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オーガニックベースNEWS 56人

発行日: 2004/2/26

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2004.2.26 Vol.5 ━━━━━━━
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 ■□   オーガニックベースNEWS.vol5 「56人」
 
                   http://www.organic-base.com
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こんにちは。桃の花が色づく季節になりました。
@マネージャーです。皆さんいかがお過ごしですか?
さて、去る2月22日、春の風が吹き荒れる日曜日にプロフェッショナルコースの
選考会を行い、56名もの方にお集まりいただきました。

私たち自身が多くのことを学び、そして大きな力を皆さんからいだいた一日。
今回のメルマガはその選考会のレポート、です。

 
    
━目次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
 ■ プロフェッショナルコース選考会レポート「56人」
 
 ■ 編集後記「講師より」 
 
 
 
■━56人━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

オーガニックベース「プロフェッショナルコース」

定員     :15名 
期間     :04年4月4日〜05年4月24日 毎週日曜日 計168時間
プログラム   :米国クシ・インスティテュート・インターナショナル・
                エクステンション(KIIX)を採用
認定     :KII認定マクロビオティック・クッキング・インストラクター
 


▽オーガニックベースのプロフェッショナルコースが始まります。

選考会には、大学生、大学院生、主婦、OL・会社員(金融、食品メーカー
etc)、管理栄養士、栄養士、マクロビオティック・カフェのスタッフ、フード・
コーディネーター、リフレクソロジスト、フリーライターなどなど。年齢やご
職業も実に様々なバックホーンをお持ちの方が56名、お集まりくださいました。
(男性も3名!)
 

▽「選考会」とは思えない雰囲気

 この選考会、本来ならギスギスした空気になってもおかしくないはずです。
 しかしちょっと考えられないくらい和やかな、笑い声が常にどこかで響く選考会
 になりました。皆さんの「この時間を充実したものにしよう」とするお気持ちが、
 あの雰囲気をつくったのだと思います。

 実習が終って、他のチームの作品を試食しているときの盛り上がりは、凄かった
 です(笑)
 「同じ材料なのに全然違う!」「あのチームやるわね〜」「なんでこんなに甘く
 なるの??」「盛り付けキレイ〜」等々。会が終ってからも残ってメールのアド
 レスを交換している姿があちこちで見られました。
 「この場限りの会に終らせるには余りにも惜しい」、そんな気持ちにさせられた
 会でした。
 


▽選考会の流れ
 
 選考会は調理実習です。
 エントリーされた方を4名〜5名のチームにわけ、打ち合わせ10分、実習1時間、
 各グループ3品ずつ作っていただきました。レシピは当日お渡しし、試食をしな
 がら面接をするという形式です。実習中はこちらへの質問は一切なし。全てチー
 ムで問題解決していただきました。

 その実習結果と皆さんから提出していただいた履歴書&エントリーシート
 (?なぜマクロビオティックを学びたいか、?あなたが大切にしていること、
 ものとその理由 各400字〜800字)の二つを通して総合的に判断させていただく
 ことにいたしました。

 選考基準は、マクロビオティックの技術や知識は全く関係ありません。なので
 逆に「いったい何を見てるんだろう・・・・??」と参加された方は思われた
 かもしれませんね。。
 


▽何を見ていたのか?

 技術や知識をみないで、いったい何を基準に判断しようとしたのか。それは
 ?チームワーク(他人への姿勢) そして?素材と料理への姿勢 です。

 ?チームワーク
  自分のできることを、いかにチームのバランスの中で発揮することができた
  か。例えば料理が出来る人は、みなにどれだけシェアしたか、出来ない人は、
  帳の外にいるのではなく、全体のプロセスの中で自分のできることを見つけ、
  積極的に参加しようとしたかを見ました。みなが気持ちよく料理ができるた
  めの配慮。それは料理プロセスに如実に現れます。なお言うまでのなく、
  会場に入ってから、自己紹介、実習、会場をでるまで、一連のプロセスも
  参考にいたしました。
 
  ?素材・料理への姿勢
   料理中の全てのプロセスは、実に誠実になほどに出来上がる料理に反映
   されます。
   例えばイライラしていたり、料理中全く別のことを考えていたりすれば、
   ダイレクトに仕上がりに影響します。特に今回は、シンプルに素材の味を
   いかしたレシピにしました。その分、味はごまかせません。料理する人
   が変われば、例え同じレシピを作っても全く別の料理が出来上がります。
   実際、グループごとに実にバラエティにとんだ仕上がりになりました。

   素材への姿勢とは、食べ物を単なる「モノ・商品」として扱わないこと言
   えると思います。

   野菜の洗い方や切り方、炒め方はもちろん、調理器具の扱い方や手つきや身
   のこなし。料理の上手い下手に関わらず、どんな姿勢で料理に臨んでいたか
   を拝見させていただきました。 



▽皆さんも僕らを選んでください

 改めて、皆さんお忙しい中会場に足を運んでくださり、ありがとうございます。
 履歴書とエントリーシート、そして今回の実習でみなさんの全てがわかるとは
 思っていません。ただ、お忙しい中エントリーシートを書き上げてくださった
 お気持ちと、貴重な休日を使って会場に足を運んでくださった真剣な思いを常に
 感じながら、今回選考させていただきます。

 結果を皆さんにお伝えする前に、一つお願いがあります。私たちが選考するのと
 同じように、皆さんも私たちの教室をもう一度、選んでください。
 マクロビオティックが一般化しつつある今、他の学校が現れるかもしれません。
 というより現れて欲しいのです。

 もちろん、微力ながら全力を尽くしてこのコースにあたりたいと思っています。
 しかしウチだけが選択肢ではありません。あるいは独学で実践されるのも一つ
 の方法だと思います。幸い、昔に比べて格段に情報収集しやすくなっている
 現在ですから。
 それらのことも踏まえて、本当にオーガニックベースでいいのか、改めて考えて
 みてください。
 

 
▽台所という名の教室

 この56名の方から、最終的に15名の方と1年間学ぶことになります。しかし通っ
 ていることと、意識して実践することは全く別次元にあることだと思います。

 家内はマクロビオティックに10年弱、取り組んでいます。もちろん学校に通った
 ことも、アメリカへ研修にいったことも、あるいは久司先生に秘書という立場で
 直接指導していただいたこともあります。
 しかし、彼女にとって一番の教室は、自宅の「台所」でした。そして一番の先生
 は、日々変化する自分自身の心と体であり、同時に一緒に生活を共にしている
 家族だったのだと思います。

 結婚して4年半。いつも変わらず、真剣に台所に立つ家内を見てきました。
 きっとその姿を見続けていたからこそ、この教室を始めたのだと思います。技術
 や知識だけを追い求めているような家内だったとしたら、プランニングの段階で
 挫折していたかもしれません。リスクを背負ってもなお、前に進みたいと思えた
 のも、そんな家内がいたからです。

 台所があってこその「学び」だと、そう思います。 

 

▽道の途中

 あの選考会の場を共有した皆さんとのご縁を、大切にしたいと願っています。
 合否に関係なく、マクロビオティックを続けていく限りは、きっとまた様々な
 機会でご一緒することになると思います。あるいは仕事を共にすることも!
 
 僕らも含めて皆さんとは同じ道を歩いています。それはとても広い道で、プロ
 フェッショナルコースに通う方とは、一年間とても近い距離感で歩むことになり
 ます。そしてコースに通われない方は、恐らくご自身のペースで、ご自身が選ん
 だ場所で、同じように進んでいかれることだと思います。
 
 またいつの日か、皆さんと同じ時間、同じ場を共有できますように。
 この大きな時代のうねりの中で、同じ道を歩く仲間として、またお会いできる
 ことを心から楽しみにしております。
 

合否の発表は3月3日ひなまつり。あと数日、です。
 
 
 
 
 
■ 編集後記 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
▼講師より

 選考会にご参加くださった皆様、本当にお疲れ様でした。ありがとうございま
 した。私たち自身も、(自分の)入試や就職のときより真剣だったんじゃない
 か、というくらい、真剣でした。そして、大変勉強になりました。
 「大体、私が受けていたら落ちてる・・・絶対・・・」と言うのが正直な感想
 です。

 拝見しながら、特に講師の私は、「選んでよいのか」という疑問が消えること
 はありませんでした。例えば、「素材や道具を乱雑に扱う」「人のことを全然
 思いやらない」。そういう人にこそ、むしろマクロビオティックは必要かもし
 れないからです。 
 選考会の前に、プロフェッショナルコースのクラスを2つ設けることも真剣に
 検討しました。しかし、どうしても、物理的に不可能、なのです。

 そんなことを色々考えているうちに、「マクロビオティックを学びたい」と思
 う人たちが、全員学べない今の現状を、私たちの力だけでなんとかしようと思 
 うことのほうが、むしろ、おこがましいと思いました。マクロビオティックが
 まだまだ一般化しない、学校がほとんどない現在は、みんなが選んできた
 「現在」だからです。学びたい人が、誰でも学べるような「未来」への、今は
 大切な過程なのだと、私に今できることは、真剣に選び、そして、毎日のクラ
 スに全力で取り組んでいく、そのことなのだと再確認しました。

 また、お目にかかれる日を楽しみにしております。皆様とにかく、本当にありが
 とうございました。
 
 

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   編集・発行 オーガニックベース 
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