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藤原雄一郎の時事通信:「君が代訴訟」 朝日対産経 社説の大違い

発行日: 2006/9/25

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メールマガジン423号   2006/09/25日発行(月・水・金発行)
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□□  「君が代訴訟」 朝日対産経 社説の大違い  □□

新聞を私たちは絶対的な真理と信じやすい傾向があります。しかし日本の新聞
には正反対の見解が掲載されることがしばしばあります。通常私たちは一つの
新聞しか読んでおらず、複数の新聞を読んで「どれが真実か」を調べる人は希
です。その結果朝日新聞の読者は知らず知らずの間に左翼に、産経新聞の読者
は右翼に誘導されがちです。

このほど、都立高校の卒業、入学式に向け、教職員に国歌斉唱などを義務付け
た都教委の通達をめぐり、東京地裁はこれを違法と判断し、都に賠償を命じま
した。これを巡り新聞の意見対立が顕著にあらわれました。

産経新聞の社説のタイトルは「【主張】君が代訴訟 公教育が成り立たぬ判決」
です。読売新聞は[国旗・国歌訴訟]「認識も論理もおかしな地裁判決」です。
これに対して毎日新聞は「国旗・国歌 「心の自由」を侵害するな」であり、
朝日新聞は「国旗・国歌 「強制は違憲」の重み」とまさに意見はまっぷたつ
です。

産経新聞は「裁判長は「日の丸、君が代は、第二次大戦が終わるまで、軍国主
義思想の精神的支柱だった」とも述べ、それに反対する権利は公共の福祉に反
しない限り保護されるべきだとした。これは一部の過激な教師集団が国旗・国
歌に反対してきた理由とほとんど同じだ。裁判所がここまで国旗・国歌を冒涜
(ぼうとく)していいのか、極めて疑問である。」と言い切っています。

そして「国旗国歌法は7年前、広島県の校長が国歌斉唱などに反対する教職員
組合の抵抗に悩んで自殺した悲劇を繰り返さないために制定された。教師には
国旗・国歌の指導義務があることも確認された。指導要領も教師の指導義務を
うたっている。東京地裁の判決は、こうした審議経過や指導要領の趣旨を十分
に踏まえたものとはいえない」とも言っています。

一方朝日新聞は「私たちはこれまで社説で、「処分をしてまで国旗や国歌を強
制するのは行き過ぎだ」と批判してきた。今回の判決は高く評価できるもので
あり、こうした司法判断の流れを支持する。」と言っています。皆さんの判断
はどのようなものでしょう。

小泉首相は「国旗、国歌を大切にし、国を愛するのは法律以前の常識」と言い
放っています。私自身は、教育基本法の改正で、その全文に「国を愛するここ
ろ」を入れることについて教育現場で大反対が起こっているのが不思議でなり
ません。国を否定する過激な教師集団に教えられた生徒は一体どうなるのでしょ
うか。それは荒廃した日本の現状を見ればあきらかです。

私の息子は日教組の影響の強い広島で教育を受けたため、国歌も歌えません。
別段国歌を歌えなくても良いのですが、「国家は悪」という教育はいかがなも
のかと思うのです。

朝日新聞や日教組は、「国家は悪の前提にたった戦後民主主義」を大切に育て、
類い希なる成果を確立したと自負する勢力です。そして産経は真っ向から対立
しています。そして何より注目すべきは安倍政権が産経よりであると言うこと
です。これから激しい戦いが始まります。

どちらに軍配を上げるかは、世論という皆さんの声なき声です。さあ皆さんは
これからどう判断されますか?私は阿部政権、産経よりであると言うことを頭
に入れて、色眼鏡がかかっていると認識して、これからの藤原通信を楽しんで
ください。


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