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虹の国・南アフリカ情報・2005

発行日時: 2005/4/30

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 ★☆★ 『虹の国・南アフリカ情報・2005』 ★☆★ 2005.04.30

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◆ケープ半島の被災者が仮住宅へ引越し

ケープ半島の"Joe Slove"では、1月中旬にケープ半島の不法居住区で起きた火
災で、約1,500の仮小屋が燃え、約2,000軒の家を破壊しました。
ケープタウン市はただちに、「今まで住んでいた非住宅区域とは別な場所に仮
の耐火型の家を2,000軒建てることを予定している」と発表しました。

4月4日の月曜日、500人が市が供給した105軒の仮住宅に引っ越したそ
うです。
「今週中にさらに500人が引っ越す」と書かれていました。
火災で家を失った人々はテントでの生活を送っていて、テントは岩盤の上に張
られているために虫が入り込んできたり、テントの入口が閉まらないためにプ
ライバシーが守れず寝ることもできず、生活条件が悪化していたそうです。
ニュースには、「これで安心して寝られる。新しい耐火型の家に移れて幸せで
ある」というようなコメントが掲載されていました。
各家には2つのシングルベッド、料理器具などが準備されているそうで、来週
には電気が供給される予定だそうです。

市が供給した住宅は約200軒で、引っ越したのは1,000人みたいです。
火災時のニュースでは、「約1,500軒が燃え、約2,000軒が崩壊した」
と書かれています。
「火災に起きた場所は"非居住区"だったため、自分たちで仮小屋を再建するこ
とも許されず、別の土地へ移されてテント住まいをさせられている人たち全員
が、新しい家に引っ越せるのはいつなのだろう」と思ってしまいました。
「今回引っ越した1,000人はどのように選ばれたのだろう」と思ってしまい
ました。


◆仮小屋造りを警察が阻止

ケープタウンで、自分の住むための仮小屋を造っている黒人の方たちにたいし
て警察が阻止し、いざこざがあったみたいです。
この仮小屋を造ったのは、1月の火災で家を失った人たちなのかはよく分かり
ませんが、元住んでいた非居住地区から強制的に移動させられて、公共の仮小
屋に住まされていたみたいです。
ここに住む114組の家族の多くは、まともでない公共の仮小屋に住まわされ
ていたみたいです。
ここには最初は56組の家族が住んでいたみたいですが114組まで増えたみ
たいで、子供たちは屋外の火の回りで寝て、夫婦も交代で屋外で寝ているそう
です。

「市(?)は、100組の家族のために住宅を供給する」と約束して、公共の
仮小屋に住まわせたみたいですが、その生活環境は悪く、「もう待ちきれない。
犬のように扱われることに飽きた」と言って、非居住地域に自ら仮小屋を造り
はじめたそうです。
市警察が仮小屋造りを阻止するために催涙ガス弾を発砲し、黒人の方たちは石
を投げて対抗したみたいです。
発砲については、住民側と警察側で食い違っていたみたいですが、警察は群集
を分散させるために催涙ガス弾を投げたみたいです。

ある黒人のかたは、「仮小屋を造る許可をもらった」と言っているみたいです。
市関係者(?)が、HIV陽性者で結核のような病気を患っていて、子供たち
に健康上有害なので2週間前に仮小屋造りの許可を与えたみたいですが、「許
可を出したという方はヨハネスブルクへ行っている」と言ってコメントをひか
えているそうです。

このニュースを読んで、「先に公共の住宅を建設してから、非居住地域に住ん
でいる方たちの家を壊せばよいだろう」と思ってしまいました。
1990年代の前半、ヨハネスブルク空港(当時はヤンスマッツ空港)からヨ
ハネスブルクへ向かう途中、道路沿いには黒人の方たちが住んでいた仮小屋が
たくさんありました。
南アフリカを訪れるたびに、この仮小屋があったところはきれいに整地されて
いました。
時には、大きなブルドーザーがあって、壊された仮小屋が生々しく残っていま
した。
「ここに住んでいた人たちは何処へいったのだろう」といつも思っていました。

2002の環境サミットが行われた時には、この道路沿いでは仮小屋はまった
く見られませんでした。
この環境サミットの時の日本の新聞に、「環境サミットが開催されているサン
トンの会場から、ほんの数キロ離れたアレキサンドラでは、上下水道も完備さ
れていない場所がある」と書かれていました。

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