでに言えば、そ
の翌日には父親がフランシスコ病院で診察を受け、その日に入院を告げられまし
た。大変あわただしい1週間でした。
さて今週の福音朗読は、有名な山上の説教の「幸い」についてです。弱い立場に
置かれている人を取り上げて、イエスは「幸いである」と約束してくださいまし
た。私はここに述べられている8つの幸い「真福八端」に、今年は新しい発見が
ありました。イエスは、弱い立場に置かれている人だけでなく、私たちの中でも
8つの幸いに生きることが可能だと教えているのではないかと気付かされたのです。
きっかけは、土曜日「主の奉献」の祝日に行われた、純心聖母会の終生誓願式に
参加したことでした。5人の初々しいおとめが、終生誓願を神さまとその場にい
る全員の前で宣誓しました。誓うのは3つです。清貧・貞潔・従順。私はこの3
つの誓願が、今日の福音朗読に大いに関わっていると感じました。1つずつ考え
てみることにしましょう。
1つめは清貧です。イエスは今日の幸いの中でこの貧しさについて真っ先に取り
上げました。「心の貧しい人々は、幸いである、/天の国はその人たちのもので
ある」(5・3)。誓願を立てる修道者たちは、天の国のために貧しさを積極的に
選びます。昨日参加した純心聖母会であれば、大学教育にも携わっています。中
には大学教授をしている修道者もいることでしょう。それでも、約束されている
高収入を神さまのために手放している。保育園の先生だって同じことです。積極
的に貧しさを選び取って生きている人が、今の時代にもちゃんといるわけです。
2つめは貞潔です。この誓願は「心の清い人々は、幸いである、/その人たちは
神を見る」(5・8)が当てはまっていると思います。心の清さは、しばしば肉体
の清さとつながっています。両方の清さを合わせたものが、貞潔だと思うのです。
この点でも、修道者は心の清さを積極的に取り入れて生きている人だと思います。
3つめは従順です。次の幸いが当てはまりそうです。「柔和な人々は、幸いであ
る、/その人たちは地を受け継ぐ」(5・5)。心穏やかな人は、目上の人や責任
者の命じることを柔軟に聞き入れます。上長に従うことは、イエスが御父のみ旨
に完全に従っておられたことを生きることになります。従順であるためには、怒
らず、いら立たず、穏やかであることが必要です。ですから、柔和な修道者は、
従順の誓いに生きることができるわけです。
それぞれ、3つの誓願が、山上の説教の「幸い」にうまく当てはまっていること
がよく分かります。そしてもっと優れているのは、修道者たちが、3つの誓いの
うちどれか1つを選んで守っているというのではなくて、「3つとも同時に選ん
で生きている」ということなのです。
「1つ選択して生きるだけでも大変なのに、3つも同時に、しかも生涯その状態
で生きることを誓うなんて、考えられない」と思うかも知れません。ですが目撃
した私が証言しますが、昨日誓いを立てた3人の姉妹達は、決して強いられてし
ているのではなく、自分たちの生きる道として自分で選んで、誓っていることが
よく分かりました。
これは、何を意味しているのでしょうか。私は、今日福音朗読で取り上げられて
いる「幸い」は、たまたまそのような状態に置かれている人にイエスが希望を与
えているというだけではない、むしろ積極的にその状態に留まって生きることが
できるということを教えているのではないでしょうか。
貧しさや、清さや、柔和な姿を強制されているとしたら、人はどんな顔になるで
しょうか。きっと、表情は暗く、輝きも失せることでしょう。ところが、昨日誓
いを立てた5人のおとめたちは、表情は明るく、輝いていました。あの表情を見
て、誰が生き方を強いられていると感じるでしょうか。
あの喜んでいる顔こそ、イエスが教える「幸い」は強いられてするものではなく、
自ら選んで、生きていく時、喜びを得ることのできる道なのだと教えてくれます。
彼女たちは喜んでいました。喜びは、束縛や強制からは生まれません。自由を感
じている人に自然とわいてくるものです。今日イエスによって紹介された姿を生
きようと思うなら、私たちは不自由になるのではなく、むしろ自由になり、喜び
が満ちあふれるようになるのではないでしょうか。
イエスが語る「幸い」を、生涯生きていく人々が私たちの身近にいます。私はこ
れから、修道者の皆さんを、「真福八端を喜んで生きている人」として、あらた
めて尊敬の念を持って接していきたいと思いました。
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ちょっとひとやすみ
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▼何から書いたらよいのか分からないくらいたくさんのことが起こった1週間だ
った。いちおう、明治村のことを整理して書いてみたい。大村空港からJALで
小牧(名古屋)空港に降り立ち、空港の玄関から出ている連絡バスで西春駅まで
移動(終点なので間違えることはない)、西春駅から名鉄で犬山へ向かった。
▼犬山駅は、交通の要所らしく、いろんな方面への路線でどれに乗っても犬山を
通っていた。それで、迷うことなく犬山にもたどり着いた。犬山で宿を取ったホ
テルも、歩いて5分なのですぐに見つけることができた。翌日国宝の犬山城を見
学し、犬山駅に戻ってバス乗り場に向かった。ここでも「明治村行き」の大きな
案内板が出ていたので迷うことはなかった。
▼非常にスムーズな乗り継ぎで明治村に到着し、入念に検討していたコースを基
本に、気分の向くままに村内を見て回った。平日だったせいか、京都の路面電車
や鉄道の体験乗車は、貸し切りだった。どうせ1人で貸しきりなら、運転席に乗
せてもらいたかったなぁ。無理だろうけど。
▼大明寺教会は、いい場所に引っ越したなぁという感じを持った。賑やかな場所
に置かれていたら、とても祈りの雰囲気を保つことはできなかっただろう。静か
で、しかもひっきりなしにアベックが入ったりしないので、祈りやすかった。そ
れに比べて聖ザビエル教会はアベックが何とも思わずにおしゃべりして中を歩き
回り、祈りの雰囲気を保つのは難しいと感じた。観光地に行ったのだから致し方
ないが、皆がそれぞれの建物の本来の姿を尊重してくれればいいのにと思った。
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今週は予定変更
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特別に。明治村の4つの風景を紹介します。
http://hanashi-no-mori.news-site.net/80127.jpg
詳細は、ホームページ:http://hanashi-no-mori.news-site.net/にて。
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‥次の説教は‥‥
四旬節第1主日
(マタイ4:1-11)
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