虹の国・南アフリカ情報・2009 |
この記事の発行者<<前の記事
|
次の記事>>
|
最新の記事
===================================
★☆★ 『虹の国・南アフリカ情報・2008』 ★☆★ 2008.10.01
===================================
少し古いニュースですが紹介致します。
◆ムベキ大統領、最後の挨拶
9月21日の日曜日、南アフリカのムベキ大統領は辞任し、夜のテレビ放送で
演説で、南アフリカ国民へ、1994年に副大統領に就任してから14年間、
活動の機会を与えてくれたことに感謝を述べたそうです。
南アフリカの未来について希望を述べ、11言語のナショナルランゲージで
「さようなら」を言ったそうです。
ムベキ大統領の辞任については、「ズマ氏の収賄罪起訴で敗北」、「ズマ
ANC議長との不仲」、「無能なリーダーシップ」、「犯罪・貧困:HIV対
策の失敗」など様々に言われています。
読売新聞に記事が掲載されていました。
(お詫び:読売新聞のニュースをお借りして紹介させて頂きます)
========
『南アフリカ、ズマ新体制始動へ…国政不安定の恐れも』
南アフリカのターボ・ムベキ大統領(66)は21日、任期を約半年残し、辞
任を正式に表明した。
辞任を要求した与党「アフリカ民族会議(ANC)」は今後、ムベキ氏と激し
く対立してきた次期大統領最有力候補のジェイコブ・ズマ党議長(66)の下
で新体制確立に動き出す。
同議長は来年の総選挙後の大統領就任が確実視されているが、指導力は未知数
で、今後、国政が不安定化する恐れもある。
ムベキ氏は21日夜、テレビ演説で「忠実な党員として党幹部会の判断を尊重
し、辞任を決断した」と述べた。
ムベキ氏は1999年に大統領に就任し、経済成長路線を推進したが、黒人貧
困層に支持される大衆路線のズマ氏を2005年に汚職疑惑で副大統領職から
解任すると、党内の路線対立が顕著化。昨年末の党大会の議長選でムベキ氏は
敗れ、ANCはズマ派執行部となった。
その後、ズマ氏は収賄罪で起訴されたが、裁判所は今月12日、「政治的意図
があった」と指摘、起訴を無効と判断した。これを契機に党幹部会は20日、
ムベキ氏に辞任を迫った。
党執行部は、来年の総選挙を前にズマ氏の汚職問題が長引くことを恐れ、ズマ
氏訴追に積極的とされるムベキ氏を早期に権力の座から排除しようと判断し、
辞任要求に動いたとされる。
(2008年9月22日 読売新聞)
========
南アフリカの新聞によれば、ノーベル平和賞受賞者のツツ大司教は、今までの
ムベキ大統領の政策を肯定しているのではないみたいですが、ムベキ大統領の
荘厳な辞任演説を称賛し、「彼は様々な意味で大統領でした」と述べました。
さらに、「ANCが、国の安定よりも党のことを優先するのは、未発達の小国
のすること」と述べ、強いられた辞職を批判したそうです。
欧州の某国の社説によれば、英語なのでよく理解できませんが、「マンデラ前
大統領が敷いた路線を実現できなかった」、「最も大きな国内の告発は大量失
業と貧困であり、その他の政策も失敗し続けた」と書かれていました。
また、「来年、ズマANC議長が引き継ぐとしても、彼がどういうリーダーが
明確ではない」、「今回の政権交代は一人の独裁者が国民に相談しないで行っ
た政権争いともみられる」と書かれていました。
◆南アフリカ、大臣の辞職があいつぐ
9月21日の日曜日、南アフリカのムベキ大統領は辞任しました。
その後、ムランボ・ングクカ(Mlambo-Ngcuka)副大統領が辞任を表明し、数人
の大臣も辞表を表明しました。
大統領だけが交替してムベキ政策を継続するならそれほどの不安はないのかも
しれませんが、大統領の交替劇だけで終わらないとなると、今後の南アフリカ
がどのようになるのか心配です。
ズマANC議長は非公式で、「次期大統領には、2009年4月の選挙までの
間、モトランテ(Motlanthe)ANC副議長が暫定大統領に就任する」と述べま
した。
2009年の選挙にてズマANC議長が大統領に就任するのでしょうが、
「来年の4月までに(ズマ政権の)政策を考える」では、今度は、ズマ氏のリ
ーダーシップが問われそうです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
写真を掲載している関連ブログ
http://www1.ocn.ne.jp/~yeboo/southafrica/
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
===================================
電子メールマガジン: 『虹の国・南アフリカ情報・2008』
melma ID: 00103598
発行元: 沢木宏志
===================================
この記事の発行者<<前の記事
|
次の記事>>
|
最新の記事
