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Vol.158 “古典的な罠”ではないのか? 松井政就の『よく遊びよく賭けろ』
発行日時: 2006/10/20
Vol.158 “古典的な罠”ではないのか?
ディープインパクトのドーピング問題で新たな情報が報じられている。
日本から同行した獣医は、現地では勝手に投薬などの行為ができないらしく、そうした取り決め(制約)の件を知った上で改めて考えると、どうやらフランス側の「陰謀」ではないかと疑わざるをえない。例の薬物もフランスの獣医でないと投与できなかったとあれば、ディープは日本側の意図に反して「毒」を飲まされたということになる。
エルコンドルパサーがあれほど善戦したため、今度はマジでヤバイとフランス側が思ったのではないか。本当にヤラレそうなので、万が一優勝したら(ベンジョンソン式に)1着を剥奪してしまうことも出来るようにしたのではないのか。
これは、さほど邪推ではないかもしれないし、おそらくみんなそう思い始めているだろう。
今回ディープはたまたま3着だったが、もし優勝していたとすれば、この薬物の検査結果は一両日中にも発表され、歴史的スキャンダルとなっていたのではないか。なぜなら薬物の投与をしたことをあちら側の人間は最初から知っているからだ。
以上の情報を総合すれば池江さんらに責任がないことはもちろん、JRAにも責任はない。
しかしフランス側は死んでもそれを認めるわけがない以上、「日本陣営はインチキをして勝とうとした」という“実態の無い罪”を着せられたまま、今回の凱旋門賞は決着してしまうことに変わりはない。だからこそ「陰謀」なのだ。
改めて考えれば、これはよく商売でやられる古典的な罠とそっくりである。
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