とあるカトリック教会の日曜礼拝で実際に話している「日曜説教」をお届けします。朝5時配信です。
- 最新号:2008-10-11
- 発行周期:週刊
- 読んでる人:90人
- 創刊日:2003-12-01
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こうじ神父 今週のお説教 No.337
発行日: 2008/1/13□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
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感謝を込めて☆彡
●メルマガ「こうじ神父・今週のお説教」をもとに、文庫本の形で説教集を印刷
しました。「取って食べなさい」というタイトルです。2004年に発行した「B年
説教集」と「C年説教集」は残り200冊ですが、2006年12月に発行した「A年説
教集」はまだまだあります。もしよかったらメールでご一報ください。
●文庫本は、B年のみ700円、C年とA年は800円の頒布価です。冊子小包で郵送
しますので、送料込みの代金を「ぱるる」に送っていただければ幸いです。参考
までに、1冊のみの送料は210円、2冊で290円、3冊で340円となっています。
●説教集をご希望の方は、必ず郵便番号、住所、氏名をお知らせ下さい。よろし
くお願いいたします。
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当メルマガをご購読いただき、ありがとうございます。
(参考)実際の声を確かめながら読みたい方はこちらをクリック
↓↓説教者の意図が、より自然に伝わます。↓↓
http://hanashi-no-mori.news-site.net/voice/80113.mp3
(音声ファイルは、MP3形式です。再生ソフトをを用意してください。)
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こうじ神父
「今週のお説教」
08/01/13(No.337)
‥‥‥†‥‥‥‥
主の洗礼
(マタイ3:13-17)
水の中から引き上げられて、愛する子となります
‥‥‥†‥‥‥‥
五島・鯛ノ浦に休みをもらって帰ってきました。水曜日に帰って、土曜日に戻っ
てきたのですが、「ゆっくりしていけばよかとにー。伊王島の人のまっとっとで
すねー」と言われてしまいました。冗談だったのか知りませんが、土曜日に帰ら
ないということは、日曜日も休めばいいのにってことだったのでしょうか。そん
なことできるはずがありません。
それと、一つだけ嘘になることを言って帰ってきたのでゆるしてください。どう
いうことかと言うと、「ゆっくりしていけばよかとに」と声かけてくれたばあち
ゃんたちに、「ばあちゃん元気かねぇ」と声をかけたら「元気じゃなかー。しょ
っちゅう病院に行きよっとよ」と言うので、「杖もついとらんやかね。伊王島の
ばあちゃんたちは杖ばつきよるばい」って、伊王島の人が誰も彼も杖をついてい
るような言い方をしてしまいました。おゆるしください。
寒くなるに違いないと思って、エスキモーのようにジャンパーの上にジャンパー
を着込んで五島での釣りに備えて行ったんです。ところが思いのほか暖かくて、
持って行った着物はほとんど無駄になってしまいました。その上釣り道具もいち
おうイメージして持って行ったら、これまた役立たずで、持って行って損しました。
何せ錘(おもり)が40号で、ウキも40号を使ってのウキ流しだったんです。これ
では持って行った25号の仕掛けはまったく役に立たないはずです。場所を変わっ
てアラカブ・クサブ釣りになったときも、40号の錘でした。最初から手ぶらで行
けば良かったと後悔しました。ちなみにクサブを60匹以上釣ったんですかね。ク
ロを5匹、アラカブ4匹、ウマヅラカワハギ2匹、イサキ2匹、あと名前を知ら
ない魚を5匹といった釣果でした。もしインターネットを利用できる人がいたら、
掲示板(http://8214.teacup.com/koujimaga/bbs)に釣果を掲載しています。よ
かったらご覧下さい。
帰ってきて早々、バリバリ働かされています。土曜日は帰ってきてすぐに結婚す
る人の勉強会、納骨、通夜をしてから説教の準備でした。今日もお葬式が入って
いますし、あとでは子どもたちの教会学校が待っています。なかなか、すぐにス
イッチを入れ替えるのは大変です。
さて、今日は主の洗礼の祝日です。1つの試みとして、馬小屋のセットをバック
にして、ミラクルメーカーというDVDから主の洗礼の場面をお借りして映像で
流してみました。あとで片付けてもらいたいと思いますが、おそらくこんな様子
でイエスは洗礼を受けたのだと思います。かなりよくできていますので、ミサの
後にぜひ一度立ち寄ってご覧下さい。
主の洗礼の祝日に、1つの課題を見つけ出して、生活に取り込んでみたいと思い
ます。それは、「水に沈められ、水から引き上げられる」という体験です。実際
にこういう体験を積むことは難しいですが、同じ意味合いのことを生活の中で実
践し、あるいは受け入れて生活していってほしいということです。
ではこの、「水に沈められ、水から引き上げられる」という言葉で理解してほし
い内容を考えてみましょう。「水に沈められる」とか「水から引き上げられる」
という体験は、誰も経験のないことだと思います。あなたが別の人から水に沈め
られたら、それは警察沙汰になるような事件になってしまう危険があります。つ
まり、「水に沈められる」ということは、そのまま、人間の死に直結するような
出来事なのです。
このような経験を積んでほしいと中田神父は言いたいのです。そして、イエスの
洗礼の場面も、同じことを私たちに呼びかけているのだと思います。人間にとっ
て死を意味するような、そういう場面に会えて自分を置いてみてくださいという
ことです。
決して、命を危険にさらしてみなさいという意味ではありません。そうではなく、
自分の思っていることとは正反対のことを命じられたり、したくないこと、見た
くもないような人に時間や労力を取られる、考えただけでも死ぬ思いだというよ
うな、そんな場面を避けないで、むしろ正面から向き合って生きていってほしい
ということです。
人は誰も、そんな厳しい場面に喜んで自分を置いたりはしません。おそらくそう
いう場面に身を置くときは、人から強いられていたり、望んでいないのにしかた
なくそうさせられていたりということがほとんどだと思います。それで十分だと
思います。いやいやそうしていても構わないから、逃げ出したいくらいの嫌な思
いにも、避けて通らずに向き合っていただきたいのです。
こうして、あなたが「水に沈められる」ような辛い思いを経験しているなら、も
しかしたら、神があなたを「水の中に沈めておられる」のかも知れません。人が
神から「水に沈められる」のはなぜでしょうか。それは、「水に沈められる」そ
の先にある「水から引き上げる」ためなのです。
神はしばらくのあいだ人を水の中に沈めたとしても、必ず水の中から引き上げて
くださいます。神がその御子イエスを水の中に沈め、水の中から引き上げてくだ
さったように、私たち人間にも、いったん水の中に沈められたとしても、必ず引
き上げてくださるのです。神は、私たちを水の中から引き上げてくださる力ある
お方なのです。
では、「水に沈められ、水から引き上げられる」ことの意味とか、目的は何でし
ょうか。イエスが水から上がられた直後に天から声が聞こえました。「これはわ
たしの愛する子、わたしの心に適う者」(3・17)。水に沈められることを逃げ
ない人は、神が必ず水から引き上げてくださり、ご自分の愛する子として受け入
れてくださる。父である神は、このように私たちにも呼びかけているのではない
でしょうか。
私たちは神に愛される人間であるべきです。神は、御子イエスが水の中に沈めら
れ、水から引き上げられたときに「これはわたしの愛する子、わたしの心に適う
者」と声をかけてくださったのです。水の中に沈められること、私たちが考えた
ように、死ぬほど避けたいことに正面から向き合うとき、神がその困難から私た
ちを救い出してくださり、愛する子であると声をかけてくださるのです。私たち
が正面から問題と取り組むことで、私たちは神に愛される人間になるのではない
でしょうか。
問題に正面から向き合っても、すべてが解決できるとは限りません。解決できな
いかも知れません。それでも、神は必ず私たちを引き上げてくださいます。私た
ちが問題に正面から向き合ったことを取り上げてくださり、愛する子として受け
入れてくださいます。
どうしても向き合わなければならない問題があるとき、それは私たちが神から水
の中に沈められているのだと受け止めましょう。神が水の中に沈めるのは、引き
上げてくださるため、引き上げて、「愛する子」として受け入れてくださるため
です。ぜひ生活の中に取り入れて、神から「愛する子」として受け入れてもらう
絶好のチャンスを逃さないようにしたいものです。
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ちょっとひとやすみ
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▼釣りのうんちくを紹介。釣りをしている人はのんびり、ぼーっとしていると思
われがちだが、実際はその正反対で、非常に繊細で敏感なやりとりを繰り広げて
いる。ぼーっとしているだけの人は、釣りに来ているのではなくて、釣りの場所
に来ているだけなのである。結局はエサを取られるのが関の山で、釣ることなど
できない。
▼ウキを使った仕掛けでマダイを狙っているとする。120gの錘がぶら下がって
いる長さ1mほどのウキが、100m先までプカプカ浮いて海の上を漂う。魚がエ
サを口にすると、ウキが僅かに沈む。それはたとえて言えばパン食い競争でパン
に食いつこうとする子どものようなものである。
▼子どもが今パンに口が触れただけなのか、それとも本格的に食いちぎって逃げ
ようとしているのか、遠くから見極めなければならない。まだ魚がエサに対して
触れただけなら、待たなければならないし、食いちぎって逃げようとしているの
であれば針がかりさせなければエサだけ取られてしまう。
▼合わせを入れて針がかりさせることができるためには、繊細さ、機敏さが必要
だ。海底の魚(底もの)を釣るときにも、たいてい相手は険しい岩礁帯に身を潜
めている。海底すれすれをエサで誘うが、海底は起伏が激しく、ちょっと気を緩
めると仕掛けが岩に引っかかり、釣りをする前に仕掛けをとられてしまう。5m
から0mに一気に変化する起伏に合わせて、仕掛けを上下させることができなけ
れば、満足できる釣果は期待できない。
▼今回、私は船頭から驚きの目で見られていた。これだけの険しい海底で釣りを
して1度も仕掛けを失わずに釣り続けたからだ。しかも仕掛けを入れるたびに空
振りすることなく釣り続けたので、驚いたのだろう。ウキ流し釣りの時にも、7
回流して5回クロを釣ったので、すこぶる感心してくれた。この様子だと、今年
の夏も喜んで釣れていってくれるに違いない。
‥‥‥†‥‥‥
今週のセンテンス
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第14回目。ささいなことでも役を台無しにすることがあり、役を演じきるのは大変だ。
http://hanashi-no-mori.news-site.net/80113.jpg
詳細は、ホームページ:http://hanashi-no-mori.news-site.net/にて。
‥‥‥†‥‥‥‥
‥次の説教は‥‥
年間第2主日
(ヨハネ1:29-34)
‥‥‥†‥‥‥‥
[発行・管理] 中田輝次
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