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虹の国・南アフリカ情報・2004

発行日時: 2004/8/26

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 ★☆★ 『虹の国・南アフリカ情報・2004』 ★☆★ 2004.08.26 

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◆南アフリカでは偽警察官に注意!

ヨハネスブルクの東方のマプマランガ州で、9人の偽警察により、タバコ(製
品かタバコの草かは不明)を運んでいた車が盗まれたという事件が発生したそ
うです。
偽警察は本物によく似た制服を着ていて、道路上に置かれた障害物(停止標識?)
によって停止させ、運転手をロープで縛り、車ごと奪って逃げたそうです。
警察は、「もし警察官に呼び止められたらクレジットカードと同じ大きさの身
分証明書の提示」を求めるよう呼びかけているそうです。

南アフリカでは偽警官による被害が多発しているみたいです。
私も南アフリカ滞在時に、日本人の方の車に乗っていて、交差点で停車させら
れたことがあります。
運転していた日本人の方は、まずパトカーのナンバー・プレートを見て「本物
のパトカーだ」ということを確認したみたいです。
現在はナンバー・プレートでは「本物のパトカーだ」ということは分からない
かもしれませんが、かつてはパトカーのナンバー・プレートには同じ頭文字の
番号がつけれてられていたみたいです。
この交差点で止められた件ですが、もう薄暗い夕方で、信号で停止するとカー
ジャックに襲われる可能性があったため、赤信号を徐行して渡ったためです。
日本人の方は警察官へ、「交差点で止まったため、日本人がカージャックに襲
われている。あなたたちはカージャックを捕まえる気はないのか」と言ってい
ました。

私はホテルの敷地内の駐車場で偽警察に遭遇したことがあります。
偽パトカーには3人のアラブ系の人たちが乗っていて、わけのわからないID
カードを見せて、「ポリス」と言いました。
車の中から私のポケットの中の物の提示を求め、差し出したタバコの箱の匂い
を嗅ぐなどしました。
たぶん、麻薬かどうかを確認しているふりだと思います。
財布の提示を求められたので、車から少し離れて、偽警察官に渡さないで提示
しました。
パスポートの提示も求められたので、「ホテルの部屋に置いてある」と言うと
去って行きました。
もし財布やパスポートを渡せば、駐車場の出口に向けてエンジンをつけたまま
止めてあった車は、そのまま逃走したでしょう。
この偽警察官は、ホテルの駐車場の出口付近でホテルの警備員と話しをしてい
ました。
この時から、「ホテルの警備員はただ立っているだけで警備をしていない。ま
ったくあてにならない」と思うようになりました。

南アフリカではハイジャック(カージャック)事件も多発しているみたいです。
最近の新聞記事では、ビールを積んだ大型トレーラーが盗まれたという事件も
載っていました。
私が南アフリカ滞在時に現地の方たちに言われていたのは、「ヒッチハイカー
は乗せるな! 道路脇で子供が倒れていても止まる! 停止の道路標識に気お
つけろ! 夜になったら交差点が赤信号でも徐行して渡れ! もし交差点で止
まらなければいけないようなら前の車との車間距離をあけてすぐに走れるよう
にしておけ! もしカージャックに襲われたら相手の指示に従い命以外はすべ
て渡せ!」でした。


◆ブテレジ議長がANCのエイズ対策を批難

野党第2党のIFP(インカタ自由党)のブテレジ議長が、議会で「エイズが
私の家族を駄目にした。政府がエイズ薬の配布を遅らせたからだ。ムベキ大統
領のリーダーシップに裏切られた」と、先例のないスピーチを行ったそうです。

南アフリカでは、9人に1人がエイズ感染者もしくは陽性者だそうです。
ブテレジ議長はここ2か月半で2人の子供さんをエイズで亡くしたそうで、
「与党ANCのムベキ大統領は、今年の4月の下院議員選挙でエイズ薬の無料
配布を発表しましたが対応が遅過ぎた。もっと早くエイズ薬の無料配布をすべ
きだった」と批難したそうです。

南アフリカは数年前にエイズ薬の製造を発表して、欧米の製薬会社から特許で
訴えられた経緯があったと思います。
しかし、製薬会社は「人道を優先する」と発表して訴えを取り消したはずで、
南アフリカではすでにコピー薬の製造は可能だったはずです。
数年前、私が南アフリカを訪問した時は、エイズ撲滅のキャンペーンが行われ
ていて、パンフレットの配布やコンドームの無料配布が行われていました。

選挙後のニュースを読んでみますと、資金の関係があるのかもしれませんが、
エイズ薬は感染者や陽性者全員に配布されるのではなく、申請者の中から選
ばれているみたいです。
「教会の病院のエイズ患者に配布された」等の記事を読んだことがあり、汚
職のはびこる南アフリカで、どのような基準で選ばれているのか心配になっ
てしまいます。

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