『あふりかくじらの自由時間』【43】
発行日時: 2004/3/20○o.・゜゜・。★・。.・゜゜・○o.・..・゜゜・。★
あふりかくじらの
じゆうじかん
【43】
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ある程度は予測をしていたことではありましたが、帰宅したとたん
滝のようなFAXロール紙攻撃により、感熱紙が床の上で踊り狂っているのが
目に入ってしまい、思わずまたいで素通りしてしまったりもするのです。
某大学併設の某研究所で、冊子にわたしの書いたものを載せてくださる
ということで、その校正原稿ということでわざわざFAXで
送ってくださったものでした。
もっとも、載せていただけるだけで、いまの自分にはたいへんに
ありがたいことなのです。
★ ★
いかがお過ごしですか。
季節の変わり目ですが、風邪など召されていませんか。
こちらは臨時OLも終了し、ふたたび図書館で翻訳、の日々です。
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校正原稿を読む。
エディンバラ大学のアフリカ研究センターでのコースを終えて帰国後、
しばらくしてから母校の先生がお声をかけてくださり、大学の
「アフリカ地域研究」という講義でゲストスピーカーをさせて
いただいたのが二年前。
今回の原稿は、そのときの話を書き起こしたものである。
それと前後して、わたしは1998年のボツワナ・南アフリカでの
調査をエッセイ形式でまとめていた。
作家ベッシー・ヘッドを追いかけて、大学四年次に「ええい、行ってしまえ!」
と飛んでいった初めてのアフリカでの滞在の記録である。
(もっとも、実はまだ一度しか行っていないのだけれども)
ボツワナに行くまで。
ベッシー・ヘッドが暮らしたセロウェ村に行くまで。
彼女の息子のハワード・ヘッドと出会い、彼の母親そっくりの表情と
瞳の色に息がとまりそうになったこと。
B&Bからボツワナ大学へ通う日々。
たくさんのことがあったのを、ひとつずつ夢中で書き連ねていった。
これは、原稿用紙に換算して133枚になった。
根性のないわたしにしては、よく頑張ったほうである。
よく考えたら、この話をきちんと活字に印刷して世に出したことはなかった。
自分の中では何百回となく繰り返してきたお話なのに、まだこれからなのである。
出版社はなかなかうんといってくれないけれども(でも、ほめてはくれる)、
これをいつか出版物として世に出せればと思う。
一部のベッシー・ヘッド小説も然り。
★ ★
旅には、熟成させなければならない部分がある。
それは、帰国してすぐのある種上気した自分からあふれ出ることばと、
何年かを経てその記憶を熟成させたのち自分の中に沈殿している
純度の高いことばとの、密度の違いによる。
記憶が薄れていく部分もあるので、書きとめておくことは大切だが。
★ ★
いちど会社生活に戻り、アルバイトとして働いた。
もちろん、自分がアフリカ研究をしていることも、ものを書いているということも
どういう人生を生きてきたのかということも、イラク戦争開戦から一年たっても
また惨いテロが起きているのだとしても、関係のない世界。
でも、否応なしに目の前の現実世界のことに目を向けさせられる日々だ。
そして、わたしがわたしでなくとも別に良い、という場所でもある。
だから、アフリカの「ア」の字も口にしなかった。
そうだといって、決して否定するわけではない。
なんと、集中力の必要なことだろう。
★ ★
わたしでなければならない場所、わたしの属する場所とはどこであろうか。
★ ★
通訳者であり、環境ジャーナリストである枝廣淳子氏の著書とメールニュースを
立て続けに読んで、なんだかそのバイタリティに刺激されて、パワーを
引き出してもらったような気になっている。
そういうときは、アウトプットのときでもあるのではないかと思う。
このメールマガジンもまた、情報提供というよりもむしろ、思考整理や
日々の小さなことを考えたりすることによって、目を通してくださる方にとっても
地球のことに思いをはせるきっかけとなってくれればと、期待する。
★ ★
そろそろ、旅のことも樽の中で熟成してきたのではないかしら。
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イラク戦争が始まって丸一年たったということで、テロが激しくなるにつれ
戦争に反対する声があちらこちらで大きくなっています。
泥沼の感情論が、ひとの命を奪っていく結果となっています。
本日20日も、日比谷公園で大規模な反戦パレードがあるようです。
あなたは、どういうことをお考えでしょうか。
さて、今日も読んでくださりありがとう、です。
あふりかくじら
ご参考までに:
枝廣淳子HP http://www.ne.jp/asahi/home/enviro/
ジャパン・フォー・サステナビリティ http://www.japanfs.org/index_j.html
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『あふりかくじらの自由時間』【43】2004年 3月20日発行
【発行者】 あふりかくじら
【メール】 africanwhale@mail.goo.ne.jp
【URL】 http://africanwhale.hp.infoseek.co.jp/
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