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グッディーズ・クラシック輸入盤新譜情報

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グッディーズ新譜情報 08-04 No.5

発行日: 2008/4/4

※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

<audite>
AU 23415  2枚組  \2700
モノラル
ヴェルディ:レクイエム
ヒルデ・ツァデク(S) マルガレーテ・クローゼ(Ms)
ヘルゲ・ロスヴェンゲ(T) ボリス・クリストフ(Bs)
ウィーン楽友協会合唱団
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1949年8月14日ザルツブルク音楽祭ライヴ(ベルリンRIASによる収録)
生誕100年を記念してauditeからもカラヤンのシリーズがスタートします。
第1弾は1949年ザルツブルク音楽祭におけるヴェルディのレクイエム。戦後ま
もない復興期に行われたこのライヴはレクイエムという内容もあり、荒廃した
人びとのこころに深い感銘を与えたモニュメンタルな演奏として記憶されてい
ます。ここで迫真の演奏が生み出された背景には、戦争協力の廉による演奏活
動の禁止がようやく明けて、カラヤンとしてもほかに例を見ないほど異常なテ
ンションとエネルギーが漲っていることもその一因に挙げられるでしょう。加
えて、ソリストもヴェルディには欠かせない大バスのクリストフと名テナーの
ロスヴェンゲのふたりをはじめ、ウィーン国立歌劇場のメンバーだったツァデ
クに、ベルリン国立歌劇場のメンバーでザルツブルク音楽祭にもたびたび客演
したクローゼと、当時のベスト・メンバーが揃い踏み。気合のこもったアンサ
ンブルを聴かせています。
過去にも複数のレーベルから出ていましたが、このたびドイチュラントクル
トゥーアのオリジナル・マスター使用による正規初CD化。なによりかつてない
良好な音質は感銘もあらたにしてくれることでしょう。
なお、今後auditeのカラヤンのシリーズではベルリン・フィルとのライヴで、
モーツァルトのピアノ協奏曲第20番(ケンプ独奏)とジュピター、ベートーヴェ
ンの「エロイカ」と「合唱」のリリースが予定されています。




<AEON>
AE 0858  \2450
マーラー:リュッケルト歌曲集
ワーグナー:
ヴェーゼンドンク歌曲集、「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と「愛の死」、
ピアノ四重奏伴奏版/クリスチャン・ファーヴ編
フェリシティ・ロット(S)
シューマン四重奏団
【テディ・パパヴラミ(Vn) クリストフ・シラー(Va) フランソワ・ギュイエ
(Vc) クリスチャン・ファーヴ(P)】
ワーグナーの作品で最も甘美で濃厚な魅力にあふれている作品、「トリスタン
とイゾルデ」前奏曲と「愛の死」の珍しいピアノ四重奏による編曲版。演奏は
イギリスが誇る名ソプラノ、フェリシティ・ロットと名手テディ・パパヴラミ
が第一ヴァイオリンを務めるシューマン四重奏団。ピアニストのクリスチャン
・ファーヴによる編曲で、ワーグナーの響きの秘密が浮き上がるよう。官能的
で甘美な旋律の魅力に惚れ薬を飲まされたような酔いを感じます。またマーラ
ーのリュッケルト歌曲、ワーグナーのヴェーゼンドンク歌曲のピアノ四重奏伴
奏版も収録。フェリシティ・ロットの清廉な歌声、芸達者たちが揃ったシュー
マン四重奏団の濃厚なアンサンブルも聴き所です。

AE 0859  \2450
ブラームス:
ヘンデルの主題による24の変奏曲とフーガ Op.24、
スケルツォ 変ホ短調Op.4、ガヴォット イ長調、
ピアノ・ソナタ第1番 ハ長調 Op.1
ラウラ・ミッコラ(P)
録音:2006年7月12-14日
澄みきった音色と切れ味鋭い技巧が魅力のフィンランド出身の女流ピアニスト、
ラウラ・ミッコラによるブラームスの作品集。妻クララの誕生日に贈ったと言
われている難曲、ヘンデルの主題による24の変奏曲とフーガ、若きブラームス
の情熱が注ぎ込まれた大作、ピアノ・ソナタ第1番、また初期の作品スケルツォ
Op.4やグルックの「パリスとヘレネ」より編曲したガヴォット(これもクララに
献呈)など聴き応えのある内容。ブラームスの陽の部分に光を当てた演奏です。




<BIS>
BIS 1655  \2380
ドビュッシー:ピアノ曲全集 vol.4
(1)12の練習曲(1915) 
(2)新発見の練習曲(「組み合わされたアルペジオのための練習曲」の初稿)
(1915) (3)間奏曲(ピアノ三重奏曲からの編曲)(1880/1882) 
(4)6つの古代の墓碑銘(1914/15) (5)燃える炭火に照らされた夕べ(1917)
小川典子(ピアノ)
日本語仕様盤(KDC5037)がひと足先にリリースされ、「レコード芸術」4月号で
特選かつ大絶賛されている小川典子のドビュッシー第4集。難物として知られ
る練習曲集に小川が挑戦。技巧の鮮やかさはいつもながら、曲の良さを再認識
させられる語り口の巧さが光ります。近年発見された2篇も含め、ドビュッシ
ー・ファン必聴の一枚です。

BIS 1545  \2380
17世紀のトリオソナタ集
(1)フィアダンク:組曲イ長調 
(2)ニコラウス・ア・ケンピス:シンフォニア第2番「ドロローサ」
(3)シュメルツァー:ランターリー 
(4)ベッカー:ソナタ第26番イ長調 
(5)ローゼンミュラー:ソナタ ホ短調 
(6)ヴェックマン:ソナタ ト長調 
(7)ハッカルト:ソナタ第6番ニ短調 
(8)ブクステフーデ:トリオソナタ ト長調 
(9)ケルル:トリオソナタ ヘ長調/ビーバー:パルティータ第6番ニ長調
ロンドン・バロック【イングリッド・ザイフェルト、リチャード・グィルト
(Vn)、チャールズ・メドラム(バスヴィオール)、テレンス・チャールストン
(Cem, Org)】
名人集団ロンドン・バロック最新譜はドイツ圏作曲家のトリオソナタ集。BIS
でリリースされている彼らのイギリス、フランスに次ぐ「17世紀トリオソナタ
集」第3弾です。あえて大バッハを避けているのが彼らのこだわりでしょう。
いずれも滋味に満ちた逸品ばかりで、ロンドン・バロックのいぶし銀の芸風が
光ります。

BIS 1658  \2380
作曲家クリスチャン・リンドベルイII
(1)Asa-エレキ・ヴァイオリン、トロンボーン、増幅されたチェンバロと弦楽
のための 
(2)ジョー・ジャック・ビングルバンディット-トロンボーン独奏のための 
(3)アクバンク・ブンカ-トランペットと管弦楽のための 
(4)ジプシー・キングダム-トロンボーンと弦楽四重奏のための 
(5)血がとっても赤いから 
(6)ボンベイ湾のバラクーダ-トロンボーンとテープ
クリスチャン・リンドベルイ(Trb、指揮、朗読)、
リチャード・トニェッティ(Vn)、
ニール・ペレス・ダ・コスタ(Cem)、
ウーレ・エドヴァルド・アントンセン(Trp)、
オーストラリア室内管、ノルディック室内管、スウェーデン室内管
リンドベルイの作品、といってもマグヌスではなく、最近すっかり作曲づいて
いるトロンボーンの超人クリスチャンの方。トロンボーンの機能を追及したも
の中心なのは当然ですが、陽気で健康的な性格のリンドベリらしく、音楽も深
刻なところはなく、どこか不真面目な感さえ漂わせてなかなかのもの。ストリ
ンドベリ原作による「血がとっても赤いから」では朗読までこなす多才ぶり。
天才、といわざるを得ないと申せましょう。

BIS 1522  \2380
ファッテイン・ヴァーレン:管弦楽曲集 Vol.1
(1)パストラール Op.11 (2)ミケランジェロのソネット Op.17の1 
(3)感謝の祈り Op.17の2(4)交響曲第1番 Op.30 (5)ヴァイオリン協奏曲
エリセ・バトネス(Vn)、クリスチャン・エッゲン(指)スタヴァンゲルSO
近代ノルウェーの作曲家ファッテイン・ヴァーレン(1887-1952)。存在の重要
さに比べ、あまり録音に恵まれているとは言えない彼の管弦楽曲を、BISが全
3枚のシリーズでお送りします。その第1弾は1930-32年に作られた比較的小規
模な作品集。コラール「イエスはわが信条」に基づくヴァイオリン協奏曲な
ど感動的です。




<CSO・RESOUND>」
CSOR 901810  \2700
CSOR 901812(SACD-Hybrid)  \3250
(SACD Hybrid)
(1)プロコフィエフ:交響曲第3番ハ短調Op.44
(2)スクリャービン:法悦の詩Op.54
(3)ラヴェル:ボレロ
リッカルド・ムーティ(指)シカゴ交響楽団
録音:2007年9月14、15、16、19、20 & 21日
シカゴ、シンフォニーセンター、オーケストラ・ホール(ライヴ)
プロデューサー:ジェイムズ・マリンソン
エンジニア:クリストファー・ウィリス
シカゴ響2007/08年のシーズンは、1975年以来32年ぶりに‘凱旋’(シカゴ・サ
ンタイムズ紙)を果たした巨匠ムーティとともに幕を開けました。当コンビは
シカゴでの6公演に引き続いて、ローマ、ミュンヘン、パリ、ロンドンなどヨ
ーロッパの7つの都市を巡る楽団史上33度目のワールド・ツアーを敢行して大
成功を収めています。意外にもムーティとシカゴ響との初顔合わせとなるCSO
リザウンド最新アルバムでは、今シーズンのオープニングを飾り、またツアー
でも取り上げられたプログラムのうち、近年、巨匠が傾倒する強烈な色彩を放
つロシアものが選ばれています。
タイトルそのままにエロスを前面に出したスクリャービンの傑作と、スキャン
ダラスな自作オペラ「炎の天使」からの素材をふんだんに扱ったプロコフィエ
フの交響曲。ともに前衛的で神秘的、ときに凶暴でさえある官能と陶酔が支配
するふたつの作品は、ムーティにとってはフィラデルフィア管音楽監督時代
(1980-1992)のすぐれた録音(1990年)でも知られるように大のお気に入り。こ
こで世界有数の剛直なオケをリードする巨匠は、長年オペラで劇的なカンター
ビレと天性のリズムにより名を馳せただけに、こうした妖艶なる美をしなやか
な感性で歌い上げることにかけては天下一品。セクシーなまでに抗い切れない
魅力という点では、前回の華麗をきわめた演奏にもまして、CSOの肉感的なサ
ウンドがロシア勢に引けをとらない濃厚な味わいを醸し出しています。
なお、両作品でとりわけ光るのがトランペット・ソロ。名技といえばカップリ
ングのボレロがまた強烈。おあつらえ向きに各パートに見せ場が受け継がれて
ゆく屈指の名曲は、ムーティのライヴでの評判を踏まえればその白熱ぶりとい
い、フィラ管との旧録(1982年)を大きく凌ぐもの。スーパープレイヤー軍団
CSOの驚異的な実力にはもはやあきれるほかありません。
シカゴ・トリビューン紙でも、2006年以降空席のままとなっているCSO音楽監
督のポストへの最短距離にいるひとりとも目されている巨匠ムーティ。このた
びのアルバムはCSOとの確かな結びつきを裏付けるに十分な内容といえるで
しょう。





<Praga Digitals>
PRDDSD 250247(SACD-Hybrid)  \2780
ウェーバー:
(1)ピアノソナタ第3番ニ短調 Op.49
(2)舞踏への勧誘 Op.65
(3)ピアノソナタ第2番変イ長調 Op.39
ジャン=フランソワ・エッセール(フォルテピアノ:1874年エラール)
ウェーバーのピアノ曲は、彼一流のオペラ的旋律美に富み、ロマン的な雰囲気
に満ち、華麗な技巧を駆使した逸品ばかりですが、残念なことにあまり演奏さ
れません。かねて待たれていたオリジナル楽器によるディスクがついに登場し
ました。それもフランスの名手エッセールの演奏となると、期待するなという
方が無理でございましょう。夢にあふれた「舞踏への勧誘」、大規模なソナタ
など、軽やかなパッセージはさらに軽やかに、歌わせるところはよりたっぷり
と、何とも華に満ちた世界を繰広げています。エッセールは「ラ・フォル・
ジュルネ・ア・ジャポン」で「舞踏への勧誘」と「ソナタ第2番」を演奏
(5月6日 15:00)予定です。





<Calliope>
CAL 9369  \2180
ブラームス:
(1)弦楽六重奏曲第1番変ロ長調 Op.18
(2)同第2番ト長調 Op.36
ターリヒSQ、ヨゼフ・クルソニュ(Va)、ミハル・カニュカ(Vc)
ターリヒSQがついにブラームスの弦楽六重奏曲を録音。ブラームスの作品のな
かでもとりわけ甘美で、ルイ・マルの映画「恋人たち」にも使われ人気があり、
是非ターリヒSQの演奏で聴いてみたいもののひとつでした。プラジャークSQか
らヴィオラのクルソニュ、チェロのカニュカが助演、艶に満ちた音楽に仕上げ
ています。

CAL 9749  \2180
アルボラーダ-オルガンとギター
(1)スヴェーリンク:愚か者シモン (2)ソレール神父:協奏曲ト長調 
(3)モンサルバーチェ:ゆりかごの歌、ディヴェルティスマン第2番 
(4)ジャン・アラン:空中庭園、走馬灯、旋律課題
(5)グラナドス:オリエンターレ 
(6)アンドレ・イゾワール:タンゴ、ヴァルス、ハンガリー風
(7)ストラヴィンスキー:タンゴ (8)クープラン:恋のうぐいす 
(9)トルドラ:マリネラ、サルダーネ 
(10)グリーディ:物語、エレジアーカ (11)バルトーク:9つの農民歌 
(12)モンポウ:内なる印象 
(13)エルネスト・ハルフテル:羊飼いの踊り、ハバネラ
トリオ・アルボラーダ【アンドレ・イゾワール(Org)、パトリック・ギエム&
ディディエ・マーニュ(guit)】
フランスの名オルガン奏者イゾワールが1987年に結成したトリオ・アルボラー
ダ。2本のギターとポータブル・オルガンという異色の組み合わせでバロック
から20世紀までのレパートリーを聴かせます。タンゴではバンドネオン、バル
トークではバグパイプのような響きで意外な馴染みよう。スヴェーリンクやア
ラン作品ではポータブル・オルガン独奏で、イゾワールの神業を堪能できます。




<BBC LEGENDS>
BBCL 4234  \2180
ステレオ
ブラームス:ドイツ・レクイエムOp.45
ルチア・ポップ(S)トーマス・アレン(Br)
ロンドン・フィルハーモニー合唱団
クラウス・テンシュテット(指)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1984年8月26日ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール(ライヴ)
BBCアーカイヴ音源からの復刻。いまやレーベルの顔となったテンシュテット
がことし没後10周年を迎えるのに合わせて、ファンのあいだでは名高いドイツ
・レクイエムがBBC LEGENDよりリリースされます。
演奏内容はこの指揮者らしく精魂をすべて注いだ迫真の出来栄え。深深と開始
される第1曲から歌詞の一語一句を噛んで含むようなテンポで進みますが、高
揚する場面では熱く激し、そうかと思えば、つぎの瞬間にはマーラーでもみせ
る底知れぬ暗さという具合に、途方もない落差が印象的。直前に収録されたス
タジオ盤(1984年8月19、20、23、24、25日)でのノーマン&ヒュンニネンに替
わって、ソリストに起用された英国の誇りアレンと、とりわけいまは亡きポッ
プがチャーミングな彩りを添えている点も聴きどころといえるでしょう。

BBCL 4235  \2180
ステレオ
(1)ウェーバー:歌劇「オイリアンテ」序曲
(2)ティペット:コレルリの主題による協奏的幻想曲
(3)ブラームス:交響曲第4番ホ短調Op.98
(2)エリ・ゴレン,ベラ・ダカニ(Vn)・ヴィゲイ・デニス(Vc)
ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指)BBC交響楽団
録音:(1)1971年4月11日ロンドン、メイダ・ヴェイル、BBCスタジオ(ライヴ) 
(2)(3)1971年4月14日ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ライヴ)
すべてBBCアーカイヴ音源の復刻。ドイツ本流の巨匠シュミット=イッセルシュ
テット(1900-1973)が最晩年に行なった貴重なライヴがBBC LEGENDよりリリー
ス。ベルリンに生まれ、1945年ハンブルク北ドイツ放送響を創設、以後26年間
に渡り同オケを率いた巨匠は、地元ハンブルクやミュンヘンのほか、コヴェン
ト・ガーデンやグラインボーンといった英国のオペラハウスにもひんぱんに登
場しています。ここではドイツ音楽を語る上で欠かせないウェーバー、さらに
手兵北ドイツ放送響(73年)とのライヴでも誉れ高いブラームスが強靭でエネル
ギッシュなアプローチで最高の聴きもの。ティペットでは、同時代の作品を取
り上げることにも積極的だったかれの一面をうかがい知ることができます。

BBCL 4236  \2180
ステレオ
(1)エルガー:チェロ協奏曲ホ短調
(2)ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための協奏曲イ短調Op.102
(3)ドビュッシー:チェロ・ソナタ ニ短調
ポール・トルトゥリエ(Vc)
(1)サー・エイドリアン・ボールト(指)BBC交響楽団
(2)ヤン・パスカル・トルトゥリエ(Vn)
サー・ジョン・プリッチャード(指)BBC交響楽団
(3)アーネスト・ラッシュ(P)
録音:
(1)1972年11月14日ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ライヴ) 
(2)1974年4月17日ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ライヴ) 
(3)1959年2月10日ロンドン、BBCスタジオ(ライヴ)
ドビュッシーを除きすべてBBCアーカイヴ音源の復刻。大御所カザルスとも親密
な間柄にあったポール・トルトゥリエは、同じ時代を生きたフルニエやジャン
ドロンとともに20世紀フランスのチェロ界をリードしたひとりでした。このア
ルバムではトルトゥリエによる貴重なライヴの数々を楽しむことができます。
大権威ボールトの棒によるという点も魅力のエルガーは、ほかに2種のスタジオ
盤を残すトルトゥリエにとっては唯一のステレオによるライヴ。現在指揮者と
して活躍中の息子ヤン・パスカルとの親子共演が実現したブラームスでは、ス
タジオ盤でのフェラスとはまた違った趣きで聴かせます。

BBCL 4237  \2180
ステレオ
(1)ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲第4番ヘ短調
(2)シベリウス:交響曲第4番イ短調Op.63
サー・マルコム・サージェント(指)BBC交響楽団
録音:(1)1963年8月16日(2)1965年9月2日ロンドン、ロイヤル・アルバート・
ホール(ライヴ)
すべてBBCアーカイヴ音源よりの復刻。英国の名匠サージェント(1895-1967)が
その晩年に、もっとも得意としていたシベリウスとヴォーン・ウィリアムズを
振ったライヴ。いずれもスタジオ盤を残さなかったプログラムで、ヴォーン・
ウィリアムズは以前にもストコフスキーによる第8番とのカップリング(BBCラ
ジオクラシックス・廃盤)でリリースされたことがありますが、BBC響とは第1、
第2そして第5交響曲、また「フィンランディア」や「ポホヨラの娘」をウィー
ン・フィルと録音したシベリウスは完全初出のため、さらに貴重です。
英国に独自の演奏の伝統がいきづくシベリウスに、自国の大作曲家ヴォーン・
ウィリアムズによるふたつの第4交響曲。作品成立と同じ時代を生きたサージェ
ントがここで率いるのは、首席指揮者時代(1950-1957)を通じて、亡くなるま
で信頼の厚かった手兵BBC響。英国きってのすぐれた合唱指揮者としても知ら
れた腕前は美しいハーモニーで確かめられます。

BBCL 4238  \2180
ステレオ
(1)シューベルト:3つの小品D.946
(2)マルチヌー:ファンタジーとトッカータH.281
(3)ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」
(4)ショパン:マズルカOp.63-3
(5)スメタナ:フリアント
(6)同:演奏会用練習曲
ルドルフ・フィルクシュニー(P)
録音:1980年2月21日ロンドン、クィーン・エリザベス・ホール(ライヴ)
0すべてBBCアーカイヴ音源の復刻。シューベルト、ハイドン&ブラームスを弾
いた1969年のリサイタル(BBCL.4173)につぐ、フィルクシュニーのBBC LEGENDS
第2弾。前回から11年後、場所も同じクィーン・エリザベス・ホールでのリサイ
タルは、得意の「展覧会の絵」をはじめ、自国チェコのスメタナと、友人であ
り熱心な紹介者として知られたマルチヌーなど、きわめつけのレパートリーが
ならんでいます。1994年に世を去ったいまもファンの多いフィルクシュニー。
なるほど、高貴なピアニズムは一度聴いたら忘れがたい味わいを湛えています。




<MA RECORDINGS>
M 076A  \2940
J.S.バッハ:オルガン小曲集(オルゲルビュヒライン)
いざ来ませ,異邦人の救い主BWV599(2Ver.)
神よ,汝の慈しみによりてBWV600
主キリスト,神の独り子BWV601
全能の神に讃美あれBWV602
みどり児ベツレヘムに生まれぬBWV603
讃美を受けたまえ,汝イエス・キリストよBWV604
かくも喜びに満てるこの日BWV605
高き天より われは来たれりBWV606
天より御使の軍勢 来たりBWV607
甘き喜びに包まれBWV608
神を讃えまつれ,汝らキリストの徒よ,こぞりてBWV609
イエスよ,わが喜びBWV610
キリストをわれらさやけく頌め讃うべしBWV611
われらキリストの徒に今や喜び来たれりBWV612
われとともに神の慈しみを讃えよBWV613
古き年は過ぎ去りぬBWV614
汝にこそ喜びありBWV615
平安と歓喜もて,われはいまBWV616
主なる神よ,いざ天の扉を開きたまえBWV617
おお 神の小羊,罪なくしてBWV618
キリストよ,汝 神の小羊BWV619
われらに救いを賜うキリストはBWV620
イエス十字架につけられたまいし時BWV621
おお 人よ,汝の大いなる罪を悲しめBWV622
主イエス・キリストよ,われら汝に感謝すBWV623
神よ,われを助けて成させたまえBWV624
キリストは死の縄目につながれたりBWV625
われらの救い主なるイエス・キリストはBWV626
キリストは甦りたまえりBWV627
聖なるキリストは甦りたまえりBWV628
栄光の日は現れたりBWV629
今日 神の御子は勝利の凱旋をなしたもうBWV630
来ませ,造り主なる聖霊の神よBWV631
主イエス・キリストよ,われらを顧みてBWV632
いと尊きイエスよ,われらはここに集いてBWV634(2Ver.)
これぞ聖なる十戒BWV635
天にまします われらの父よBWV636
アダムの堕落によりて ことごとく腐れたりBWV637
われらに救いの来たれるはBWV638
われ 汝に呼ばわる,主イエス・キリストよBWV639
われは汝に依り頼む,主よBWV640
われら悩みの極みにありてBWV641
尊き御神の統べしらすままにまつろいBWV642(3Ver.)
人はみな死すべきさだめBWV643
ああ,いかにはかなく,いかにむなしきBWV644 
全49トラック
アンサンブル・マレノストルム
【アンドレア・デ・カルロ、レオナルド・ガルシア・アラルコン(ポルタティ
ーフ・オルガン/エテンヌ・ドゥベジュ製作)、マーティン・ツェラー(バロッ
ク・チェロ)、セリーヌ・シェーン(S)、モニカ・パストゥルニク(アーチリュ
ート)、セルジオ・アルバレス(Gamb)、ブライアン・フランクリン(Gamb)、
シモン・ボーモン(ボーイ・ソプラノ)】
J.S.バッハの名作オルガン小曲集は賛美歌(コラール)に基づき、当時の教会歴
に倣って編曲されています。演奏者には楽譜上だけでは捕らえきれない深い音
楽的アプローチ、熟考が必要となります。アンサンブル・マレノストルムのリ
ーダー、アンドレア・デ・カルロは原歌詞と賛美歌について、また他のオルガ
ン作品、カンタータとの関連性を検証し作品によっては数パターンの演奏を考
え出し収録しています。演奏はMA Recordingsではお馴染みのマーティン・ツェ
ラーやリチェルカーレ・コンソートのメンバーでありジョルジュ・サヴァール
とも共演するなど古楽界では引っ張りだこのソプラノ、セリーヌ・シェーンな
ど実力者揃い。レオナルド・ガルシア・アラルコンが演奏するポルタティーフ
・オルガンは携帯用パイプオルガン。右手で鍵盤を、左手で鍵盤の裏側にある
フィゴを動かし空気を送り込みます。ベルギーのオルガン製作家エテンヌ・
ドゥベジュによる中型の楽器を使用しています。




<BONGIOVANNI>
GB 2426  2枚組  \4360
モネータ:「ポリクローニオ伯爵」
アレッサンドロ・ルオンゴ(Br ポリクローニオ伯爵)
エレナ・チェッキ(S ジューリア)
アニーチョ・ゾルジ・ジュスティニャーニ(T シルヴィオ)
エレナ・バルトロッツィ(S フェリチャーナ伯爵夫人)
アレッサンドロ・カラマイ(Bs ピッローネ侯爵)
シモーナ・ボッターリ(Ms ドンナ・ポルツィア)
ニッコオ・アイロルディ(Br ストッピーノ)
リッカルド・チルリ(指)イ・ソリスティ・フィオレンティーニ
録音:2007年12月8-9日,ポッジョ・ア・カイアーノ,メディチ荘
非情に珍しい作品の録音です。ジュゼッペ・モネータ(1754-1806)は、フィレ
ンツェに生まれ、トスカーナ地方を中心に活躍した作曲家。1770、80年代に
広く活動しました。「ポリクローニオ伯爵」は喜劇。ポリクローニオ伯爵は
実は詐欺師。彼は、ピッローネ侯爵と、その嫌々ながらの婚約者ジューリア、
その母ポルツィアを騙そうと、夢が叶う不思議な儀式を取り行います。三人
に秘薬を飲ませて、若いジューリアを攫おうとしたものの、シルヴィオとフェ
リチャーナに邪魔されます。こんどは三人を目隠しして金品を盗もうとしま
すが、今度はシルヴィオが兵隊を連れてきて御用。オペラブッファではなく、
曲と曲の間が地の台詞で繋がれているフランスのオペラコミーク風の作風で
す。ロレンツォ・ディ・メディチに縁のあることで知られる、ポッジョ・ア・
カイアーノのメディチ荘での上演の収録。

GB 2425  \2180
マシャンジェロ:「シュナミの女」
レオナルド・ガレアッツィ(Bs ダヴィド)
マルコ・パウルッツォ(Bs ナタン)
マウラ・マウリツィオ(S アビサグ・スナミティデ)
シルヴァーノ・マランドラ(T アドニア)
マリアンジェラ・ステッラ(S 使者)
ドナート・レンゼッティ(指)アブルッツォ青年管弦楽団
録音:2003年9月5,7日
フランチェスコ・マシャンジェロ(1823-1906)は、イタリア中南部のアブルッ
ツォ州、アドリア海に面したランチャーノという町の生まれ。ナポリで音楽
を学んだ後、1847年に生地に戻り、教会の楽長を務め、そして亡くなってい
ます。作品は多数残していますが、オペラではなく宗教劇、あるいはオラト
リオ。「シュナミの女」は1874年に初演されたもの。シュナミの女とは、旧
約聖書に登場する、老齢となった古代イスラエルの王ダビデの体を温める役
を担った美少女アビシャグのこと。その美しさに、ソロモン王の異母兄アド
ニアが彼女を愛してしまった、というエピソードに基づいています。宗教劇
ですが、音楽はほとんどヴェルディ中期。生地ランチャーノでの蘇演の録音。
イタリアオペラ界の重鎮、レンゼッティの指揮がダイナミックな音楽で作品
の魅力を引き出しています。

GB 1205  \2180
ロッシーニ:「セビリアの理髪師」
プッチーニ:「外套」
ポンキエッリ:「ジョコンダ」
ヴェルディ:「仮面舞踏会」
ビゼー:「カルメン」
プッチーニ:「トスカ」
ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」
からのアリア,場面
エットレ・バスティアニーニ(Br)
録音:1954-1958年
8往年の名バリトン、エットレ・バスティアニーニのライヴ録音集。「セビリ
アの理髪師」は、1954年、ドイツのものと、1956年、ナポリのライヴと2種。
「外套」は1955年、フィレンツェ。「ジョコンダ」は1956年、フィレンツェ。
仮面舞踏会は1957年、フィレンツェ。「カルメン」は1958年、ナポリ。「ト
スカ」は、1958年、ブリュッセル。「アンドレア・シェニエ」は1958年の録音。

GB 2557  \2180
ヘンデル:「ベレニーチェ」
ロッシーニ:「セミラーミデ」
ヴェルディ:「シモン・ボッカネグラ」
ベルリオーズ:「ファウストの劫罰」
からのアリア
モーツァルト:アリア「お前と別れようとする時」K513
ラヴェル:「ドゥルシネア姫に思いをよせるドン・キホーテ」
トスティ:君なんかもう,最後の歌
ドニゼッティ:さらば、ブルネットの娘
カーン:オール・マン・リヴァー
ほか
ミルコ・パラッツィ(Bs) ホン・ジュ・フン(P)
録音:2007年9月2日
イタリアオペラ好きの間では既に名の知られたバス、ミルコ・パラッツィ。
1978年、リミニ生まれ。今年で30歳という若さで、なかなかの二枚目。ところ
が出てくる声は、見た目からは想像もつかないほど重厚で立派なバス。少なく
ともここ5年ほどは各地で引っ張りだこで、日本にも2005年のサンカルロ歌劇
場来日公演でのヴェルディ「トロヴァトーレ」のフェルランド役を歌っていま
す。あれを歌ったのが20代半ばの青年だとは、誰も思わなかったことでしょう。
このCDは、2007年9月2日に、マルケ州のアドリア海沿いの小さな町、モンテコ
ーザロで行われた演奏会のライヴ。ヘンデルからカーンまで、多彩な曲目を揃
えています。

GB 5151  \2180
テレマン:ヴァイオリン、オルガン、通奏低音のための協奏曲集 TWV42 全曲
協奏曲第1番 ニ長調 TWV42:D1
協奏曲第2番 ト短調 TWV42:g2
協奏曲第3番 イ長調 TWV42:A3
協奏曲第4番 ホ短調 TWV42:e4
協奏曲第5番 ロ短調 TWV42:b5
協奏曲第6番 イ短調 TWV42:a6
ファブリツィオ・アンメット(Vn)
ロドルフォ・ポンス・モンテロ(Org)
アンジェロ・シルヴィオ・ロザーティ(Cemb)
録音:2006年8月2-7日
たくさんの作品を残したテレマンには、まだまだ未知の楽しみがどっさり残っ
ています。このCDには、TWV42の協奏曲6曲全てを収録。協奏曲といっても、
ヴァイオリンと小型オルガンにチェンバロという編成。オルガンはソロ楽器扱
いで、通奏低音も兼務といった感じです。いずれも気持ちの良い曲ばかり。も
ちろんピリオド楽器による演奏。ファブリツィオ・アンメットとアンジェロ・
シルヴィオ・ロザーティはペルージャの演奏家。ロドルフォ・ポンス・モンテ
ロはメキシコ出身の奏者。




<DYNAMIC>
DYNDVD 33567(DVD-Video)  2枚組  \4180
字幕:伊英独仏西
ロッシーニ:「泥棒かささぎ」
ミケーレ・ペルトゥージ(Bs 代官)
マリオラ・カンタレロ(S ニネッタ)
ディミトリ・コルチャク(T ジャンネット)
マヌエラ・クステル(Ms ピッポ)
アレックス・エスポジト(Br フェルナンド)
ポオロ・ボルドーニャ(Br ファブリツィオ)
クレオパトラ・パパテオロゴウ(Ms ルチア)
ステファン・チフォレッリ(T イザッコ)
ほか
リュウ・ジャ(指)
ボルツァーノ・トレント・ハイドン管弦楽団,
プラハ室内合唱団
演出:ダミアーノ・ミキエレット
収録:2007年8月
2007年、ペーザロでのロッシーニ・オペラ・フェスティヴァルで話題騒然とな
った「泥棒かささぎ」がDVDで登場です。ロッシーニ・バスの重鎮、ペルトゥ
ージを筆頭に、スペインの若きプリマドンナ、カンタレロのニネッタ、ロシア
の新鋭テノール、コルチャクのジャンネットなど、非常に優れたキャストが揃
えられています。フェルナンド役のアレックス・エスポジトは、2008年4月の
ザルツブルク音楽祭制作「フィガロの結婚」日本公演でフィガロを歌う予定。
ジャは上海出身の指揮者。ミキエレットはイタリアの新進演出家。物語を少女
の夢の中の世界にするという大胆な発想が大評判になりました。序曲ばかりが
有名で、オペラ本体は上演も珍しいもの、このDVDは歓迎されることでしょう!

CDS 548  2枚組  \3780
タルティーニ:ヴァイオリン協奏曲全集第14集
協奏曲 ハ長調 D 7
協奏曲 ニ長調 D 28
協奏曲 ト長調 D 78
協奏曲 ニ長調 D 34
協奏曲 イ長調 D 103
協奏曲 イ長調 D 102
協奏曲 ヘ長調 D 68
協奏曲 イ長調 D 107
協奏曲 ニ長調 D 33
協奏曲 ヘ長調 D 65
協奏曲 ニ長調 D 31
カルロ・ラザーリ(Vnと指,D7, D68, D65)
ジョヴァンニ・グリエルモ
(Vnと指,D28, D78, D34, D103, D102, D107, D33, D31)
ラルテ・デッラルコ
録音:2006年9月17-19日,2007年6月24-26日
DYNAMICの進めるタルティーニのヴァイオリン協奏曲全集の新刊です。今回は
CD2枚、11曲が登場。このうち、D7、D103、D103、D102、D68、D107、D33、D65、
D31の、実に9曲が世界初録音!これだけでも大変貴重です。もちろん演奏は
ジョヴァンニ・グリエルモが中心となった高い水準のもの。CD2枚、タルティ
ーニをたっぷり楽しめます!



<HAENSSLER>
98 509  \2080
ハイドン:(1)テレジア・ミサ (2)戦時のミサ 
ヘルムート・リリング(指)
シモーナ・シャトゥロヴァー(S)、ルート・ツィーザク(S)、
ロクサーナ・コンスタンティネスク(A)、インゲボルク・ダンツ(A)、
コービー・ウェルシュ(T)、クリストフ・プレガルディエン(T)、
ヨーク・フェリクス・シュペーア(Bs)、ミシェル・ブロダール(Bs)、
ゲヒンガー・カントライ・シュトゥットガルト室内O、オレゴン祝祭O&Cho
録音:(1)2007年7月7-9日オレゴン州ユージーン、ハルト・センター・シルヴィ
ア・ホール、(2)1992年1月レオンベルク・シュタートハレ
円熟味を増すリリングによる、ハイドンのミサ曲。オレゴン音楽祭で録音され
たテレジア・ミサは、ライブ録音らしく、熱気にあふれたもの。また、少し前
の録音になる、戦時のミサは、隅々まで配慮の行き届いた、完成度の高い演奏
となっています。この2曲とも晩年の作品群に属しますが、晩年のミサ曲群の
中で交響曲の様式が存分に発揮できたので、ロンドンから帰国後、ハイドンは
交響曲を書かなかったという研究もあるほど。ハイドンが晩年に到達した、至
高な響きの音楽世界をリリングが示しています。

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