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虹の国・南アフリカ情報・2005

発行日時: 2005/7/19

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 ★☆★ 『虹の国・南アフリカ情報・2005』 ★☆★ 2005.07.19

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◆ケープタウンは麻薬の中継基地

世界の麻薬の中継基地としてインド洋沿いのダーバンが有名でしたが、最近の
国連の報告書によれば「ケープタウンが最悪の都市」だそうです。
世界で押収された麻薬の約19%が南アフリカだそうです。

麻薬についてはよくしりませんが、"tik"という物があるそうです。
"tik"を使用する者の平均年齢は20歳だそうですが、そのうちの約60%は
15〜20歳だそうで、少年たちに普及(?)しているそうです。
また使用者の88%は有色(黒人とカラード)、10%が白人、アジア系が1
%、インド系が1%だそうです。
"tik"は比較的安価で購入できるそうで、内容はよくわかりませんが1本のスト
ローが30ランド(約550円)だそうです。
"tik"の使用により性的興奮も抑えられなくなるため、"レイプ"や"HIVへの
感染"が恐れられているみたいです。

この話とは直接関係ありませんが、私が南アフリカに滞在していた時、黒人の
友人へ「あなたはタバコの吸いすぎではないか?」と言うと、「タバコは自分
を殺すだけだから吸ってもよい。アルコールや薬は他の人を殺すからよくない」
と言っていました。
このようなことを書くと黒人の方全部と思われてしまいますが、「彼らの飲む
酒の量は半端じゃない」と思うことが何度もありました。
「酔うためにひたすら飲む」と感じたことがありました。

南アフリカでは1995年から2003年の間に20万丁の銃の行方がわから
なくなっているそうです。
報告書によれば、「南アフリカには不法な銃が40万丁と言われていたが、
800万丁はある」と予想しているそうです。


◆南アフリカのレイプ事件

最近の南アフリカのニュースを見てみますと、"レイプ"、"麻薬"などの記事が
多く掲載されています。
ここにきて急激に増えたわけではないのでしょうから、それだけ良いニュース
が不足しているということかもしれません。

ケープタウンのケープフラットは、レイプ犯罪が多発しているそうです。
ある病院の報告によると、毎月100人のレイプ被害者を治療しているそうで
す。
患者の年齢は6か月の赤ん坊から、82歳までの老人だそうです。
ある医療プロジェクトは、2000年にスタートし、2,900人の治療をした
そうです。
プロジェクトがスタートした当時は、月に40人くらいの治療だったそうです
から、ここ最近、急激に増加していることになります。

その治療には、経験のある医師ならば30分で済むそうですが、医師不足で、
若い医師では1時間半〜2時間がかかるそうです。
その治療は夜間や週末に発生しているため、医師にとっては負担になっている
みたいです。

ある別のニュースによれば、南アフリカの医師の3分の1が、犯罪が多発して
いるため海外へ流出しているそうです。
また昔に読んだニュースによりますと、被害者のまず最初の治療はHIV感染
の防止だそうで、「発生から何時間以内に病院へ運んだ」ということが書かれ
ていました。
また、年少者の精神的なダメージだけでなく、骨盤の破壊などの悲惨な例が紹
介されていました。

最近のニュースによりますと、外国からの観光客の被害も報じられていますの
で注意しましょう。


◆南アフリカのストライキ

6月27日の月曜日、南アフリカでは大規模なストライキが決行されたみたい
で、その後についても、ストライキのニュースが報じられています。
ヨハネスブルク、プレトリア、ケープタウン、ブルムフォンテン、キンバリー
などの大都市のスト状況が紹介されていましたが、「失業、貧困」等について、
政府(または州政府)へ「要求を提出した」と書かれていました。
「政府がランド(南アフリカの通貨)高に対して無政策のためによる輸出収入
の低迷が低迷し、雇用促進が図られていない」というのが訴えみたいです。

労働組合"Cosatu"は、「ストの参加者は10%、ストライキは成功だった」と
発表したみたいです。
評論家は、「ストライキは南アフリカの失業の解決にはならない。雇用の伸び
は景気の刺激により起こる。ストライキは状況をさらに悪くした。5億ランド
(約90億円)の損失だった」と言っているみたいです。

1990年代の半ば以降、私が滞在していた当時も頻繁にストが起こりました。
現在のランドは1R=約18円ですが、当時は26円ぐらいあり、輸出をすれ
ばドンドン外貨が入ってくる状態でした。
かなりの好景気だったのですが、黒人の方の給料は、まだまだ低賃金の時代で
あり、ストをすればそれなりのベース・アップが望めた時代でした。
当時、私は、「近い将来、黒人の方たちの給料が上がるだろう。そうなったら、
外国は値段の高い南アフリカの製品を買うだろうか?」と思っていました。
ここ数年、ランド高と賃金高による製品値段高のダブルパンチになっているみ
たいです。

数か月前の新聞に、「ケープタウンの有名なTシャツメーカーが閉鎖した。東
南アジアから安価なTシャツが輸入されるため」と書かれていたように思いま
す。
この記事を読んだ時、「安価な製品や食糧が輸入されてくる。輸出するのは外
国資本の入った器機製品だ。南アフリカ政府の国内産業を保護する貿易政策は
どうなっているのだろう」と思ってしまいました。

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