虹の国・南アフリカ情報・2005
発行日時: 2005/3/23_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
★☆★ 『虹の国・南アフリカ情報・2005』 ★☆★ 2005.03.23
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◆南アフリカで地震、金鉱山で事故
ヨハネスブルクの郊外の高速道路(M1)を走っていますと、所々に赤茶けた
小高い丘があります。
この丘は、地下の金鉱山から掘り出されて土で、最近では草木を植えて、緑化
が行われているみたいです。
白人の知人から聞いた話によれば、「ヨハネスブルクでは、たまに地盤沈下が
起きる」そうです。
地下には蟻の巣のような金を掘った跡の穴があり、あれだけの金鉱山から掘り
出した土の山(マイン・ダンプ)があるのですから、地盤沈下が起きても不思
議ではありません。
私はかつて、地下3キロの金鉱山を見学したことがありました。
エレベーターで降り、トロッコに乗り、リフトに乗って降りて行きました。
金鉱山の先端は、立って歩くことも出来ないほどの高さでした。
天井の岩盤は、丸太で押さえられていました。
「頭上の岩が落ちれば圧迫死するだろう。途中の岩盤が落ちれば穴は埋められ、
窒息死するだろう。窒息死する前に、地熱で熱傷死するだろう」と思いました。
3月9日の午後、ノース・ウエスト州でリヒタースケールで5.0の地震があ
ったというニュースを紹介しました。
救出されたある鉱夫の方は、「大きな音がして、坑内は埃だらけになり、ヘル
メットに付けていたヘッドライトがあっても見えない状態になった。埃でしば
らく息も出来なかった。かなり長い時間がたってから地表と連絡がとれたので
安心した。空気があり呼吸ができたので救出されると思った。リフトは動いて
いたが、さらに深いところで働いていた鉱夫を乗せていたらしく、自分のいた
レベル27には止まらず、20回ほど通過して行った。地表の出たのは3時間
後である。救急車や消防車が来ていて、他のレベルで負傷者が出たことを知っ
た」と話したそうです。
「明日、あなたはここで働いていますか?」という質問に対して、しばらく無
言でいたそうですが、「同僚がどうなっているのか心配だ」と話したそうです。
このニュースによれば、地震でなくても、毎年、多くの人たちが事故で亡くな
っているそうです。
古い南アフリカの本を見ますと、「現金収入を手に入れやすい金鉱山へは、遠
いホームランドから大勢の若者たちが出稼ぎに来ていた」と書かれています。
「多くの方たちが事故で亡くなるだけでなく、肺などを患って亡くなっていっ
た」そうです。
◆荒地の深さ50メートルの穴に落下
つい最近、ノース・ウエスト州の地震でおきた鉱山の事故について紹介しまし
た。
その中で、「ヨハネスブルクでは、地下に金鉱石を掘った穴があるため、たま
に地盤沈下が起きるらしい」と紹介しました。
3月17日(木)、ヨハネスブルクの荒地(鉱山会社所有)で、コンクリート
の支柱にペンキを塗る作業をしていた3人のうちの一人(女性)が、50メー
トルの深さの穴に落ち、3時間後に救出されたそうですが、骨盤を砕き、頭や
胸に裂傷を負ったそうです。
3人は鉱山会社から1週間の契約で仕事を請け負ったみたいですが、3人全員
が契約をしているのではなかったみたいです。
1人が契約して、残りの2人は契約した人に雇われていたのかもしれません。
「鉱山会社からは、穴があると聞いていなかった」と言っているそうです。
この穴についても詳しいことは書かれていませんでしたが、地下の鉱脈を調査
するために掘られた縦穴なのかも知れません。
この荒地の両脇には、黒人の方たちが住んでいる不法居住地があるらしく、調
査に来た環境衛生監査官は、「この荒地を囲う必要がある」と言っているそう
です。
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