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虹の国・南アフリカ情報・2008
発行日時: 2008/2/18===================================
★☆★ 『虹の国・南アフリカ情報・2007』 ★☆★ 2008.02.18
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最近、南アフリカの新聞では電力不足問題が大きな話題となってい
ます。
毎回、同じような内容が掲載されていますが、新たな内容もありま
すので紹介します。
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◆南アフリカの電力不足対策
南アフリカは電力不足供で、数百万の家庭を数週間にわたり停電させ、また鉱
山を5日間休業させ、発電設備の増設を迫られています。
ムベキ大統領および政府はこの電力不足を、「電力を使用する企業が急成長し
たため。さらに、火力発電用の石炭不足と予想できなかった故障」と説明して
います。
政府は昨年(2007年)9月、エスコム(国営電力会社?)とは別に、国内
の30%を供給する電力会社の設立を決めたそうですが、いまだ動きが見られ
ないそうです。
電力等を担当する大臣(Public Enterprises Minister)は、「エスコムは、エ
ネルギー危機を解決するため、民間企業から電力を買う交渉を始めた」と述べ
ました。
"Sasol"や"BHP Billiton"などの会社で、工場で発生する熱源を利用しての発
電を考えているみたいで、「短い工事で発電設備の工事が可能」だからだそう
です。
しかし、これらの企業が同意しているわけではなく、「民間企業を引き込むの
は難しい」という声が多いそうです。
野党は、「関連大臣数名の解任を要求」しているそうです。
私はこれらの企業について詳しくはありませんが、"Sasol"は液体燃料を製造
する会社かもしれません。
"BHP Billiton"は、外国資本の会社だと思いますが、南アフリカの非鉄金属の
精錬などをしていて、両社とも多量の熱を放出している会社だと思います。
自家発電して社内の動力や照明などに消費するのならわかりますが、売れるほ
どの発電ができるかは疑問です。
政府は、「アルミ精錬などの電力多消費の産業の増設には難色を示していて、
電力使用量の10%削減を要求」しているそうです。
これから4ヶ月間は電力不足の最大の危機を向かえ、これから4年間は電力不
足が続くそうです。
◆南アフリカ、プラチナが高値を更新
南アフリカの新聞にはこのようなことが書かれていました。
南アフリカは電力不足によって、鉱山が5日間停止したニュースを紹介しまし
た。
これにより、世界各国の投資家の信頼をなくした。
最近、白金の価格が高騰し、2月14日の木曜日は最高高値を更新した。
南アフリカの国営電力会社エスコムは、現在、1年間で約9,000トン購入
しているが、今後2年間、4,500トンの石炭を追加購入する。
(大量)電力消費者に電力使用量10%削減を要求する。
エスコムが石炭購入量を増やすことにより、輸出用の石炭が不足することによ
り南アフリカの経済に影響がでる。
ここ1ヶ月の新聞の記事を読んでいますと、「電力不足は1990年代から予
想されていた」みたいですし、「石炭が不足するのは分かっていたが、鉱山の
開発を進めていなかった」みたいで、「何か問題が起きて、大騒ぎをしないと
物事が進まない体質」のように思います。
◆南部アフリカ・パワー・プール
南アフリカの電力不足について何度か紹介していますが、南アフリカの新聞に
南部アフリカ・パワー・プール(SSPP:Southern African Power Pool)につ
いて紹介されていました。
南アフリカの電力不足は、南部アフリカ諸国にも大きな影響を及ぼしつつある
そうです。
SSPPは1995年に発足し、余剰電力のある国は電力を輸出し、不足して
いる国は輸入することを可能にした。
南アフリカ、ジンバブエ、ザンビア、ナミビア、モザンビーク、スワジランド、
レソト、マラウイ、タンザニアがネットワークのメンバー国である。
発足当時は、南アフリカは余剰電力を持っていて、SSPP諸国の必要とする
電力を供給することができた。
しかし現在では、南アフリカは1,000MW不足している。
南アフリカの国営電力会社のエスコム(Eskom)は、ボツワナ、レソト、モザン
ビーク、ナミビア、スワジランド、ザンビア、ジンバブエへ電力を供給する契
約がある。
しかし、南アフリカは電力不足のため、ボツワナ(350MW)、レソト
(24MW)、スワジランド(180MW)の3か国だけに輸出している。
そして、コンゴ民主共和国から180MW、モザンビークから1,200MW
を輸入している。
モザンビークから多くの電力を輸入しているが、モザンビークでアルミ精錬の
事業を拡大すれば950MWが必要になるので、輸入できる電力が減少しまう。
南部アフリカ諸国の企業への外人投資は、「南アフリカの電力輸出の減少によ
る損害があり、南アフリカ政府を訴える計画がある」そうです。
エスコムは、「南部アフリカのコンゴ川、カリバ川の水力発電の拡張を支援す
る」と言っているが、南アフリカ国内での発電所の増強計画については明確に
なっていないそうです。
ナミビアは独自に原子力発電所を検討しているそうです。
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写真を掲載している関連ブログ
http://www1.ocn.ne.jp/~yeboo/southafrica/
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