旅の本屋のまど「のまど通信」Vol.195
発行日時: 2008/3/21
やっと春らしく暖かくなってきたかなと思ったら、ここ数日、東京はまた少し寒さが
戻ってきています。気象庁の最新予想によると、明後日23日が桜の開花予定日
ということですが、これじゃあ肌寒い花見になりそうですね。それとも明後日
から急に暖かくなったりするのかな? チベットの問題も、急に良い展開が開け
るといいのに。。。それでは、今週ものまど通信をお楽しみください!(W)
◆ウェザーニュース「さくら情報」
http://weathernews.jp/sakura/index.html
◆天気.jp「さくら情報」
http://tenki.jp/skr/index.html
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<目次>
★のまどNEWS 〜 タイの雑誌「ワイワイタイランド」の取り扱いを開始!
〜 インターシフトさん北欧関連本フェアー、開催中!
〜 プチグラパブリッシングさん直取引開始記念フェアー、
新たにクルテク関連グッズを大量入荷!
★耳寄り旅情報 〜 KLMオランダ航空、カーボンオフセットサービス開始、
機体塗装でもCO2削減
★今週の入荷本 〜 古本
★編集後記
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★のまどNEWS(1) 〜 タイの雑誌「ワイワイタイランド」の取り扱いを開始!
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今週からまた新たな雑誌の取り扱いをスタートしました。
取り扱いを開始したのは、「ワイワイタイランド」というタイの月刊情報誌で、
タイ料理、 タイマッサージ、タイのお勧めスポット、タイ関係の求人情報などが、
日本語とタイ語の二つの言語で表記されているという、タイ好きには非常に魅力的な
内容になっています。
この雑誌を知るきっかけは、あるお客さんからメールで「そちらに雑誌『ワイワイ
タイランド』 は置いていますか」という問い合わせがあったからなのですが、そこ
からいろいろと調べていくうちに「これはタイ好きのお客さんが多いうちの店にも
置かないと」と思い、すぐに直接編集部と連絡をとってなんとか直で取引ができる
ことになった、というわけです。
この版元さんは、この「ワイワイタイランド」という雑誌だけでなく、「ザ・タイ
マッサージガイド」と「トムヤム君のタイレストランガイド」という2冊の単行本も
出していて、どちらも日本国内にあるほぼすべてのタイ料理店とタイマッサージの
お店が紹介されていますので、非常に便利なガイドブックとして貴重な本だと思います。
雑誌、単行本とも店頭での販売はもちろんのこと、オンラインショップからも購入
できますので、遠方の方はそちらをぜひご利用ください。また、バックナンバーの
取り寄せも可能です。
みなさまからのご注文・ご来店をお待ちしております。(店長)
◆雑誌「ワイワイタイランド」のオンラインショップからのご注文はこちら↓
http://www.nomad-books.co.jp/books/backnumber/waiwaithailand.html
◆雑誌「ワイワイタイランド」HP
http://www.waiwaithailand.com/
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★のまどNEWS(2) 〜 インターシフトさん北欧関連本フェアー、開催中!
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インターシフトさんとの直取引きを開始したのを記念して、店頭にてインターシフト
さんの北欧関連本のフェアーを開催中です。
インターシフトさんが現在出版されている北欧関連の本は全部で5点ありますが、
新刊で「東欧ブルガリア・ルーマニアのなつかしいモノたち」という本が
入荷しました。
これまた東欧ならではのカワイイものがたくさん紹介された本ですので、
北欧に興味のある方だけでなく、東欧の雑貨に興味のある方もぜひこの機会に
まとめてご購入いただければと思います。
現在はまだ店頭のみ展開ですが、近々にオンラインショップからも購入できる
ようにしますので、遠方の方はもう少々お待ちください。
みなさまからのご注文・ご来店をお待ちしております。(店長)
◆北欧ライフスタイリング
http://hokuouls.com/index.html
◆インターシフト
http://www.intershift.jp/
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★のまどNEWS(3) 〜 プチグラパブリッシングさん直取引開始記念フェアー、
新たにクルテク関連グッズを大量入荷!
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プチグラパブリッシングさんとの直取引きを開始したのを記念して、現在店頭にて
プチグラパブリッシングさんオススメの書籍と雑貨のフェアーを開催中です。
当初は、キノコグッズ関係をメインに展開していたのですが、好評で売り切れた
商品もありますので、新たにクルテクのキャラクター商品を多数入荷しました。
クルテクのぬいぐるみや木製のストラップ、マグカップやノートなど
どれも他では手に入らないかわいいオリジナルグッズばかりですので、
クルテクファンの方は見逃せませんよ。
ちなみに店頭にない本やグッズは取り寄せも可能ですので、
プチグラパブリッシングさんのHPを一度チェックしてみてください。
みなさまからのご注文・ご来店をお待ちしております。(店長)
◆プチグラパブリッシング
http://www.petit.org/
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★耳寄り旅情報 〜 KLMオランダ航空、カーボンオフセットサービス開始、
機体塗装でもCO2削減
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今回は、KLMオランダ航空が、今流行りの「カーボンオフセット」サービスを開始した
、という情報です。
最近は、この「カーボンオフセット」という言葉を聞かない日はないくらいに、連日
テレビや新聞などのメディアで取り上げられるようになってきましたが、私はこの
「カーボンオフセット」という仕組みがどうも気に入りません。日本ではまだまだ浸透
していないこの制度ですが、欧米、特にヨーロッパでは非常に普及していて、中には
自分が1日に出すCO2の量を測定できるサイトがあって、そこではその自分が出した
CO2をお金を払うことによって相殺できるようにしてあるらしいのですが、なんかちょっと
偽善的な匂いとあとは新たなビジネスの匂いがして、今のところ素直には受け入れられ
ない自分がいます。そりゃ環境問題には興味があるし、このままの経済活動を続ける
のはマズイとは思いますが、だからといってCO2のことばかりを優先して暮らすのは、
本末転倒のような気がします。寄付の文化が根付いている欧米ではOKかも知れません
が、日本ではあんまり普及しないと思うんだけどなあ。(店長)
◆KLMオランダ航空「CO2ゼロ」キャンペーン
http://www.klm.com/travel/jp_ja/about/co2/index.htm
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<KLMオランダ航空、カーボンオフセットサービス開始、機体塗装でもCO2削減>
KLMオランダ航空(KL)はこのほど、航空機の利用により排出される二酸化炭素を、
クリーンエネルギー・プロジェクトへの寄付で相殺するサービス「CO2ゼロ」を開始した。
KLのウェブサイトから、オンライン予約、またはインターネットチェックインをする際に
任意で参加ができ、寄付金は全額、風力発電や太陽エネルギーなどの
プロジェクトに支払われる。
そのほか、機体のリニューアルにあわせ、最新技術導入によるCO2排出削減と
運航効率の向上を目指している。新しい機体塗装システムで機体の重量が15%
減少し、排出するCO2の削減につなげる。この塗装は洗剤と水だけでグリース
(潤滑剤)を除去でき、乾燥時間も短縮できる。現在は貨物機1機を含む合計4機
に使用されており、今後も増やしていく予定だ。
また、「CO2ゼロ」サービスの開始を記念して、4月20日までにKLウェブサイトから
ヨーロッパ旅行をオンライン予約、購入し、4月1日から6月30日の期間にインター
ネットチェックインした利用者全員に、オリジナルエコバックを提供するキャンペーン
を実施する。応募は、チケット購入後に、ウェブサイト内のフォームに必要事項を
入力し、送信すること。
*「日刊トラベルビジョン2008年3月17日号より」
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★今週の入荷本 〜 古本
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【古本】
今回入荷した古本は全部で28冊。
その中から何冊か紹介を。
まずは、佐野真一氏の「旅する巨人 宮本常一と渋沢敬三」です。
本書は、ノンフィクション作家として数多くの著作を発表している著者が、
柳田国男以後、最大の功績をあげたといわれる民俗学者・宮本常一の人と業績を
自筆恋文など発掘資料で追いかけつつ、その彼を物心両面で支えた器量人・渋沢敬三の
との精神的な繋がりを丹念に描いた1冊で、第28回の大宅ノンフィクション賞を受賞した
名著です。
昨年の2007年は宮本常一の生誕100周年だったということもあって、全国各地でそれを
記念した催しものが開催されましたし、出版界でも数多くの記念本が発売されて
「プチ宮本常一ブーム」的な動きがありました。私は、彼の存在を知ったのはそんなに
昔ではないのですが、そのきっかけになったのはあの有名な名著「忘れられた日本人」
です。確か10年ぐらい前に、雑誌「ダ・ヴィンチ」で芸能人にオススメ本を聞くという
企画が あった際に、あのスピッツの草野氏が紹介していたのを見て読んだのですが、
非常に興味深い内容だったので食い入るように読んだ記憶があります。それ以降、
それまであまり関心のなかったサンカやアイヌといった日本の少数民族の存在が気に
なるようになったこともあって、「忘れられた日本人」は私の中では今では非常に
大切な本の中の1冊になっています。彼の生まれ故郷である山口の周防大島には彼の
業績を記念して建てられた「周防大島文化交流センター」があるので、ぜひ一度
訪れてみたいなあ。
◆周防大島文化交流センター
http://www.towatown.jp/koryu-center/koryu.html
次は、中谷綾子アレキサンダーさんの「サッカーW杯 英雄たちの言葉」です。
本書は、南米生まれのスポーツライターである著者が、ベッカム、フィーゴ、
ロナウジーニョ、ジダン…、世界中を熱狂させるスーパースターたちにインタビュー
をして、彼らが率直に語った故郷、家庭、そして苦悩などを未公開エピソードを
交えながら紹介した1冊で、試合だけでは分からない彼らの人間的な魅力を
浮き彫りにした内容になっています。
ここに名前が挙がっている選手たちはみんな本当にスゴイ選手ばかりですが、
この中で唯一バロンドールを受賞していないのがベッカムなのです。彼は、今は何故か
アメリカのプロリーグに所属しているのですが(まだヨーロッパで充分できたはず)、
マンチェスターUに所属していた時が最高に彼が輝いていた時期で、1999年には
チャンピョンズリーグ、プレミアリーグ、FAカップの3冠を達成するという偉業を
成し遂げ、その年はベッカムがバロンドールを受賞するのは間違いないといわれて
いたのに結局その年はリバウドが受賞してしまったのです。どうも、彼はそのルックス
ゆえに実力が正当に評価されてないのですが、彼は間違いなく近年のイングランド選手
の中では最高の選手の内の一人でしょう。最近、イングランド代表監督にあのレアル
の時に不遇を味わったイタリア人のカペッロが就任しましたが、今後ベッカムが
イングランド代表に呼ばれることはあるのでしょうか?
◆ロサンゼルス・ギャラクシー公式サイト
http://la.galaxy.mlsnet.com/t106/
◆歴代バロンドール受賞者
http://members.jcom.home.ne.jp/wcup/BallondOr.htm
最後は、水木しげる氏の「精霊の楽園 オーストラリア」です。
本書は、妖怪冒険家・水木しげる氏とノンフィクション作家・大泉実成氏がコンビを
組んで海外の聖地へ旅するシリーズの第三弾で、今回はオーストラリア先住民
アボリジニを訪ねて、首長ガメのバーベキュー、イモムシの巨岩、中央砂漠の聖巡礼、
野生の巨大ワニ、お化けの滝キャンプ、雷の岩絵など怪しくも不思議な旅を
まとめた内容になっています。
アボリジニというと、最近オーストラリアの首相が、20世紀初頭から1970年代にかけて
国が行っていたアボリジニ親子の強制隔離政策について謝罪したといったニュースが
話題になりましたが、オーストラリアという国はどうも国の政策に一貫性がないような
気がします。先日も、日本の商業捕鯨に「野蛮な行為」ということで断固反対の姿勢を
示していたのですが、その一方でカンガルーが増え過ぎたから間引きするという政策を
発表をして、国内からも「矛盾している」という非難の声があがっています。また、
以前は「白豪主義」という白人優遇政策をあからさまにやっていたかと思えば、なぜか
サッカーではアジアサッカー連盟に加盟してみたりと、どうもよく分かりません。
オーストラリアという国はこの先一体どういう方向性へ進みたいのでしょうか?
(店長)
◆アボリジニについて
http://www.tradition-net.co.jp/door/door_oz/oz_aboriginal/aborigini.htm
◆水木しげる公式サイト
http://www.mizukipro.com/
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◆単行本 販売価格(値段は税込です)
・すばらしい新世界 (単行本) 池澤夏樹 1,400円
・ワイルド・アット・ハート (単行本) ロバート・ハリス 800円
・国マニア (単行本) 吉田一郎 2,300円
・旅する巨人 (単行本) 佐野真一 1,300円
・サッカーW杯 英雄たちの言葉 (単行本) 中谷綾子アレキサンダー 350円
・シマノホホエミ (単行本) 長野陽一 900円
・音の棲むところ (単行本) 宮沢和史 3,000円
・東京おさぼりマップ (単行本) 東日本仕事と憩い研究会 600円
・アジア新聞屋台村 (単行本) 高野秀行 800円
・小さきものの祈り (単行本) 新井容子 900円
・無敵のソウル (単行本) まのとのま 700円
・不思議の国エジプトへ行こうよ! (単行本) 西村あつこ 1,200円
・シーズンチケット (単行本) ジョナサン・タロック 700円
・パリジェンヌのパリ20区散歩 (単行本) ドラ・トーザン 1,200円
・パリの友達 (単行本) やまだないと・ナツヨウコ 800円
・プーチン、自らを語る (単行本) ウラジミール・プーチン 3,000円
・チェコへ行こう! (単行本) すげさわかよ 1,000円
・ムーミン谷の名言集 (単行本) トーベ・ヤンソン 900円
・サバンナの話をしよう (単行本) 神戸俊平 800円
・精霊の楽園 オーストラリア (単行本) 水木しげる 1,500円
◆文庫本 販売価格(値段は税込です)
・宗教世界地図 (文庫) 石川純一 200円
・マリファナ青春旅行 上・下 (文庫) 麻枝光一 2冊で600円
・ずんちゃちゃカメラ節 (文庫) 蜂谷秀人 550円
・水滴 (文庫) 目取真俊 350円
・オイシイ韓国、極上のソウル 男性編 (文庫) 芦部聡:編 400円
・ヨーロッパ退屈日記 (文庫) 伊丹十三 800円
・ロシアは今日も荒れ模様 (文庫) 米原万里 350円
*これらの本のご注文をご希望の方は、メールにてご連絡ください。
info@nomad-books.co.jp
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★編集後記
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チベットのデモ鎮圧問題は、どうも国際問題に発展していきそうな気配ですね。
中国政府は今回の騒動を「すべてはダライ・ラマ14世が仕組んだ謀略である」として、
中国側にはまったく非がないかのような声明を発表していますが、インターネットや
衛星画像などがある現代において真実を隠し通すことはそんなに簡単なことでは
ないということは、中国も理解しているはずなのですが、そこを敢えてこんな風に
傲慢な態度に出れる中国というのは本当に「中華思想」が心底身についている
のですね。フランスの外相などは「北京五輪の開会式をボイコットすべきだ」と
訴えていますし、仏教徒である俳優リチャード・ギアも中国政府が今回とった
武力行使に対して激しく非難する声明を出しています。ところが、日本政府はと
いうと、なぜか中国政府に対して懸念を表明するのみ、というなんとも歯がゆい
対応しかとっていません。おそらく、同じようなあいまいな声明しか発表していない
アメリカに同調したのでしょうが、これではいつまでたっても中国に外交政策では
やられっぱなしの状態が続くでしょうね。うーん、情けない。(店長)
◆ダライ・ラマ法王日本代表部事務所
http://www.tibethouse.jp/home.html
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