こうじ神父今週の説教 |
この記事の発行者<<前の記事
|
次の記事>>
|
最新の記事
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
当メルマガをご購読いただき、ありがとうございます。
(参考)実際の声を確かめながら読みたい方はこちらをクリック
↓↓説教者の意図が、より自然に伝わます。↓↓
http://hanashi-no-mori.news-site.net/61008.asx
(音声ファイルは、MP3形式です。再生ソフトをを用意してください。)
‥‥‥†‥‥‥‥
こうじ神父
「今週のお説教」
06/10/08(No.261)
‥‥‥†‥‥‥‥
年間第27主日
(マルコ10:2-16)
子供たちをわたしのところに来させなさい
‥‥‥†‥‥‥‥
今日の福音は、前半が本来の結婚の姿を考えるきっかけとなったファリサイ派の
人々との議論についてでしたが、今回は後半部分の人々がイエスに触れていただ
くために子供たちを連れてきた場面について取り上げたいと思います。ちょうど、
木曜日から土曜日にかけて、京都のノートルダム学院小学校に行って6年生の修
養会を指導してきたところでしたので、朗読の後半部分とうまく結びつくように
話したいと思います。
まずは三日間での京都の行き帰りですが、ちょっとこたえましたね。大村空港ま
で45分、伊丹空港まで飛行機が1時間10分、大阪から京都まで高速道路を利用し
たりして1時間15分、合計3時間ちょっとで京都にたどり着いたわけですが、時間
はわずかでも突然京都の真ん中に放り込まれたような感じで戸惑いました。
先に話しておきますが、帰りは朝の9時55分の飛行機を予約していたのですが遅
刻してしまい、次の12時40分の空席をドキドキしながら待つことになりました。
京都からの出発は朝8時でしたので約2時間以内に着けば十分間に合うはずでした。
ところが高速道路で渋滞に巻き込まれ、2時間前に出発したのに間に合わなかっ
たのです。
ちなみに高速道路で渋滞に引っかかった場所の看板には「吹田(すいた)」と書
いてありました。「すいた」で渋滞に巻き込まれたのですからシャレになりませ
ん。「どこがすいた(空いた)なんだよ」って思ってしまいました。
もう一つ、ついでの話しですが、修養会を行った学校所有の山の家からの帰り、
「途中」という地名を見つけました。珍しかったので、「ここは、『途中』と書
いてますが、本当に『とちゅう』と読むのですか」と尋ねたのです。すると事も
無げに「そうですよ」と言われてしまいました。
たとえばですが、「途中で待ち合わせ」とか、「途中で待っています」「途中で
拾ってください」とか言われたら、事情を知らない私はきっと「なんていい加減
な返事だ」と思うかも知れません。「途中の途中で待ってます」なんてことにな
ったらそれこそ混乱してしまうんじゃないのかなって、よそ様の心配までしてし
まいました。
さて実際の修養会ですが、学校が置かれている街中から車で40分移動した山の中
に別荘が建てられていまして、そこで6年生160名のために2回話しをしたわけで
す。小学生6年生と言っても大変聡明な子供たちで、おそらく将来東京大学や京
都大学、大阪大学を目指すような子供たちなのだと思います。
この子供たちは、少し難しいのではないかなあという内容の話をメモも取らずに
ただ聞くだけで理解していたのです。単に聞くだけなら驚きませんが、話のあと
におこなった班別活動では、多くの子供たちが聞いた内容を立派にまとめて感想
を述べてくれていました。子供たちが何となく聞いていたわけではないことが一
人ひとりの分かち合いでよく分かりました。
この子供たちはなぜこんなに立派に育っているのでしょうか。私の理解ですが、
それは、カトリックの学校で十分に教育を受けたからではないかなあと思いまし
た。カトリックの学校ですから、当然宗教の授業が行われています。この宗教の
授業を通じて、彼らは公立の学校では得られない導きをいただいていたのではな
いでしょうか。
もっと突き詰めて言うと、カトリックの小学校でどのような宗教教育を受けたの
で今回出会ったような優秀な6先生に育っていくのでしょうか。私は、あれやこ
れやの細かな技術ではなく、イエス・キリストが、宗教の授業の中で直接教え導
いてくださっているからあのような子供に育っているのだと理解しました。
朗読箇所後半部分の中で、イエスは次のようにはっきり仰いました。「子供たち
をわたしのところに来させなさい。妨げてはならない。神の国はこのような者た
ちのものである」(10・14)。子供たちが大胆にイエス・キリストに触れる環境
がカトリックの学校として用意されているおかげで、子供たちがあそこまで立派
に育っているのだと思ったのです。
「子供たちをわたしのところに来させなさい。妨げてはならない」。この言葉は
大変意味深いと思います。子供たちがご自分のそば近くに来ることをイエスが強
く望んでおられるのです。子供たちはイエスに近づくことで、イエスから直接教
え導かれて育ちます。
私たち大人のさまざまな思惑で子供たちが作られていくのではありません。ひた
すら、イエスに触れることができる環境を作ってあげること。私たちはそのこと
だけに心を配れば、あとはイエスがすべてを計らってくれるのではないでしょうか。
今回私も、及ばずながら子供たちをイエスに触れさせるお手伝いができたと思っ
ています。私があの子供たちを立派に導いたなどとはこれっぽっちも思っていま
せん。彼らを教え導いたのは、私が紹介したイエスそのものです。「子供たちを
わたしのところに来させなさい」という言葉は、「わたしが責任を持って子供た
ちを教え導きます」という強い決意の表れだと私は考えました。
もう一つ、見落とせない点があります。それは、「子供たちをわたしのところに
来させなさい」の後に続く「妨げてはならない」という言葉です。私たち大人は、
いろんな障害物をそのまま放置して、子供たちがイエスのところに来るための環
境を悪くしてしまっているということがあるのではないでしょうか。
たとえば、朝のミサに子供たちが参加するためには、まず第一に家庭で朝のミサ
に間に合う時間に起きなければなりません。子供たちは疲れて眠たいから、朝の
ミサには起こさないでそのまま寝かせてあげよう。それが親の配慮だと思ってい
るとしたら、私たち大人はイエスに叱られるのではないでしょうか。
むしろ、子供たちがイエスに近づくのに障害となるものを取り除いてあげること
が、私たちにできるお世話なのではないでしょうか。日曜日の朝に眠くてミサに
来ることができないのは、おそらく寝る時間が遅いからです。土曜日にもっと早
く子供たちを休ませるようにすれば、朝の8時のミサは決して早い時間ではない
はずです。
部活や習い事など、どうしても外せないことで子供たちがイエスに触れる機会が
遠ざけられているとしたら、それを仕方がないであきらめるのではなく、ほんの
少しでもいいから、子供たちがイエスに触れるチャンスを確保してあげるように
大人たちが努力して欲しいと思います。
また、「妨げてはいけない」と言ったのは、本当に今子供と言われる人たちのこ
とだけ考えなくてもよいと思います。あなたに子供と言える人がいるなら、その
子供をイエスに近づけるようにして欲しいのです。あなたの子供がたとえ何十歳
になっていたとしても、「子供たちをわたしのところに来させなさい。妨げては
ならない」という言葉は生きているのです。
今回出会った子供たちがイエスに親しく触れる機会を持って見事に育っていった
ように、イエスの招きは今も私たちに迫っているのだということを肝に銘じて、
すべての子供たちがイエスに親しく触れることができるように、これからも努力
を続けていくことにしましょう。
‥‥‥†‥‥‥‥
ちょっとひとやすみ
‥‥‥†‥‥‥‥
▼今回中学・高校時代の同級生の依頼でノートルダム学院小学校6年生と関わる
ことができた。実際利発な子供たちばかりで、きっと将来は社会に出て大きな貢
献をする人に育っていくのだろうと思った。そんな子供たちに私のあのような話
しが本当に役に立ったのだろうか。
▼役に立ったとすれば、説教で書いたとおり「どれだけイエスに触れさせること
ができたか」この一点に尽きると思う。「少年イエス」をテーマに取り上げたわ
けだが、イエス・キリストがこれまで以上に身近に感じられ、子供たちのそばで
歩みをともにしてくれて、共に成長してくれる姿を感じ取れたら十分である。
▼いたずら好きのこうじ神父をも十分喜ばせてくれた。私の薄くなった頭のこと
を「これはトップシークレットですが、みなさんにはすべてを正直に話して何も
隠し事をせずにこの修養会を始めましょう」と話した。そして最後のお別れにな
る話しの場面で、「みなさんはわたしのトップシークレットを知っていますが、
あとでお母さんに尋ねられても『トップシークレットはトップシークレットです』
と答えてください」と言ったら全員がうなずいてくれた。
▼さらに「来年は中学生になるわけですが、ちなみに来年も6年生の人は手を挙
げてください」と言ってみたら、「はい!」と数名の男子生徒が手を挙げた。
「なかなかやるじゃないか」と本当にワクワクさせてくれる子供たちだった。録
音をあらためて聞いてみると、いちばん楽しんでいたのは自分だったような気が
してならない。
‥‥‥†‥‥‥
こうじ神父絵手紙
‥‥‥†‥‥‥
第46回目。京都のカトリック小学校で修養会を行いました。
http://hanashi-no-mori.news-site.net/61008.jpg
詳細は、ホームページ:http://hanashi-no-mori.news-site.net/にて。
‥‥‥†‥‥‥‥
‥次の説教は‥‥
年間第28主日
(マルコ10:17-30)
‥‥‥†‥‥‥‥
感謝を込めて☆彡
●メルマガ「こうじ神父・今週のお説教」録音説教をDVDに収めました。1枚
のDVDに30週分収録されています。150回分の説教がディスク5枚に。
●お届けは普通郵便です。支払いは、「ぱるる」へ送金願います。切手の代用も
可能です。まとめ買いしていただければ、振り込み手数料がお得です。DVD
1枚につき、1500円 (税込み)。日曜日の説教を聞きたくても聞けない、あの人
へのプレゼントにもどうぞ。
●追伸:ケータイからの申込みは残念ながらできませんので、パソコンでお申し
込みください。自宅にパソコンのない方は、家電店のパソコンをちょっとだけ借
りるという手も有り?です。
●お申し込み先はコチラ http://8624.teacup.com/koujisermo/shop
[発行・管理] 中田輝次
このメルマガは、次の発行スタンドを利用して発行しています。
【有料版今週のお説教のご案内】
『まぐまぐプレミアム』から発行しております。
以下のURLをクリックして申し込んでください。
http://hanashi-no-mori.news-site.net/premium/knpremium.html
【無料メルマガのご案内】
(a)
『まぐまぐ』からの配信をご希望の方は
http://www.mag2.com/m/0000104641.htm
(b)
『melma!(メルマ)』からの配信をご希望の方は
http://www.melma.com/mag/26/m00104726/
(c)
めろんぱんでの購読(ID 005731)・解除をご希望の方は
http://www.melonpan.net/mag.php?005731
申し込み・解除は、上記発行スタンドからお願いいたします。
★ ご意見・ご感想・ご要望はこちらまで !! ★
kouji_maga@yahoo.co.jp
===-===-===-=== † 神に感謝 † ===-===-===-===-===
この記事の発行者<<前の記事
|
次の記事>>
|
最新の記事
