虹の国・南アフリカ情報・2004
発行日時: 2004/7/12_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
★☆★ 『虹の国・南アフリカ情報・2004』 ★☆★ 2004.07.12
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◆100メートル競走で28.7秒の新記録?
南アフリカでは、幼児のロードレースや少年の遠泳などが、平然と行われてい
て、時々、世界記録達成やギネスブック登録のニュースなどが報じられていま
す。
幼児のロードレースなどは、日本ならば「成長期の幼児の健康によくない」と、
すぐに批判がおきそうです。
7月4日、ケープタウンのマンデラ公園スポーツ競技場で、100歳以上の
100メートル競走が行われ、オーストリアの人が持つ記録を7.3秒も縮め
て、28.7秒の世界記録を樹立したそうです。
しかし、電子時計がスタート前に壊れ、携帯型のストップウオッチで測定され
たため、世界記録の更新は認められなかったみたいです。
娘さんが、「時計が壊れていたので世界記録は認められない」と説明すると、
「また走る」と言ったそうです。
彼のコーチ(77)の、元スプリングボック・スポーツ選手の方が、記録が認
められないことに落胆したみたいです。
◆刑務所の囚人の死亡率がさらに増加
昨年の2月の新聞によれば、「南アフリカの刑務所での死亡原因の90〜95
%はエイズのためであり、1995年の7.5倍に増えた」と書かれていまし
た。
最近の年次報告によれば、1996年の自然死は211人だったそうですが、
昨年は1682人で、8倍になったそうです。
1995年は囚人1000人当たり1.65人が自然死だったそうですが、昨
年は9.1人になっているそうです。
南アフリカの刑務所には何人の囚人がいるのか分かりませんが、報告書によれ
ば7382人がエイズ感染者あるいは陽性者だそうです。
エイズの末期症状の囚人を仮釈放することも検討しているそうです。
南アフリカの友人たちと話していていて、よく聞かれたことは「日本には死刑
があるのか?」ということでした。
友人たちは死刑復活論を語っていたわけではないのですが、「だから犯罪が増
加した」と言っていました。
そして「エイズ感染者に仕事なんてありませんよ。捕まって刑務所に入れれる
のを待っているようなものだ」とも言っていました。
薄暗い夕闇の街角で、衣服だけがいやに目立つ”立ちんぼ”さんを見て、「彼
女たちの多くは近隣国から来ている。彼女たちはエイズに感染する心配がない。
もともとエイズ感染者だから」という言葉も聞かれたました。
先の2010年サッカーW杯の決定に先立ちFIFAは、もし南アフリカに決
定した場合、犯罪対策とエイズ対策を申し入れたそうです。
南アフリカは、「犯罪については、警察官の増員とIT導入で警備を強化する。
エイズについては、サッカー観戦を目的に訪問する人については何も問題ない」
と発表したみたいです。
◆南アフリカの小学校で電球が盗まれる
サントンシティ−(屋内のショッピング街)をブラブラと歩いていたら、少し
怪しげな男に「マスター、マスター」と声を掛けられることがあった。
男の手に握られた紙の中には、小粒の”キラリ”と光る物であったり、黄金の
チェーンであったりした。
それが本物か偽物かは分からなかった。
本物であっても盗品の類であったかもしれない。
ある時、男に声をかけられた。
物を見る前に「そんな物いらないよ」と言った時、男と目が合った。
男は”ニヤリ”と笑い、ポケットから白い紙を取り出して開いて見せた。
紙の中には白い粉が入っていた。
昨年の10月末の南アフリカの新聞に、「国際警察によると、南アフリカは世
界で4番目の大麻の密輸出国」というニュースが掲載されていた。
イギリスで没収された大麻のほとんどは南アフリカから輸入されたもので、
2000年に南アフリカの警察サービスによって没収された大麻は、世界で没
収された大麻の16パーセントだったそうです。
国連の調査によれば、世界で没収された4分の1は南部アフリカ(南アフリカ、
マラウイ、ナイジェリア他)の大麻という報告があるそうです。
国際警察によれば、南アフリカの大麻は主に東ケープ州やクワズール・ナター
ル州で作られているそうです。
また大量の大麻は近隣の国々からビニール袋やレンガの中に入れられて輸入さ
れているそうです。
ケープタウンの小学校では電球が盗まれるという被害が多発していて、ある小
学校の先生たちは、帰宅前に教室などの電球をすべて取り外しているそうです。
被害は今年の4月から多くなり、すでに今年のメンテナンス費用を使いきって
しまったそうで、児童たちは電球が取り付けられてない暗い教室で授業を受け
ているそうです。
この盗難には窃盗グループが関与していて、電球は"tik-tik"として知られて
いる薬(メタンフェタミン?)を吸うために密売されているみたいです。
電球はソケットの部分が取り除かれ、薬を電球の中に入れてライターで暖める
と"tik-tik"という音を出すそうです。
学校の説明によれば、電球の盗難だけでなく、薬使用者の低年齢化も問題にな
っているそうです。
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