気鋭の経営コンサルタント藤原雄一郎が時事問題に鋭く切り込みます。政治、経済の旬の話題をわかりやすく解説し、ビジネスマンとして必須の情報に仕上げます。これであなたは時代の変化を的確に一掴み!
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藤原雄一郎の時事通信 消えた年金問題 自治労の責任を改めて問う
発行日: 2007/12/17
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メールマガジン584号 2007/12/17日発行(月・水・金発行)
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□□ 消えた年金問題 自治労の責任を改めて問う □□
社会保険庁は10日、来年4月以降の作業によっても統合できない恐れがある
記録が945万件あるとの調査結果をまとめました。ここに政府公約である来
年三月までに統合すると言っていた公約は果たせないことが明確になりました。
ほとんで忘れかけてきた頃に、また年金問題で、政府に逆風が吹いてきました。
その大きな原因は余りにも無責任な社会保険庁の仕事ぶりにあります。
中でも「働かない組合:自治労」の果たした役割はきわめて大きなものがあり
ます。社会保険庁では自治労の中でも一番働かないことに強硬な「国費評議会」
が猛威をふるっていました。今では国民の多くが知っている。「コンピュータ
の導入で組合員の仕事が無くなると困る」「便利になると相談者が押しかけて
労働強化になる」との「反合理化」の砦としての取り組みでした。
このような職場で責任のある仕事が出来たかどうかは誰の目にも明らかです。
もちろん「事なかれ主義」でこのような横暴な勢力と戦わなかったエリート官
僚の責任は実に重いものがあります。歴代長官の責任追及もいつの間にかうや
むやになってしまいました。
時代錯誤の自治労の行った過去の罪悪のツケは今、静かに日本全国を食いつぶ
しつつあります。大阪市の職員厚遇問題や、杜撰な放漫経営も「働かない組合」
と「事なかれ主義の官僚」との癒着と公私混同がその大きな原因でした。
このような勢力が、今また勢力を増してきていることに危惧を抱かざるを得ま
せん。大阪市では市長選挙で、このような「働かない組合」の支援を得た市長
が当選しました。またねじれ国会の参院民主党で中心となって活躍しているの
は日教組出身者ですし、民主党参院は組合出身者など抵抗勢力の牙城でもあり
ます。
過去、これほどの禍根を残した「働かない組合:自治労」がその影響力を根絶
されるどころか復権していることに恐怖を感じます。「税金を食い物にするエ
リート官僚」に「働かない組合:自治労」の組み合わせは実に強固です。せっ
かく強硬に改革を進めてきた小泉・安部路線が、福田・民主党路線で骨抜きに
なろうとしています。
これで増税に走られたのでは目もあてられません。「官僚」と「組合」をセッ
トにして、厳しい改革を推し進めるように、私たちは今一度決意を新たにした
いものです。さもないと日本の行政のあちこちで社会保険庁のようなデタラメ
な仕事が蔓延してしまいます。この点を忘れてはならないと思います。
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