Vol.111 次のビル名はディープインパクト? 〜菊花賞〜 松井政就の『賭け遊びコラム』
発行日時: 2005/10/22
Vol.111 次のビル名はディープインパクト? 〜菊花賞〜
八王子の外れ(当たりと言いたいところだが)に、「メリーナイス」というマンションがある。その存在を知ったのは約15〜6年前のこと。競馬ファンなら誰でも知っているメリーナイスという名前。それがなぜビルに付いているのか知人に聞くと、どうやらこのビルのオーナーが、62年のダービー連勝1−3を当てて建てたからだそうだ。
そのダービーと言えばメリーナイスが6馬身差で圧勝し、2着には22番人気のサニースワローが入り連勝(当時は枠連のみ)で6,280円の穴となったレースだ。ビルのオーナーはこの連勝をしこたま当て、その1着馬の名をビルに残したというわけだ。
この話を日本橋の競馬研究会「七冠馬」で話したところ、松田さんという論客が「それならばマンション名はサニースワローにしないとおかしい」とのたまった。なぜなら「連勝1−3があんなに荒れたのは、22番人気のサニースワローのおかげだからだ」といった。
言われてみればその通り。儲かったのはひとえに2着馬サニースワローのおかげだろう。松田さん、あなたは正しい!
さあ、菊花賞である。
ディープインパクト以外の馬に◎をつける人がいるとすれば、それは何か余程の家庭的事情か、誰かに脅されての事だろうから、それはそれでがんばってもらいたい。
出てくれば面白かったインティライミはダービーで果敢に勝負を挑み故障してしまったし、シックスセンスはディープさえいなければ重賞の一つや二つは勝てていた筈だし、アドマイヤフジはディープさえいなければ武豊が乗ってくれていた筈等々、ディープへの恨み節が聞こえてきそうだが、2着争いははっきりいってわからない。もちろん重賞未経験馬や前走条件戦だったような馬には出番はないが、かといって神戸新聞杯で上位に来た馬も、間違って負かしにいくようなことをすれば2着も危ないことはみんな知っている。それに、配当が低い…。
ならば別路線組はどうか?フサイチアウステル、ピサノパテック、アドマイヤフジというセントライト組は今回は馬よりも人に魅力あり。フサイチが来れば調教師の親子丼だし、ピサノが来れば岩田の2年連続連対だし、フジが来れば秋華賞に続いての「福武」だ。今晩じっくり考え、この中からどれか1点を選んで勝負としたい。2着にどれが来ても、「ディープインパクトが勝った菊花賞」と感じるだろう。そう思うと、ビルの名前をメリーナイスにしたオーナーの気持ちもわかるような気もする。(松田さんを上げたり下げたりしてしまった(ー_ー;
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