虹の国・南アフリカ情報・2007
発行日時: 2007/7/30===================================
★☆★ 『虹の国・南アフリカ情報・2007』 ★☆★ 2007.07.30
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◆南アフリカの高速道路
南アフリカは道路網が発達していて、高速道路も走っています。
1990年代の中頃、私が南アフリカに滞在していたころ、高速道路で料金所
はあまりありませんでした。
ダイヤモンドで有名なキンバレーへ行く途中、ヨハネスブルク近くのN1道路
で支払ったことがありました。
首都プレトリアからN4道路で東のモザンビーク近くにあるクルーガー・ナシ
ョナルパークまで、料金所はありませんでしたが、1990年代の後半になっ
てから、そのほぼ中間地点のミッデルブルグという町に料金所ができ、その後、
ネルスプリューイット(マプマランガ州の州都)近くに料金所ができました。
当時の料金は、記憶は定かではありませんが30ランド(1ランド=25円と
して約750円)でした。
一往復すると120Rであり、現地の方たち、特に黒人の方たちにとっては高
額でした。
私は、この料金所がいやでした。
料金を支払うのがいやだったわけではなく、料金を支払うの時間がかかること
があったからです。
私は、ガソリンスタンドで使うカードをそのまま使用できたので、私は時間が
かからないのですが、殆どの方たちは現金で支払っていました。
現金を支払うのにも、紙幣で支払うのではなく、小銭で支払う方たちもかなり
いたためです。
黒人の乗客を乗せたミニバスの運転手が料金所で話(交渉?)をしだすと、5
分ぐらい待たされることがありました。
なにやら書類を見せて、「この書類があればフリーで通れるはずだ」というよ
うな身振りをしていました。
後ろに並んでいた車の運転手がイライラしてクラクションを鳴らすと、係員が
出てきて、「隣のゲートへ回れ」と指示しました。
並んでいた20台ほどの車が一斉にバックして隣のゲートへ移ります。
当然、ミニバスの後ろにいた車が最後に隣のゲートに移るはめになってしまい
ます。
料金所の係員はミニバスを直ぐ近くの広場に寄せて話をすればよいのでしょう
が、「料金を払うまで通してはいけない」と決められているので、それが出来
なかったのかもしれません。
最近の南アフリカのニュースを見ていましたら、ヨハネスブルクとプレトリア
間に料金所ができ、ミニバスの運転手が猛抗議しているという記事が掲載され
ていました。
ミニバスとは、10人乗り程度の車に定員オーバーの乗客を乗せて、かなり安
い料金で走っている日本の路線バスのようなものです。
乗車料金が安いため、ミニバス会社は高速道路料金を支払えば儲けが殆どなく
なってしまうかもしれません。
高速道路を使用しないで一般道を走ればよいはずですが、運転手は乗客を大勢
乗せて回数を多く往復しないと稼げないので、スピード違反をし、追い越し違
反をしています。
高速道路が渋滞していれば、安全地帯を走り、それでもだめなら高速道路から
道もない野原を横切って一般道へ通り抜けています。
2000年代の初めころ、プレトリアからヨハネスブルクへ向かう途中、大渋
滞に巻き込まれたことがありました。
大型バスが高速道路からはみ出て斜めに停車していたので、「この大型バスが
事故を起こしたのか?」と思いましたら、大型バスは荒地を横切って一般道へ
出ようとしていたのです。
車体が今にも転倒しそうで、もし荒地を横切ったとしても一般道への入口が見
当たりませんでした。
しかし、このような不思議なことが、可能になってしまう"This is South
Africa"だったのです。
この他にも高速道路は不思議なことがいっぱいありました。
安全遅滞にはヒッチハイクをしている人や、ミニバスバスを待っている人がい
て、ミニバスの運転手は追い越し車線から急ハンドルで安全地帯に路線を換え
て停止しました。
時には、安全遅滞を燃料にする枯れ枝を引きずっている家族がいたりしました。
高速道路近くには不法に小屋を建てて生活している人たちがいて、この高速道
路を横切って買い物に行ったりしていたのです。
滞在中に2回、高速道路と歩行者の事故を見ましたが、横切るのは酔っ払った
人や老人や子供もいました。
私は何度か高速道路を横切る黒人の方に遭遇しましたが、目立たない黒い服を
着た黒人の人たちを見た時はビックリして、それ以来、その近くではスピード
を出すことはありませんでした。
2010年にはサッカーWカップが開催されます。
鉄道網が発達していない南アフリカでは、自動車での移動がメインになるはず
です。
南アフリカ政府は「大型バスを増加を計画して、Wカップ後は国内の自治体に
払い下げをする」と言っています。
しかし、そのバスの数はたかが知れていると思います。
当然、ミニバスの運転手は稼ぎ時になると思いますが、整備不良で、すり減っ
たタイヤで、交通違反で走るミニバスに乗る勇気はありません。
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関連ホームページ
http://www1.ocn.ne.jp/~yeboo/southafrica/
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