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虹の国・南アフリカ情報・2004

発行日時: 2004/8/5

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 ★☆★ 『虹の国・南アフリカ情報・2004』 ★☆★ 2004.08.05 

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◆南アフリカ国防軍は新たな敵を迎える

南アフリカの国防軍のエイズテスト結果によると、テストを希望して受けた兵
士の89%がエイズ感染者もしくはエイズ陽性者だったそうです。
国防軍(SANDF:South African National Defence Force)のエイズ感染
者もしくはエイズ陽性者の数は23%と公式発表されているみたいですが、
40%という数字もあるみたいです。

このテストは、本人が希望しないとテストを受けられないみたいですので、
89%という数字は、本人がエイズ感染に不安を抱いた人たちだけが受けたの
かもしれませんので、約40%が実際のところの数字なのかもしれません。
テストを受けたのは1089人で、947人がエイズ感染者もしくはエイズ陽
性者、平均年齢は34歳、60%は既婚者だったそうです。

国防軍は、兵士の疾病のために与えなければならない休暇、軍事病院の収容能
力、エイズ薬の配布にかかる費用で頭を抱えているみたいで、さらにテストを
受ける兵士の数が増えれば、膨大な費用がかかると予想しているみたいです。

国防軍は、コンゴ民主共和国やアフリカ各地の平和維持に携わっているそうで、
最近、感染の危険が増加しているそうです。
国連は南アフリカに対して、「平和維持には健康な兵士だけを派遣するために、
事前のエイズテストを要請」しているそうです。
国防軍は、自国の最大の敵(エイズ)との戦いが必要みたいです。

南アフリカをよく知らない者がこのようなコメントを書くと叱られそうですが、
「兵士へ優先的にエイズ薬の配布を行えば、国防軍はエイズ治療病院化してし
まう」のではないでしょうか?

5月末の新聞に、「南アフリカはFIFAから、2010年に開催が決定した
サッカーWカップに対して、エイズ対策についてのレターを受け取っている」
という記事を紹介しました。
その回答で、「サッカーを目的とした訪問客はエイズについて心配することは
ない」とコメントしたそうです。
平和維持のために国外へ派遣された兵士は、それなりにエイズ感染の危機にさ
らされるでしょうが、感染する確率は極めて低いのではないでしょうか?
数日前の新聞には、感染してもおかしくないような「兵士の行動が問題になっ
ている」という記事が掲載されていました。


◆暴行者5名を銃撃

男性は車を運転中に、5名が乗っていた車の運転に激怒し、ヘッドライトを点
燈して威嚇したそうです。
ヨハネスブルクの"Unigray"に帰宅したところ、5名が乗った車が尾行してき
て、庭で暴行されたそうです。
暴行後、5人組は車に乗って立ち去ろうとしたところ、暴行の被害にあった男
性は自分の車からリボルバー(連射銃)を取り出して、車の中の5名を銃撃し、
3人を死亡させ、1人に重症をおわせたそうです。
警察によれば、このような事件による死傷者数としては最高だそうです。

目撃者の証言によれば、男性は帰宅して家の外に車を駐車したところ、5人組
が、車の中にいる犯人の男性に向かって「なぜヘッドライトを点燈した」と怒
鳴っていたそうです。
目撃者によれば、「酔っ払いだと思った」そうです。

暴行を受けた男性は、「5人組は運転席の窓ガラスを壊して暴行をしたので、
銃を取り出して発砲した。救急薬品を家から持ってきて手当てしようと思った」
と説明しているそうですが、5人組は車の中で発車してから撃たれているため、
警察は男性を逮捕する前に事件の調査を進めているそうです。

自動車協会(Automobile Association)は、運転の10ヶ条なるものを発表し
ているそうです。
その中には、「車のドアロックをする」、「音楽を聴いてリラックスする」、
「他の車に威嚇されてもし返しをしない」などがあるそうです。

日本においても、「運転中にヘッドライトを点燈して威嚇したら、逆に幅寄せ
をされた」という話を耳にします。
日本では、暴行はよほどのことがなければ受けないでしょうが、車を停車させ
られて脅しぐらいは受けるかもしれません。

この事件を読んでいて驚くことは、「車の中に銃を持っている」ということで
す。
私は南アフリカ滞在時、「まさか車の中に銃はないだろう」と思っていたので
すが、クルーガー国立公園に入園時に彼らは銃を提示したのです。
公園内は銃の持ち込みが禁止されているため、紙袋に入れて封印するためです。
この時も、「ふだんは車の中に銃は入れてないのだろうが、遠くへ旅行するた
め持って来たのだろう」と思っていました。

南アフリカでは、銃の所持は認められているみたいですが、届け出が必要みた
いです。
最近では、隣国などからイリーガルの銃が密輸入されて、氾濫しているそうで
す。

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